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金融インフラストラクチャ事業

証券・保険・クレジット向けSaaS型次世代クラウド基幹システムを提供する中核事業

期間今期前期増減率
売上高6,635百万円4,529百万円
セグメント利益929百万円470百万円
減価償却費71百万円42百万円
BaaS稼働サービス数28サービス19サービス
Inspire導入企業数17社11社
Crest稼働社数5社2社

事業詳細

金融サービス運営に必要な複雑な基幹システムをクラウドベースのSaaS型で提供する。株式会社スマートプラス(証券)、株式会社Finatext(保険・クレジット)が事業を担う。収益はフロー収益(初期導入開発費)、ストック収益(月次定額利用料)、従量課金収益(取引量連動)の3層構造。パートナー企業が顧客開拓を担うため、当社グループの顧客獲得コストが低く抑えられる構造が特徴。

直近の概況

新規パートナー導入とAUM拡大により売上高・利益ともに前期比約2倍に拡大

2026年3月期の売上高は6,635百万円(前期比46.5%増)、セグメント利益は929百万円(前期比97.6%増)。証券領域では三菱UFJモルガン・スタンレー証券やベイビュー・アセット・マネジメントがBaaSを導入し稼働サービス数が28に拡大。保険領域ではSBI損害保険がInspireを導入し導入企業数が17社に、クレジット領域ではJCOMフィナンシャルなどがCrestを導入し稼働社数が5社に増加。引き続き人材採用を中心とした先行投資を継続。

主要プロダクト

platform
証券インフラストラクチャ「BaaS」

第一種金融商品取引業者である株式会社スマートプラスが運営・提供。投資一任サービスを提供するパートナーのAUM拡大に伴う従量課金収益と、新規パートナーへの初期開発支援によるフロー収益が主な収益源。2026年3月期末の稼働サービス数は28サービス(前期末19サービス)。三菱UFJモルガン・スタンレー証券、ベイビュー・アセット・マネジメントなどが新規導入。

platform
保険インフラストラクチャ「Inspire」

株式会社Finatextが運営・提供。新規パートナー獲得に向けた機能拡充を継続。2026年3月期にSBI損害保険が新規導入し、導入企業数は17社(前期末11社)に拡大。

platform
クレジットインフラストラクチャ「Crest」

株式会社Finatextが運営・提供。基盤開発を継続し、2026年3月期にJCOMフィナンシャルなどが新規導入。稼働社数は5社(前期末2社)に拡大。

成長ドライバー

  • 新規パートナーへの初期導入支援によるフロー収益の拡大(証券・保険・クレジット各領域)
  • 既存パートナーのAUM拡大・サービス成長に伴う従量課金収益の増加
  • BaaS稼働サービス数の拡大(19→28サービス)による収益基盤の厚み増加
  • Inspire導入企業数の急拡大(11→17社)による保険インフラストラクチャビジネスの成長
  • Crest稼働社数の拡大(2→5社)によるクレジットインフラストラクチャビジネスの立ち上がり
  • Embedded Finance(組込型金融)の普及に伴う大企業・既存金融機関からの需要拡大

リスク

  • パートナー企業のエンドユーザー獲得状況に従量課金収益が依存するため、パートナー企業の事業動向が業績に影響
  • 金融インフラストラクチャの機能拡充・人材採用に係る先行投資継続により、コスト増加リスクが存在
  • 証券業・保険業・貸金業に係る法規制変更や当局対応が事業運営に影響を与える可能性
  • 多数の個人情報を取り扱うため、情報漏洩・セキュリティインシデントが事業信頼性に重大な影響を及ぼすリスク
  • 固定資産の減損リスク(前々期に金融インフラストラクチャ事業で減損損失を計上した実績あり)

最終更新: 2026年6月23日