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4272東証プライム化学

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日本化薬株式会社4272

モビリティ&イメージング事業領域

自動車安全部品と光学部材を軸とするグローバル製造セグメント

期間今期前期増減率
セグメント売上高(通期・2026年3月期)94,714百万円91,376百万円
セグメント利益(通期・2026年3月期)10,654百万円13,311百万円
セグメント資産(通期・2026年3月期)144,188百万円130,799百万円
減価償却費(通期・2026年3月期)7,107百万円6,734百万円
有形固定資産及び無形固定資産の増加額(通期・2026年3月期)8,107百万円9,040百万円

事業詳細

セイフティシステムズ事業(エアバッグ用インフレータ、シートベルトプリテンショナー用マイクロガスジェネレータ、スクイブ)とポラテクノ事業(液晶ディスプレイ用部材、液晶プロジェクター用部材、X線分析装置用部材)の2事業で構成。欧州・中国・メキシコ・マレーシア・米国に製造・販売拠点を持ち、グローバルな自動車メーカーおよび光学機器メーカーを主要顧客とする。2026年3月期は連結売上高の約39%を占める中核セグメント。

直近の概況

売上高は前期比3.7%増も、原材料高騰でセグメント利益は20.0%減

2026年3月期のセグメント売上高は94,714百万円(前期比3.7%増)。セイフティシステムズ事業は中国ローカルメーカー向けが補助金・インセンティブに支えられ好調を維持し、インフレータ・MGG・スクイブが前期を上回った。一方、ポラテクノ事業はHUD用遮光板が伸長したものの、液晶プロジェクター用部材の減少と主要顧客の在庫調整によるX線分析装置用部材の落ち込みにより全体で前期を下回った。セグメント利益は原材料高騰の影響が大きく10,654百万円(前期比20.0%減)と大幅に悪化した。

主要プロダクト

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エアバッグ用インフレータ

セイフティシステムズ事業の主力製品。中国ローカルメーカー向けを中心にグローバルで需要が継続。2026年3月期は国内外ともに自動車生産が堅調に推移し、前期を上回る販売を達成。

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シートベルトプリテンショナー用マイクロガスジェネレータ

セイフティシステムズ事業の主要製品の一つ。インフレータと同様に中国市場での補助金・インセンティブを背景とした中国ローカルメーカー向け需要が好調で、2026年3月期は前期を上回った。

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スクイブ

セイフティシステムズ事業の構成製品。2026年3月期は国内外の自動車生産の堅調推移を背景に前期を上回る実績を達成。

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ヘッドアップディスプレイ用遮光板

ポラテクノ事業において伸長が続く車載光学部材。2026年3月期も前期比で増加し、ポラテクノ事業内でのプラス要因となった。

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X線分析装置用部材

ポラテクノ事業の構成製品。2026年3月期は主要顧客の在庫調整の影響を受け、前期を下回った。次期に向けては携帯型X線分析装置や電子顕微鏡向けの特徴ある製品開発に注力する方針。

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液晶プロジェクター用部材

ポラテクノ事業の構成製品。2026年3月期は前期を下回り、ポラテクノ事業全体の減益要因の一つとなった。

成長ドライバー

  • 中国市場における補助金・インセンティブを背景とした中国ローカルメーカー向け自動車安全部品(インフレータ・MGG・スクイブ)の継続的な需要
  • 国内外の自動車生産の堅調推移によるセイフティシステムズ事業全体の底堅い需要
  • ヘッドアップディスプレイ用遮光板など車載光学部材の需要増加
  • 製品ラインアップの拡充と拡販活動による新規受注獲得
  • 火薬基盤技術を活用した新製品の研究開発推進

リスク

  • 原材料価格の高止まりによるコスト増加(2026年3月期に価格転嫁を進めたものの利益を大幅圧迫)
  • 米国関税政策の影響(2026年3月期に一部影響が顕在化)
  • 主要顧客の在庫調整によるX線分析装置用部材等の需要変動リスク
  • 中国市場への依存度上昇に伴う日中関係変化・貿易規制リスク
  • グローバルな自動車生産台数の変動リスク
  • 為替変動(円高転換)による海外売上・利益の圧迫リスク
  • 液晶プロジェクター用部材など成熟製品の需要減少

最終更新: 2026年6月19日