住友精化株式会社4008
吸水性樹脂
住友精化の主力セグメント。売上高の約78%を占める中核事業。
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 116,121百万円 | 115,542百万円 | ↑ |
| 営業利益 | 11,524百万円 | 8,088百万円 | ↑ |
| 営業利益率 | 9.9% | 7.0% | ↑ |
| 設備投資額(有形・無形固定資産増加額) | 8,282百万円 | 14,739百万円 | ↓ |
| 減価償却費 | 2,574百万円 | 2,488百万円 | ↑ |
| セグメント資産 | 84,393百万円 | 78,611百万円 | ↑ |
事業詳細
紙おむつ・生理用品などの衛生材料、ペットシート、ケーブル用止水材などの工業用材料向けに吸水性樹脂(SAP)を製造・販売する。国内(住友精化㈱)に加え、ベルギー・韓国・シンガポール・中国・台湾の連結子会社が製造・販売を担い、中国・アジアを中心にグローバルに展開する。2026年3月期の売上高は116,121百万円で連結売上高の約78%を占め、グループ収益の主軸を担う。
直近の概況
原燃料価格低下を追い風に営業利益が前期比42.5%増と大幅改善。
2026年3月期の売上高は116,121百万円(前期比0.5%増)と前期並みにとどまったが、中国市場などでの販売数量増加の一方、原燃料市況の低下を販売価格に反映したことが売上高の伸びを抑制した。営業利益は11,524百万円(前期比42.5%増)と大幅増益を達成。固定費増加の影響があったものの、ナフサ価格が前期の75,600円/KLから65,200円/KLへ低下したことによる製造コスト改善が主因。シンガポール連結子会社における吸水性樹脂製造設備の増強が進み、建設仮勘定が前期末の20,060百万円から28,357百万円へ増加している。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 中国・インドを中心とするアジア市場での吸水性樹脂需要の継続的増加
- シンガポール子会社における吸水性樹脂製造設備の増強による生産能力拡大(建設仮勘定28,357百万円に積み上がり)
- 原燃料(ナフサ)価格の低下による製造コスト改善
- 合理化プロジェクトによる原単位改善・生産性向上
- 環境配慮型新製品の開発・上市および使用済みSAPのリサイクル技術開発
リスク
- 為替変動リスク(円高進行による売上高・利益の目減り)
- 原燃料(ナフサ)価格の上昇による製造コスト増加
- 中国市場における競合激化や需要変動リスク
- シンガポール新設備の建設遅延・コスト超過リスク
- イランをはじめとした中東諸国の軍事衝突・ホルムズ海峡封鎖による石油関連製品価格高騰および資源供給不安定化
- 米国の大幅な関税引き上げ措置を背景とした世界的な貿易・サプライチェーンの混乱
最終更新: 2026年6月26日

