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エコモット株式会社

3987東証グロース情報通信業

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エコモット株式会社3987

IoTインテグレーション事業(単一セグメント)

IoT技術を軸に産業DX・建設DXを支援する中核事業セグメント

期間今期前期増減率
売上高(2026年8月期第3四半期累計・IoTインテグレーション事業)1,558百万円2,030百万円(2025年8月期第3四半期累計・単一セグメント)
セグメント損失(2026年8月期第3四半期累計・IoTインテグレーション事業)△84百万円11百万円(2025年8月期第3四半期累計・営業利益)
売上高(2026年8月期通期予想・連結)2,428百万円3,004百万円(2025年8月期通期実績)
営業利益(2026年8月期通期予想・連結)56百万円50百万円(2025年8月期通期実績)
自己資本比率(2026年8月期第3四半期末・連結)33.2%30.6%(2025年8月期末)
IoTビジネスイノベーション売上高(2026年8月期第3四半期累計)794百万円前年同四半期比1.0%減
コンストラクションソリューション売上高(2026年8月期第3四半期累計)764百万円前年同四半期比1.3%増

事業詳細

エコモット株式会社は「未来の常識を創る」をミッションとし、①産業横断DX支援「IoTビジネスイノベーション」(KDDI・積水樹脂等との協業)、②建設現場DX特化「コンストラクションソリューション」(株式会社GRIFFY)の2ソリューション区分で事業を展開。2026年3月に株式会社藤山水産加工を子会社化し「その他事業」セグメントを新設、従来の単一セグメントから複数セグメント体制へ移行した。

直近の概況

売上高21.9%減・営業損失119百万円と大幅悪化、複数M&Aで事業再構築を推進

2026年8月期第3四半期累計(2025年9月〜2026年5月)の連結売上高は1,586百万円(前年同四半期比21.9%減)、営業損失119百万円(前年同四半期は営業利益11百万円)。IoTパワード連結除外の影響が主因。IoTビジネスイノベーションはモビリティサービス受注伸長遅延で前年比1.0%減、コンストラクションソリューションはBAIAS・GenVital LTE好調で前年比1.3%増。2026年3月に藤山水産加工を取得原価2百万円で子会社化し負ののれん発生益87百万円を計上。後発事象として、子会社GRIFFYが2026年7月1日に株式会社ライフビジネスウェザーの全事業を32百万円で譲受完了。通期業績予想(売上高2,428百万円、営業利益56百万円)に変更なし。

主要プロダクト

product
ゆりもっと

自社開発の融雪・ロードヒーティング遠隔監視代行サービス。積雪期である12月から3月がサービス提供および売上高計上のピークとなる季節性を持つ。IoTビジネスイノベーション区分の主力プロダクトの一つ。

platform
KDDI IoTクラウドStandard

KDDI株式会社との連携強化による機能改善を継続的に実施。大型案件の継続受注を軸にIoTビジネスイノベーション区分の安定収益基盤を形成している。

service
現場ロイド

株式会社GRIFFYが提供する建設現場向けDXサービス。公共工事現場に対するサービス提供が中心で、需要状況が工事現場数に相関することから9月から12月がピーク。コンストラクションソリューション区分の主力サービス。

product
BAIAS

株式会社GRIFFYが提供する配筋検査ARシステム。当第3四半期連結累計期間において特に売上好調で推移し、多くの建設会社への導入が進んでいる。

product
GenVital LTE

株式会社GRIFFYが提供する熱中症対策ソリューション。気候変動による熱中症リスク増大および事業者による熱中症対策の罰則付き義務化を背景に、当第3四半期連結累計期間において特に売上好調で推移。

product
PROLICA

NVIDIAの開発プラットフォームを用いたAI解析・エッジ処理の知見を蓄積した生産性向上AIカメラ。藤山水産加工の子会社化を契機に、フィジカルAI領域への技術展開基盤として位置づけられている。

成長ドライバー

  • 国内IoT市場の高成長(2023年実績6兆9,189億円、CAGR8.0%、2028年予測10兆1,653億円)
  • KDDI株式会社・積水樹脂株式会社等大手企業との協業によるIoTビジネスイノベーションの安定受注拡大
  • 建設業界のDX推進需要増大と熱中症対策罰則付き義務化を背景としたコンストラクションソリューションの市場シェア拡大
  • 戸田建設・村本建設との資本業務提携(GRIFFY株式11.1%売却)によるゼネコン共同開発体制の強化
  • 株式会社藤山水産加工の子会社化によるフィジカルAI実証拠点の確立と水産・食品・一次産業への技術展開
  • GRIFFYによる株式会社ライフビジネスウェザー事業譲受(2026年7月1日完了)による高精度気象予測とIoT・AIを融合した建設DXの垂直統合強化

リスク

  • IoTパワード(売上高690百万円規模)の連結除外による売上規模の構造的縮小(2026年8月期通期予想は前期比19.2%減の2,428百万円)
  • コンストラクションソリューションの売上が建設投資動向・公共事業予算に大きく左右される季節性・景気感応度リスク
  • IoTビジネスイノベーションにおけるモビリティサービスの受注伸長遅延リスク(当第3四半期累計で想定より伸長せず)
  • 藤山水産加工(その他事業)が第3四半期累計でセグメント損失25百万円を計上しており、フィジカルAI実証拠点としての収益化に時間を要するリスク
  • 有利子負債残高(短期借入金570百万円+長期借入金437百万円=合計1,007百万円)と財務レバレッジが高水準で推移
  • GRIFFYによるライフビジネスウェザー事業譲受(取得原価32百万円)に係るのれん等の確定額および統合コストの不確実性

最終更新: 2025年11月27日