主要アーティスト依存リスク
主要アーティストの活動休止・停止や専属契約の不更新が生じた場合、当社グループの業績に直接的な影響を及ぼす可能性がある。また、契約アーティストによる法令違反・信用失墜行為・風評被害が発生した場合も、アーティスト及び当社グループの評判悪化を通じて業績に影響する。対応策としてアーティストポートフォリオの拡充と収益基盤の分散を推進しているが、完全な防止は困難としている。
業績変動リスク(興行・作品)
大規模コンサートや映画・音楽作品・映像作品は収入が特定時期に集中する傾向があり、ヒットの有無により業績が大きく変動する。予測困難なビジネス特性から計画的な投資回収が困難となる場合があり、業績の安定性を損なう可能性がある。幅広いアーティストポートフォリオと多数のタイトル確保により安定収入の確保に努めているが、時期的な業績変動は避けられないとしている。
災害・感染症による事業中断
異常気象・災害によるコンサートやアウトドア事業の開催不能、感染症流行に伴う政府・自治体要請による事業中止が生じた場合、チケット払戻し・製作費負担・顧客補償等のコストが発生し業績に影響する。事前対策を講じているものの完全な回避は困難であり、オンラインライブの積極活用により影響軽減を図っている。
コンテンツ投資回収リスク
映像作品・舞台・ミュージカル等の有望コンテンツの買付・出資は競争が激しく、必ずしも獲得できるとは限らない。取得したコンテンツの興行成績・販売実績が想定を下回った場合、投資回収期間の長期化や損失が生じる可能性がある。投資金額上限の設定、パートナーとのリスク分散、映像化権・配信権の活用により投資回収率の向上に努めている。
技術革新・生成AI対応リスク
生成AIを含むテクノロジーを活用した新規ビジネスの追求において、必要人員確保の困難性、技術革新や競合出現による事業環境の急変、適用法令の不存在や公権解釈の予測困難性等の問題が事後的に顕在化するリスクがある。これらのリスクは業績等に影響を及ぼす可能性があり、完全な予防は困難としている。
サイバー攻撃・システム障害
日々高度化・巧妙化するサイバー攻撃によるマルウェア・不正アクセスや、サーバー過負荷・社員過誤によるシステム障害・通信障害が発生した場合、収益低下・顧客信用低下・ブランドイメージ毀損等の影響が生じる可能性がある。高い情報セキュリティレベルの確保に努めているが、外部システム業者の人的資源が有限であるため復旧に時間を要するリスクも存在する。
個人情報漏洩リスク
顧客の個人情報を取り扱う当社グループにおいて、情報漏洩が発生した場合には損害賠償やイメージ毀損等により業績に影響を及ぼす可能性がある。漏洩がない場合でも、防止コストが業績に影響する可能性がある。個人情報取扱規程の整備と社員研修によるセキュリティ意識向上・情報リテラシー向上に取り組んでいる。
コスト上昇と転嫁困難リスク
人件費上昇・原油価格高騰・円安・不安定な国際情勢等を背景に、製造原価その他のコストが上昇している。競争環境その他の事情から、これらコスト上昇を適時かつ十分に価格転嫁できる保証はなく、業績等に影響を及ぼす可能性がある。
特定経営者への依存リスク
創業者であり代表取締役会長兼社長の大里洋吉氏は、大株主であるとともに経営戦略の立案・決定や重要取引先・アーティストとの契約において中心的役割を担っている。何らかの理由で同氏が離脱した場合、経営戦略の継続性や重要な取引関係の維持に支障が生じ、業績等に影響を及ぼす可能性がある。
法的規制・コンプライアンスリスク
会社法・著作権法・個人情報保護法・フリーランス法・取適法等の多岐にわたる国内外の法令の適用を受けており、法令改正による規制強化や新規規制の制定が事業活動に制約をもたらす可能性がある。コンプライアンス体制の構築・内部通報制度の導入等の対策を講じているが、これらが必ずしも有効に機能するとの保証はないとしている。
重要度・発生可能性は企業の開示情報に基づいて表示されています
最終更新: 2026年7月19日

