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ビープラッツ株式会社

4381東証グロース情報通信業

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事業内容

ビープラッツ株式会社は「サブスクリプションをすべてのビジネスに」をミッションに掲げ、契約管理・料金計算・課金・請求・マーケットプレイス機能を一気通貫で提供するクラウドプラットフォーム「Bplats®」を開発・運営する。大手企業を中心に2026年3月末時点で178社(無償版含む)に導入実績を持ち、通信・IoT・クラウド・生成AIサービス事業者など幅広い業種のサブスクリプションビジネス立ち上げ・運営を支援する。

売買エコシステムを構築する「つながる機能」が特徴であり、単純な管理システムにとどまらず複数事業者間の商流設計まで対応できる点が差別化要素となっている。

ビジネスモデル

収益は初期費用・初期開発等のスポット収入と、月額利用料等のストック収入に大別される。2026年3月期の売上高727百万円のうちストック収入が74.0%を占め、継続的な月額課金が収益基盤を形成する。

顧客企業がBplats®を導入するほど商流・契約データが蓄積され、追加オプション・アップグレードによる単価拡大が見込める構造となっている。

企業の強み

MVNO・光コラボレーション・クラウドサービス事業者向けに長年培った複雑な従量課金・多層階層管理のノウハウを実装。売り手と買い手が交差するIoT特有のエコシステムや、生成AIのトークン消費量・GPUリソースに応じた高度な料金計算にも対応できる機能を有しており、競合が短期間で模倣困難な技術的蓄積を持つ。

2017年にISO 9001・ISO/IEC 27001・ISO/IEC 27017の3認証を取得。2023年にはBplats® Platform Edition v3がJIIMA「電子取引ソフト法的要件認証」を取得し、国内法規制への適合を公的に証明。

大手企業・通信事業者への導入実績(富士通・NTTデータ・NTTドコモビジネス等)がブランド信頼性を裏付ける。

2026年3月末時点で178社(無償版含む)の顧客基盤を保有。富士通・NTTデータ・NTTドコモビジネス・東京エレクトロンデバイス等の大手企業との取引実績に加え、2025年6月にはIoT自社プロダクトを持つNSW株式会社との販売パートナー契約を締結し、間接販売チャネルを拡充している。

エンヴァリスの着眼点

2026年3月期にソフトウエア等の減損損失772百万円を特別損失に計上した結果、当期純損失は925百万円に拡大し、純資産は284百万円から△447百万円へ転落、債務超過となった。自己資本比率は△109.1%。

現金残高291百万円は短期借入金250百万円と1年内返済予定長期借入金92百万円の合計342百万円を下回る水準にあり、転換社債の財務制限条項にも抵触している。継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められており、投資判断上の最大リスクとして認識すべき状況にある。

2027年3月期の連結業績予想は売上高698百万円(前期比4.0%減)、営業利益62百万円、当期純利益42百万円と減収増益を見込む。減損損失計上による減価償却費負担軽減と通信インフラコスト削減の継続が黒字転換の主要ドライバーであり、一定の合理性はある。

ただし、ストック収入は契約社数減少傾向が続いており、売上高が予想を下回るリスクがある。また、転換社債の繰上償還請求リスクや追加エクイティファイナンスによる希薄化リスクも引き続き存在する。

2026年3月期中に第6回新株予約権の発行・一部行使(株式発行収入186百万円)および第1回無担保転換社債型新株予約権付社債の発行(収入292百万円)を実施。発行済株式数は前期2,467千株から2,912千株へ増加した。

後発事象として2026年8月に資本金・資本準備金の減少と欠損填補を再度実施予定。グロースパートナーズ株式会社を引受先とする追加エクイティファイナンスも検討中であり、既存株主の持分希薄化リスクは継続的に存在する。

1株当たり純資産は△154.11円と大幅なマイナスに転じている。

成長戦略

AI×Monetization新市場開拓・コスト削減・M&A活用による営業黒字体質への転換

急拡大するAIサービス市場に対し、従量課金を伴う複雑な料金計算・請求管理をサブスクリプション課金ノウハウで支援。2026年3月期第4四半期に創業以来最大規模の初期費用受注を生成AIサービス事業者から獲得し、具体的な成果が出始めている。

前々期より取り組んできた通信インフラコスト削減が完了し、売上原価が大幅減少。加えて減損損失計上により固定資産の減価償却費負担が軽減され、2027年3月期の営業黒字転換の主要ドライバーとなる。AI活用による開発効率向上・全社業務効率化も推進中。

2025年6月にNSW株式会社(IoT等自社プロダクト保有)と販売パートナー契約を締結。当期首より営業所管部門を再編・強化し直販営業を増強。新規契約・アップグレード案件獲得と1社あたり顧客単価拡大に注力している。

2025年5月に法人向けSaaSオンラインストア「SaaSplats®」の運営を開始。2025年10月には光コラボレーション事業者支援システムを刷新した「Bplats® Collabo」の提供を開始。既存事業の安定収益源拡大と新市場への展開を並行して推進している。

事業シナジーのある事業会社をターゲットとしたM&A及び資本業務提携を検討。グロースパートナーズ株式会社との事業提携を通じた経営支援・追加エクイティファイナンスの検討も継続。債務超過解消と持続的な収益構造改善を目指す。

最終更新: 2026年7月19日