原材料等の価格高騰リスク
印刷用紙・インク・版など主要原材料は世界情勢や市況変動の影響を受け、特に印刷用紙は原材料費に占める割合が大きく価格変動の影響が最も大きい。複数企業からの購買や計画的購買による安定調達、販売価格への転嫁により対応しているが、転嫁までのタイムラグや不完全な転嫁が生じた場合、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性がある。
海外事業展開リスク
中国・インドネシアで事業活動を展開しており、大規模自然災害、戦争・テロ・暴動・感染症・エネルギー供給障害などの地政学リスクが存在する。特に中国拠点は影響度が大きく(影響度:大)、政治的・経済的条件の急激な変動により事業継続に支障をきたす可能性がある。インドネシアについては影響度は小と評価されている。
経済環境・需要動向リスク
プリントメディアの需要減少が進む中、当社グループは印刷事業を軸にエレクトロニクス・情報セキュリティ・通販・BPOなど新事業領域の開拓を進めているが、これらの新領域で売上を拡大できなかった場合、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性がある。事業活動範囲は国内のみならず中国・インドネシアにも及び、各国の経済環境や需要動向の変化、デジタルメディアへの移行加速が主なリスク要因となっている。
競争激化リスク
事業展開市場において多数の企業と競合しており、価格競争の激化による受注価格の低下が発生している。原価低減・効率化・付加価値の高い製品開発と提案などの内部努力を継続しているが、これらの努力で価格低下を吸収できない場合、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性がある。
気候変動リスク
台風の大型化・洪水や渇水の発生頻度増加による事業活動中断リスク、降雨パターン変化に伴う原材料調達リスクが存在する。BCP策定やGHG排出量削減、環境負荷低減製品の開発に取り組んでいるが、国内外で気候変動対策のための制度・規制導入が進んだ場合、事業活動の制約やコスト上昇により業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性がある。
情報システム・セキュリティリスク
事業活動における情報システムの重要性が高まる中、情報セキュリティの高度化やデータ保護に努めているが、災害・サイバー攻撃などの外的要因や人為的要因による情報システム障害、または情報漏洩が発生した場合、企業イメージ・社会的信用の低下に加え、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性がある。
人財の採用・育成リスク
高度な技術力・企画力を有する優秀な人財の採用・育成は将来の成長性・収益性確保に不可欠と認識しており、新卒採用に加え中途採用など幅広い採用活動を実施している。しかしながら、必要な人財の採用・育成ができなかった場合、競争力が低下し経営成績に影響が生じる可能性がある。
新感染症リスク
新たな感染症が世界的に拡大した場合、内外経済を下振れさせ景気が減速するリスクがある。当社グループは多くの業界と取引があり影響の正確な見通しは困難であるが、所属する印刷メディア市場の縮小を通じて経営成績等に影響を与える可能性がある。
研究開発リスク
デジタルメディア対応やカーボンニュートラルへの対応等、マーケットニーズに対応した技術確立・開発のために研究開発投資を行っているが、計画どおりの成果が得られない場合や想定外の急激な技術革新が生じた場合、経営成績に影響が生じる可能性がある。
大株主による株式売却リスク
王子マテリア株式会社(王子ホールディングス株式会社の100%子会社)が当社議決権の17.81%を保有する大株主であり、その他の関係会社に該当する。同社グループとは原材料仕入・製品販売において高い水準の取引を行っているが、仮に同社が当社株式を売却する場合、売却株式数や市場環境等により当社株式の流動性や市場価格等に影響を及ぼす可能性がある。
重要度・発生可能性は企業の開示情報に基づいて表示されています
最終更新: 2026年4月27日

