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4019東証グロース情報通信業

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市場

競合激化・競争優位性の低下

人事領域のクラウドサービス市場では大手・中小問わず競合が増加しており、AI技術を活用したスタートアップによる低コスト・短期間での代替サービス登場により、価格競争の激化が懸念される。競争優位性が低下した場合、新規契約数の減少や既存顧客の解約増加につながる可能性がある。対応策として、ノンデスクワーカー向けワンストップ統合型プラットフォームの強化と、カスタマーサクセスやBPaaS展開による人的支援との複合的付加価値提供を図っている。

テクノロジー

技術革新・サービス陳腐化

インターネット・SaaS業界では急速な技術革新が続いており、生成AI等の台頭によりソフトウェア開発の障壁が低下し、サービスの陳腐化リスクが顕在化しつつある。技術変化への対応が遅れた場合、またはシステム投資・人件費等の多大なコストを要する場合、財政状態・経営成績に悪影響を及ぼす可能性がある。当社グループは最新技術動向の継続的な注視と、生成AIや外部パートナーの積極活用によりサービス機能拡充と開発生産性向上に努めている。

市場

特定製品(TUNAG)への依存

当社グループの売上高の大部分がエンゲージメントプラットフォーム「TUNAG」により構成されており、特定製品への依存度が高い状態にある。環境変化・技術革新・競合参入等によりTUNAGの業績が悪化した場合、グループ全体の財政状態・経営成績に直接的かつ大きな影響を及ぼす可能性がある。収益源多様化に向けてオンラインコミュニティプラットフォーム「FANTS」の提供や新規事業展開を進めているが、依存解消には一定の時間を要する。

財務

役員貸付・資本政策リスク

代表取締役社長執行役員CEOである大西泰平氏に対し、株式取得資金として総額550,000千円の金銭貸付を実施しており、担保として同氏保有の当社株式に質権を設定している。当社株式の市場価格が大幅に下落し担保価値が貸付債権を下回る場合、貸倒引当金の計上が必要となり、キャッシュ・フローおよび財政状態に悪影響を及ぼす可能性がある。また、将来の市場区分変更審査等においてガバナンス上の観点から早期解消等を求められるリスクも内包している。

テクノロジー

情報漏洩・セキュリティリスク

当社グループは顧客企業の個人情報を含む多数の情報資産を取り扱っており、何らかの理由による重要情報の外部漏洩が発生した場合、社会的信用の失墜や損害賠償責任の発生により財政状態・経営成績に影響を及ぼす可能性がある。対応策として、プライバシーマーク取得、ISO/IEC 27001:2022認証取得、役員・従業員への情報セキュリティ教育研修の実施、グループ各社への運用準用を行っている。ただし、不正アクセスや内部不正等の完全な防止は困難であり、継続的な体制強化が求められる。

市場

解約増加リスク

サブスクリプション型の収益モデルを採用しているため、顧客企業の利用状況や経営環境の変化により毎年一定の解約が発生しており、予算・事業計画にも一定の解約数を織り込んでいる。想定を超える解約が発生した場合、ストック収益の減少により財政状態・経営成績・キャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性がある。カスタマーサクセスによる伴走支援等を通じて解約抑制に努めているが、顧客企業の経営悪化等の外部要因による解約は完全には制御できない。

テクノロジー

システム障害・サービス停止

提供するアプリケーションはクラウド上に構築されており、通信ネットワークやインフラストラクチャーへの依存度が高い。大規模なプログラム不良・自然災害・不正アクセス等によりシステム障害やネットワーク切断が発生した場合、社会的信用の失墜等により財政状態・経営成績に影響を及ぼす可能性がある。サーバー環境の増強、セキュリティ強化、システム管理体制の構築等により障害への備えを行っているが、予測不能なトラブルを完全に排除することは困難である。

財務

為替変動によるコスト増加

AWS等の海外事業者が提供するクラウドインフラや、Web広告・業務ソフトウェアツール等において外貨建てまたは為替連動の取引が存在しており、円安進行時にはクラウドインフラ利用料(売上原価)や広告宣伝費等(販売費及び一般管理費)のコストが増加する。システム構成の最適化による運用効率向上や継続的なコスト削減に努めているが、マクロ環境による為替変動リスクを完全に回避することは困難である。想定を超える水準での円安進行は財政状態・経営成績に悪影響を及ぼす可能性がある。

テクノロジー

人材確保・育成の困難

事業拡大に向けて優秀な人材の採用・育成が重要課題であるが、採用の停滞や社内人材の流出が進んだ場合、新規顧客への営業活動の減少や既存顧客へのサービス水準低下につながる可能性がある。IT・SaaS業界における人材獲得競争は激しく、当社グループが求める水準の人材確保が困難となるリスクがある。自社サービス「TUNAG」を活用した社内エンゲージメント向上等の取り組みを行っているが、外部労働市場の動向に左右される部分も大きい。

法規制

個人情報保護・法的規制リスク

当社グループは個人情報取扱事業者として「個人情報の保護に関する法律」等の関連法令・ガイドラインを遵守する義務を負っており、個人情報の漏洩・改ざん・不正使用が発生した場合、社会的信用の失墜や損害賠償責任の発生により財政状態・経営成績に影響を及ぼす可能性がある。また、プラットフォーム事業においてサービス利用者による法令・公序良俗違反のコンテンツ設置等の不適切行為が行われた場合、取引の場を提供する者として責任追及を受けるリスクもある。プライバシーマーク・ISO/IEC 27001:2022取得や社内教育の徹底により対応しているが、法規制の強化や予期せぬ違反リスクは残存する。

重要度・発生可能性は企業の開示情報に基づいて表示されています

最終更新: 2026年4月27日