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株式会社サンエー化研

4234東証スタンダード化学

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株式会社サンエー化研4234

軽包装材料

食品・医薬・日用品向け包材を製造する最大セグメント(売上構成比40.6%)

期間今期前期増減率
売上高(2026年3月期通期)12,322百万円12,560百万円
セグメント利益(2026年3月期通期)290百万円159百万円
セグメント資産(2026年3月期末)8,048百万円8,663百万円
減価償却費(2026年3月期通期)312百万円325百万円
売上構成比(2026年3月期通期)40.6%42.7%

事業詳細

紙・プラスチックフィルム・金属箔等を主原料とする軟包装材料を製造・販売するセグメント。食品用包材(電子レンジ対応「レンジDo!」等)、医薬品・医療用包材(高防湿PTP包装用フィルム「テクニフイルム」等)、日用品等の包材を主力製品とし、ほぼ全量を国内ユーザー向けに販売。当社グループのコア・テクノロジーであるラミネート技術・コーティング技術・フィルム多層押出し技術を活用し、多様な用途に対応した複合包材を提供する。関係会社として東邦樹脂工業㈱、㈱ネスコ、燦櫻(上海)商貿有限公司が事業に参画している。

直近の概況

売上高は前期比1.9%減も、採算性重視の受注構造改革でセグメント利益は前期比82%増

2026年3月期の売上高は12,322百万円(前期比1.9%減)。食品用包材は「レンジDo!」において食品メーカーの値上げに伴う消費者の買い控えで受注が減少し、日用品等の包材も低採算製品の受注調整・包材形態変更により減少した。一方、医薬品・医療用包材は「テクニフイルム」をはじめ受注が堅調に推移。低採算製品の受注調整・製品価格適正化が奏功し、セグメント利益は290百万円(前期比82%増)と大幅改善した。

主要プロダクト

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レンジDo!

レトルト食品分野を中心に展開する電子レンジ対応食品用包材。2026年3月期は食品メーカーでの販売価格値上げの影響から消費者の買い控えが発生し受注が減少した。今後はラインアップ拡充を進め、レトルト食品分野を中心に周辺分野への展開も視野に入れた拡販を推進する方針。

product
テクニフイルム

医薬品向けPTP(プレススルーパッケージ)包装に使用される高防湿フィルム。2026年3月期は医薬品・医療用包材全般において受注が堅調に推移し、セグメントの収益を下支えした。

product
プラピカ

日用品等の包材として展開する耐内容物包材。2026年3月期は低採算製品の受注調整や包材の形態変更に伴い受注が減少した。

product
モノマテリアル・紙系包材

プラスチック容器包装に起因する環境課題への対応として開発・商品化を進める包材群。プラスチックボトル代替となるパウチ、紙や生分解性プラスチックを主原料とする包材、リサイクルが容易なモノマテリアル化製品を含む。

成長ドライバー

  • 医薬品・医療用包材の需要増加(高齢化・慢性疾患患者増加による構造的需要)
  • 電子レンジ対応食品包材「レンジDo!」のラインアップ拡充とレトルト食品・周辺分野への拡販
  • 採算性重視の製品構成見直しと製品価格適正化による収益性改善(付加価値製品へのシフト)
  • モノマテリアル化・紙系包材・生分解性プラスチック包材等サステナブル包材の開発・拡販による新需要獲得
  • 化粧品・日用品・医療及び医薬包材における技術力を活かした新製品開発・拡販

リスク

  • 食品価格高騰に伴う消費者の節約志向強化による食品用包材(特に「レンジDo!」)の受注減少
  • 国内市場の少子化・人口減少による市場縮小と競合メーカーとの競争激化
  • 原材料(紙・プラスチックフィルム・金属箔等)の価格上昇によるコスト増加
  • プラスチック規制強化・脱炭素要請への対応コスト増加
  • 日用品等の包材における低採算製品の受注調整・包材形態変更に伴う短期的な売上減少

最終更新: 2026年6月25日