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4452東証プライム化学

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ハイジーンリビングケア事業

花王の安定収益基盤を担う日本・アジア中心の生活衛生事業

期間今期前期増減率
売上高(2026年12月期第1四半期)128,972百万円124,468百万円
営業利益(2026年12月期第1四半期)19,551百万円16,726百万円
営業利益率(2026年12月期第1四半期)15.2%13.4%
売上高増減率(前年同期比)3.6%増(実質2.3%増)
通期売上高(参考:2025年12月期実績)549,333百万円
通期営業利益(参考:2025年12月期実績)81,273百万円

事業詳細

ファブリックケア製品(衣料用洗剤・洗濯仕上げ剤)、ホームケア製品(台所用洗剤・住居用洗剤・掃除用紙製品)、サニタリー製品(生理用品・紙おむつ)の3カテゴリーで構成。売上の約73%を日本が占め、残りはアジア(主に中国)が中心。中期経営計画「K27」において「安定収益領域」と位置づけられ、高い収益性とキャッシュフロー創出力を維持しながら成長ドライバー領域への投資を下支えする役割を担う。

直近の概況

国内ファブリックケアが価格改定効果で牽引し、営業利益率が13.4%→15.2%に改善

2026年12月期第1四半期(1〜3月)のハイジーンリビングケア事業売上高は128,972百万円(前年同期比3.6%増、実質2.3%増)、営業利益は19,551百万円(前年同期比2,825百万円増)。日本のファブリックケア製品が高付加価値化と価格改定効果により大幅増収・シェア拡大を達成。一方、サニタリー製品はアジアでの「メリーズ」競合激化により実質1.6%減。日本売上高は前年同期比5.7%増の94,700百万円相当と堅調。

主要プロダクト

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ファブリックケア製品

日本では衣料用洗剤が市場の伸長に加え高付加価値化に伴う価格改定効果もあり、売り上げ増とともにシェア拡大に寄与。ファブリック&ホームケア製品全体で前年同期比5.0%増(実質4.1%増)を達成。

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ホームケア製品

日本では食器用洗剤「キュキュット」等が好調に推移し前年同期を上回った。ファブリック&ホームケア製品の営業利益は170億円(前年同期比25億円増)に貢献。

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サニタリー製品

生理用品「ロリエ」はグローバル一体運営の本格始動やロイヤルティマーケティングの進展により中国等で売り上げが伸長。一方、ベビー用紙おむつ「メリーズ」はアジアにおける競合の攻勢等を受け前年同期を下回った。サニタリー製品全体の売上高は前年同期比0.8%増(実質1.6%減)。

成長ドライバー

  • 国内ファブリックケア市場での高付加価値製品提案と価格改定効果(ファブリック&ホームケア製品:実質4.1%増、価格寄与3.2%)
  • 日本売上高の堅調な伸長(前年同期比5.7%増)を中心とした国内需要の底堅さ
  • 中国での生理用品「ロリエ」グローバル一体運営本格始動とロイヤルティマーケティングによるサニタリー製品の部分的回復
  • ROIC視点のコスト改革と外部との共創促進による収益構造の安定化(営業利益率15.2%へ改善)
  • 中期経営計画「K27」における安定収益領域としての継続的なキャッシュフロー創出

リスク

  • アジア(特に中国)でのベビー用紙おむつ「メリーズ」に対する競合の攻勢継続(アジア売上高:前年同期比1.5%減、実質6.1%減)
  • 原材料価格(天然油脂・石化原料)の上昇による製造コスト増加圧力
  • 日本国内の物価高による消費マインド抑制と消費行動の二極化
  • 米州売上高の減少(前年同期比6.2%減、実質17.6%減)など海外市場での需要低迷
  • 中東情勢の緊迫化に伴う国際的なサプライチェーンコストの上昇と原材料調達リスク

最終更新: 2026年3月25日