化成品事業
旧化成品事業を再編した3セグメント。半導体材料・電池材料・医療化学品等を展開
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 電子材料事業 売上高 | 7,494百万円 | 6,068百万円 | ↑ |
| 電子材料事業 営業利益 | 2,134百万円 | 1,012百万円 | ↑ |
| エネルギー材料事業 売上高 | 3,881百万円 | 2,138百万円 | ↑ |
| エネルギー材料事業 営業損失 | △832百万円 | △1,073百万円 | ↑ |
| ライフ&ヘルスケア事業 売上高 | 10,055百万円 | 9,601百万円 | ↑ |
| ライフ&ヘルスケア事業 営業利益 | 1,657百万円 | 952百万円 | ↑ |
| 3セグメント合計 売上高 | 21,430百万円 | 17,807百万円 | ↑ |
| 医療化学品 売上高 | 2,468百万円 | 3,153百万円 | ↓ |
| 素材化学品 売上高 | 5,462百万円 | 4,453百万円 | ↑ |
| 肥料 売上高 | 2,124百万円 | 1,994百万円 | ↑ |
事業詳細
2026年3月期より従来の「化成品事業」を「電子材料事業」「エネルギー材料事業」「ライフ&ヘルスケア事業」の3セグメントに分割再編。電子材料は半導体向け特殊ガス、エネルギー材料はリチウムイオン電池用電解液、ライフ&ヘルスケアは医療化学品・素材化学品・肥料を担う。2027年3月期第1四半期の3セグメント合計売上高は21,430百万円(電子材料7,494+エネルギー材料3,881+ライフ&ヘルスケア10,055)で連結売上高37,763百万円の約56.7%を占める。
直近の概況
3セグメント全て増収、電子材料・ライフ&ヘルスケアは増益、エネルギー材料は損失縮小
2027年3月期第1四半期は、電子材料事業が円安効果と特殊ガス価格適正化、レジスト材料出荷減の解消により売上高7,494百万円(前年同期比23.5%増)、営業利益2,134百万円(同110.8%増)と大幅増益。エネルギー材料事業は国内大型案件の量産拡大により売上高3,881百万円(同81.5%増)となり、原材料費高騰は続くも営業損失は832百万円(前年同期241百万円改善)に縮小。ライフ&ヘルスケア事業は素材化学品・肥料の伸長が医療化学品の減収(英国子会社株式譲渡影響)を補い、売上高10,055百万円(同4.7%増)、固定費削減も効いて営業利益1,657百万円(同74.0%増)となった。
主要プロダクト
成長ドライバー
- AI・先端半導体需要拡大を背景とした半導体向け特殊ガス(電子材料)の販売増加継続
- 国内大型案件の量産規模拡大によるリチウムイオン電池用電解液(エネルギー材料)の売上拡大と損失縮小
- 肥料(被覆肥料)の販売価格改定による販売単価向上
- 素材化学品における機能性材料製品・無機化学製品の販売伸長
- 固定費削減によるライフ&ヘルスケア事業の収益構造改善
リスク
- 競争激化に伴うリチウムイオン電池用電解液の価格下落・シェア喪失リスク(エネルギー材料事業の赤字継続)
- 原燃材料価格高騰による全セグメントの利益率圧迫リスク
- 海外向け医療化学品(麻酔原薬)の輸出低迷・子会社株式譲渡影響による販売減少リスク
- 電子材料事業における特殊ガス製品の原材料費上昇による利益率圧迫リスク
- 地政学リスクおよび為替変動による輸出環境悪化リスク
ガラス事業
建築・自動車・繊維の3分野でガラス製品を製造販売する国内基盤事業
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 15,031百万円 | 14,299百万円 | ↑ |
| 営業利益 | 931百万円 | 630百万円 | ↑ |
| 営業利益率 | 6.2% | 4.4% | ↑ |
| 建築用ガラス売上高 | 5,647百万円 | 5,458百万円 | ↑ |
| 自動車用ガラス売上高 | 7,090百万円 | 6,721百万円 | ↑ |
| ガラス繊維売上高 | 2,292百万円 | 2,119百万円 | ↑ |
事業詳細
ガラス事業は建築用ガラス、自動車用ガラス、ガラス繊維の3製品群で構成される。建築用ガラスはセントラル硝子プロダクツ㈱が製造しセントラル硝子販売㈱が販売、自動車用ガラスはセントラル・サンゴバン㈱を通じて販売、ガラス繊維はセントラルグラスファイバー㈱が製造販売を担う。国内建築・自動車市場を主要顧客とし、原燃材料コスト上昇環境下での価格転嫁と固定費管理が収益の鍵となっている。
直近の概況
全製品群で価格適正化・数量増により増収増益
2027年3月期第1四半期は建築用ガラス、自動車用ガラス、ガラス繊維の全製品群で前年同期比増収となり、セグメント全体の売上高は15,031百万円(前年同期比5.1%増)、営業利益は931百万円(同300百万円増、47.7%増)となった。原燃材料費上昇の影響はあったものの、増収効果によりこれを吸収し増益を確保した。
主要プロダクト
成長ドライバー
- ガラス繊維の自動車向け短繊維製品の販売増加
- 建築用ガラス・自動車用ガラスにおける販売価格の適正化継続
- 自動車用ガラスにおける原燃材料コスト上昇分の製品価格への継続的転嫁
- 固定費削減・業務効率化施策の推進
リスク
- 原燃材料費・エネルギーコストの上昇による利益圧迫
- 自動車メーカーの生産停止・需要低迷による販売減少リスク
- 国内非住宅建築需要の低調継続リスク
- 競合他社との価格競争激化
- 減損損失の発生リスク
最終更新: 2026年8月10日

