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株式会社アズジェント

4288・東証スタンダード・情報通信業

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株式会社アズジェント4288

ネットワークセキュリティ事業(単一セグメント)

セキュリティ商品の輸入販売とマネージドサービスを一体提供するソリューションベンダー

期間今期前期増減率
売上高(1Q累計)796百万円729百万円↑
営業利益(1Q累計)△53百万円△21百万円↓
経常利益(1Q累計)△53百万円△12百万円↓
四半期純利益(1Q累計)△59百万円△12百万円↓
売上総利益(1Q累計)271百万円294百万円↓
販売費及び一般管理費(1Q累計)324百万円315百万円↑
総資産1,620百万円1,769百万円↓
純資産446百万円505百万円↓
自己資本比率27.5%28.5%↓
1株当たり四半期純利益△15.66円△3.33円↓
売上高(2027年3月期通期会社予想)3,500百万円3,434百万円↑
営業利益(2027年3月期通期会社予想)50百万円146百万円↓

事業詳細

当社はネットワークセキュリティ関連商品の輸入販売および自社セキュリティノウハウを活用した商品組合せ型マネージドサービスを総合的に提供するセキュリティ・ソリューション・ベンダー。主力はCheck Point社製品を中心としたプロダクト販売で、官公庁・エンタープライズ顧客層に強みを持つ。サービス面ではSOCビジネス、ブラウザセキュリティ、AI環境向けセキュリティ等のメニューを拡充中。国内単一市場で事業を展開し、単一セグメントで構成される。

直近の概況

売上増収も先行投資でコスト増加、営業損失拡大

2027年3月期第1四半期は、Check Point社製品を中心に既存主力商品の受注が順調に推移し売上高796百万円(前年同期比9.2%増)となり回復基調が継続。一方、円安による仕入コスト増加や物価高、AI・セキュリティ高度人材への投資強化、新規商材の販促活動拡大により販管費が324百万円(同2.8%増)に増加し、営業損失53百万円(前年同期21百万円の損失)、四半期純損失59百万円(同12百万円の損失)となった。4月にHirundoの国内提供開始を公表し、6月のInterop Tokyo 2026では複数商品がBest of Show Award審査員特別賞を8回連続受賞するなど、新商品投入と市場啓発を継続。通期業績予想(売上高3,500百万円、営業利益50百万円)に変更はなく、下期以降の案件獲得と新規商材の業績寄与を見込む。

主要プロダクト

product
Check Point社製品

当第1四半期はプロダクト関連においてCheck Point社製品を中心に既存主力商品の受注が順調に推移し、売上高増加を牽引した。

product
Hirundo(マシンアンラーニングプラットフォーム)

生成AIモデルの学習済み情報から特定のリスク要因を選択的に除去する世界初の商用「マシンアンラーニング」技術を用いたプラットフォームで、2026年4月に国内提供開始を公表。6月開催のInterop Tokyo 2026にてBest of Show Awardセキュリティの審査員特別賞を受賞した。

product
SecureLayer Browser Extension

新規・注力商材として取扱いを継続中。既存レポートより引き続き拡販対象。

product
Vicarius VRX

新規・注力商材の一つとして着実に立ち上がりつつあり、下期以降の業績寄与が期待される。

product
Menlo社(旧Votiro社)製品

既存取扱商品として継続提供。

service
SOCサービス(AI-SOC含む)

商品組合せ型マネージドサービスとしてサービスメニューの拡充を継続的に進めている。

成長ドライバー

  • Check Point社製品のハイエンドモデル需要増加および官公庁・エンタープライズ向け大型案件の継続的獲得
  • Hirundo(マシンアンラーニング)等AI環境向けセキュリティ新商材の投入によるSecurity for AI領域での収益機会創出
  • サプライチェーン攻撃対策やAIセキュリティをテーマとした市場啓発活動によるパイプライン創出
  • 経済産業省が2026年度末頃の制度開始を公表したサプライチェーンセキュリティ評価制度(SCS評価制度)による新規需要喚起
  • DX推進・クラウドシフト・生成AI普及に伴うサイバーセキュリティ需要の構造的拡大(ランサムウェア・サプライチェーン攻撃・AIリスクの深刻化)
  • Vicarius・SecureLayer等新規商材の着実な立ち上がりによる下期以降の業績寄与
  • AI-SOCサービス開発推進によるSOCビジネスの収益性向上と差別化

リスク

  • 特定ベンダー(Check Point社)への売上依存度が高く、同社製品の需要動向・価格政策変化が業績に直接影響するリスク
  • 円安の進行による仕入コスト増加および物価高の継続が収益性を圧迫するリスク(当第1四半期も為替差益は前年比大幅減少)
  • 2027年3月期通期予想で営業利益が前期実績146百万円から50百万円へ大幅減益見込みであり、第1四半期時点で既に営業損失53百万円を計上するなど先行投資回収の遅延リスク
  • 新商材(Hirundo、Vicarius、SecureLayer等)の立ち上がり遅延リスクおよびストックビジネス化に時間を要するリスク
  • セキュリティ・AI領域の高度人材確保・育成投資強化に伴う人件費上昇が収益を圧迫するリスク
  • 利益剰余金が当第1四半期末で332百万円の欠損(前期末272百万円から拡大)であり、財務基盤の脆弱性が継続するリスク
  • 短期借入金300百万円が残存しており、金利上昇局面での支払利息増加リスク

最終更新: 2026年8月14日