株式会社ゼネテック logo

株式会社ゼネテック

4492東証スタンダード情報通信業

株式会社ゼネテック logo
株式会社ゼネテック4492

システムソリューション事業

組込みソフトウェア・ハードウェア一体型開発を主軸とするグループ最大セグメント

期間今期前期増減率
セグメント売上高(2026年3月期通期)6,798百万円4,759百万円(セグメント間内部売上含む計)
セグメント利益(2026年3月期通期)1,504百万円1,259百万円
セグメント利益率(2026年3月期通期)22.1%26.4%
ソフトウェア開発売上高(2026年3月期通期)5,185百万円3,237百万円(前期比60.2%増)
システム開発売上高(2026年3月期通期)1,612百万円1,522百万円(前期比5.9%増)
セグメント資産(2026年3月期末)3,092百万円3,283百万円

事業詳細

自動車・鉄道等モビリティ分野やデジタル家電・産業機器の組込みソフトウェア開発と、ソフトウェア・ハードウェア一体型のシステム開発の2本柱で構成。2025年4月連結のモアソンジャパン(デジタル楽器SW・産業用ロボット制御・放送局向け開発等)が加わり事業領域が大幅拡充。グループ売上高の60%超を占める中核セグメント。

直近の概況

モアソンジャパン連結効果で売上高42.8%増、利益率は低下

2026年3月期は2025年4月連結のモアソンジャパン(ソフトウェア開発売上高1,769百万円)が加わり、セグメント売上高は6,798百万円(前期比42.8%増)と大幅増収。既存ソフトウェア開発も自動車メーカー向け・Tier1向け案件増加で3,416百万円(前期比5.5%増)。FPGA開発・産業機器向け新規案件増加でシステム開発も1,612百万円(前期比5.9%増)。一方、ハードウェア部材の仕入価格上昇によりシステム開発が前期比減益となり、セグメント利益率は22.1%(前期26.4%)に低下。2027年3月期はシステム開発主要顧客の生産調整に伴う減収影響をソフトウェア開発が補完する見通しで、売上高7,070百万円(前期比4.0%増)を予想。

主要プロダクト

service
組込みソフトウェア開発(モビリティ)

自動車メーカー・Tier1企業向けの車載ソフトウェア開発を中心に、鉄道車両関連案件も手掛ける。SDV化の進展に伴い高付加価値案件が増加傾向。モアソンジャパン連結後は産業用ロボット制御開発も加わった。

service
組込みソフトウェア開発(デジタル家電・産業機器)

デジタル家電や産業機器の組込み系ソフトウェア開発を担う。モアソンジャパン連結によりデジタル楽器のソフトウェア開発、生産管理・品質管理システム、放送局向け開発等が事業領域に加わった。

service
システム開発(ソフトウェア・ハードウェア一体型)

ソフトウェアとハードウェアを一体で受託するシステム開発。FPGA開発や産業機器向け新規開発案件が増加。ハードウェア部材の仕入価格上昇が利益率に影響しており、2026年3月期は前期比増収ながら減益となった。

service
EVC関連開発(Engineering Value Chain)

2026年3月期よりエンジニアリングソリューション事業からシステムソリューション事業へ報告セグメントを変更。製造プロセスの設計部門を中心とした一連のシステム開発を担う。

成長ドライバー

  • モアソンジャパン連結化による事業領域拡充(デジタル楽器SW・産業用ロボット制御・放送局向け開発等)
  • 自動車メーカー・Tier1企業との直接取引増加および統合ECU等の高付加価値車載案件への注力
  • SDV(ソフトウェア定義型車両)・ADAS等の成長市場における開発提案の推進
  • FPGA開発案件・産業機器向けSW/HW一体開発の新規案件獲得
  • エッジコンピューティングやFPGAを核とした新規顧客開拓(中期経営計画2026-2028の重点施策)
  • 開発フィールドのシフトチェンジによる事業領域拡大と収益力強化

リスク

  • ハードウェア部材の仕入価格上昇によるシステム開発の利益率悪化
  • システム開発主要顧客の生産調整に伴う減収リスク(2027年3月期に顕在化見込み)
  • 米国通商政策(関税措置)による自動車産業への影響と開発投資抑制リスク
  • プロジェクト単位での開発工数超過による採算悪化リスク
  • 高付加価値案件対応に必要なITエンジニアの採用・確保難
  • モアソンジャパン統合に伴うのれん・顧客関連資産の償却負担増加

最終更新: 2026年6月25日