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ステラケミファ株式会社

4109東証プライム化学

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ステラケミファ株式会社4109

高純度薬品

フッ化物を中心とする高純度薬品の製造・販売を担うステラケミファの主力セグメント

期間今期前期増減率
セグメント売上高(外部顧客)31,786百万円31,535百万円
セグメント営業利益3,592百万円3,546百万円
セグメント資産53,408百万円50,709百万円
減価償却費2,442百万円2,366百万円
有形・無形固定資産増加額(設備投資)4,006百万円3,249百万円
持分法適用会社への投資額2,002百万円2,830百万円

事業詳細

半導体デバイス向け超高純度エッチング剤・洗浄剤を主力に、原子力関連施設向け中性子吸収材(濃縮ホウ酸)、タンタルコンデンサー向けタンタル製造助剤、医薬品・化学品中間体向け触媒など多用途のフッ化物製品を製造・販売する。国内外の半導体メーカーを主要顧客とし、高品質と安定供給体制を競争力の源泉とする。主要原材料の無水フッ酸は主に中国から調達しており、原材料価格変動リスクを抱える。

直近の概況

AI関連需要を背景に半導体部門が牽引し、売上高・営業利益ともに小幅増加

2026年3月期の高純度薬品事業の売上高は31,786百万円(前期比0.8%増)、営業利益は3,592百万円(同1.3%増)。活況なAI関連需要を背景に半導体部門の出荷量が増加し、半導体部門売上高は22,204百万円(前期比5.8%増)。電子材料部門も出荷量増加。利益面では売上高増加に加え、原料価格上昇に伴う価格転嫁を実施したことで採算が改善した。シンガポール子会社の資産除去債務見積り変更により営業利益は53百万円の減少影響を受けた。

主要プロダクト

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半導体用高純度薬液(エッチング剤・洗浄剤)

半導体デバイスの製造工程で使用される超高純度のエッチング剤・洗浄剤。活況なAI関連需要を背景に2026年3月期の半導体部門売上高は22,204百万円(前期比5.8%増)と拡大。海外向けを中心に販売増加が続いている。

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濃縮ホウ酸(エネルギー部門)

原子力発電所等の原子力関連施設向けに供給する中性子吸収材。前期(2025年3月期)に出荷量が大幅増加(前期比178.1%増)した実績を持つ。

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電子材料向けフッ化物(タンタル製造助剤等)

タンタルコンデンサー向けタンタル製造助剤をはじめとする電子材料向けフッ化物製品。2026年3月期において電子材料部門の出荷量が前期比で増加し、高純度薬品事業全体の売上高拡大に寄与した。

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一般製品(触媒・中間体等)

医薬品・化学品中間体向け触媒や工業用途向けフッ化物製品。前期(2025年3月期)に出荷量が大幅増加(前期比175.4%増)した実績を持つ。

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工業用フッ酸・仕入商品

工業用フッ酸および仕入商品の販売。主要原材料である無水フッ酸を中国から調達し、加工・販売する事業の一部を構成する。

成長ドライバー

  • 活況なAI関連需要を背景とした半導体部門の出荷量増加(2026年3月期半導体部門売上高22,204百万円、前期比5.8%増)
  • 電子材料部門の出荷量増加による高純度薬品事業全体の売上拡大
  • 原材料価格上昇に伴う販売価格転嫁の実施による採算改善
  • 海外向けを中心とした半導体部門の販売増加(2027年3月期予想でも継続見込み)
  • 国内外半導体メーカーの投資計画拡大を背景とした販売拡大機会の増大
  • 第4次中期経営計画(2026〜2028年3月期)における成長投資継続(2026年3月期設備投資4,006百万円)

リスク

  • 主要原材料である無水フッ酸を主に中国から調達しており、中国市況価格の上昇および円安による調達コスト上昇リスク(2027年3月期予想では無水フッ酸価格の上昇を見込む)
  • 中東情勢(ホルムズ海峡封鎖影響)による硫酸需給ひっ迫・価格高騰に伴う無水フッ酸価格上昇リスク(業績予想に未織り込み)
  • 半導体市況の変動による出荷量・売上高の変動リスク
  • エネルギー部門(濃縮ホウ酸)における中国向け販売集中によるカントリーリスク
  • 米国通商政策の不確実性や地政学的リスクによる需要・サプライチェーンへの影響
  • 競合他社との競争激化による価格圧力リスク

最終更新: 2026年6月18日