三洋化成工業株式会社4471
生活・健康産業関連分野
高吸水性樹脂事業撤退完了後、界面活性剤等高付加価値製品へ転換中のセグメント
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(通期) | 17,561百万円 | 30,680百万円 | ↓ |
| 営業利益(通期) | △167百万円 | 176百万円 | ↓ |
| セグメント資産 | 17,623百万円 | 19,362百万円 | ↓ |
| 減価償却費 | 1,404百万円 | 1,976百万円 | ↓ |
| 有形固定資産及び無形固定資産の増加額(設備投資) | 882百万円 | 986百万円 | ↓ |
事業詳細
洗剤・洗浄剤用界面活性剤、ヘアケア製品用界面活性剤、医薬品原料などを製造・販売するセグメント。サンケミカル㈱、サンノプコ㈱、サンヨーカセイ(タイランド)リミテッド等の国内外子会社が製造・販売を担う。新中期経営計画2025に基づく構造改革の主戦場として、高吸水性樹脂事業からの撤退が完了し、汎用品からの脱却と高付加価値製品への事業ポートフォリオ転換を推進している。
直近の概況
高吸水性樹脂事業撤退完了により売上高は前期比42.8%減、営業損失に転落
2026年3月期は高吸水性樹脂事業からの撤退に伴い売上高は17,561百万円(前期比42.8%減)と大幅に減少し、営業損失167百万円(前期は176百万円の営業利益)に転落した。事業構造改革費用として230百万円(名古屋工場の生活・健康産業関連製品製造設備に係る減損損失等)を計上。撤退による収益性改善効果はグループ全体の営業利益改善に寄与しているものの、セグメント単体では黒字化に至っていない。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 高吸水性樹脂事業撤退完了による不採算事業の整理と収益構造の改善(グループ全体の営業利益改善に貢献)
- 界面活性剤・医薬品原料等の高付加価値製品への事業ポートフォリオ転換の推進
- 『ものづくり大改革』によるサプライチェーン全体のコスト削減・運転資本圧縮の継続的推進
- 『生産設備改革』による生産設備の統廃合・集約化を通じた固定費削減
リスク
- 高吸水性樹脂事業撤退後の売上規模縮小(前期比42.8%減)により収益基盤が大幅に縮小し、営業損失が継続するリスク
- 中国製品の日本・アジアマーケットへの流入継続による界面活性剤等の価格競争激化
- 高付加価値製品への転換が想定より遅れるリスク(新中期経営計画2025の最終年度における進捗遅延)
- 中東情勢の緊迫化による原料(原油・ナフサ等)価格の急騰や海上輸送コスト上昇によるコスト増加リスク
- 事業構造改革費用の追加計上リスク(撤退後の設備撤去・土壌回復等に伴う追加費用の発生可能性)
最終更新: 2026年6月16日

