SIソリューション事業
物流・金融系事業会社向けシステム開発・保守。前期の黒字基盤から当期は損失転落
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 189百万円 | 257百万円(前年同期) | ↓ |
| 営業利益 | △5百万円 | 16百万円(前年同期) | ↓ |
| 営業利益率 | 約△2.9% | 約6.5%(前年同期) | ↓ |
事業詳細
物流系・金融系を中心とした事業会社向けにシステムコンサルティング、システム開発・保守、並びにGoogle Workspace等のクラウドサービスを活用したシステム開発支援等を提供する。前事業年度は3セグメント中唯一の黒字セグメントとして機能していたが、当第1四半期は前第1四半期に売上計上した大型システム開発の反動により、減収減益で営業損失に転落した。一方、当第1四半期は決済ソリューション事業が大口案件納品により大幅増益となり、全社の収益基盤としての役割は決済ソリューション事業に移行している。
直近の概況
前年同期の大型案件反動により減収減益、営業損失5百万円に転落
当第1四半期は、前第1四半期に売上計上した大型システム開発の反動等により、売上高は189百万円(前年同期比26.3%減)、営業損失は5百万円(前年同期は営業利益16百万円)となった。決済ソリューション事業が大口案件納品により大幅増益となる一方、SIソリューション事業は3セグメント中唯一の損失セグメントとなり、収益構造における位置づけが変化した。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 物流・金融系事業会社における基幹システムの継続的な開発・保守需要
- DX推進支援需要の拡大を背景とした既存顧客からの追加受注
- Google Workspace等クラウドサービスを活用したシステム開発支援の拡大
- 次期以降の既存顧客向けシステム開発・DX推進支援・クラウドサービス活用支援への注力方針
リスク
- 顧客都合によるプロジェクト中断・大型案件の反動リスク(当期に実際に発生し前年同期比26.3%減収の主因となった)
- 特定大型案件への依存度が高く、案件完了後の売上剥落リスクが顕在化しやすい収益構造
- 当第1四半期は営業損失5百万円に転落し、前期まで唯一の黒字セグメントであった収益基盤の役割が決済ソリューション事業に移行しつつあること
- 固定費負担の中での売上減少により採算が悪化しやすい構造的リスク
決済ソリューション事業
自社開発の電子決済・タッチ決済端末を中核とする最大セグメント
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 1,216百万円 | 251百万円 | ↑ |
| 営業利益 | 411百万円 | -66百万円 | ↑ |
| 前年同期比 | +383.8% | — | ↑ |
事業詳細
電子決済ソリューション「Incredist」シリーズ、Android端末によるタッチ決済ソリューション「Tapion」シリーズ、無人自動精算機向け決済ソリューション、マイナンバーカードを用いた本人確認ソリューション「myVerifist」、及びフライト決済センターの開発・販売・運用保守を行う。当第1四半期の全社売上高1,424百万円の約85%を占める最大セグメントであり、大口案件の納品完了により大幅増収増益に転じた。
直近の概況
大口案件納品完了により大幅増収増益、営業損失から利益転換
前期から当期に納期が期ずれしていた「Incredist Premium Ⅲ」の大口案件の納品が当第1四半期に完了したことにより、売上高は1,216百万円(前年同期比383.8%増)、営業利益は411百万円(前年同期は営業損失66百万円)となり、大幅な増収増益を達成した。全社の四半期純利益203百万円(前年同期は純損失156百万円)の主因となっている。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 「Incredist Premium Ⅲ」大口案件の納品完了による当第1四半期の大幅増収増益
- Tapionシリーズの法人向け案件獲得拡大および手数料収入等ストック収入の増大計画
- 自社運営フライト決済センターサービスの開発・拡販によるストック収入基盤の構築
- 無人自動精算機向け決済端末の拡販
- キャッシュレス決済・マイナンバーカード活用による公的個人認証需要の拡大
リスク
- 大口案件は当第1四半期に納品完了したが、今後の新規大口案件受注・納期管理における同様の期ずれリスク
- 主要顧客への売上集中リスク(大口案件依存による売上のボラティリティ)
- 総資産の急増(前事業年度末1,740百万円→当第1四半期末2,226百万円)に伴う売掛金及び契約資産の増加(949百万円増)など資金繰り・回収管理の重要性
- 短期借入金の増加(100百万円増)による資金調達構造の変化
ECソリューション事業
B2B向けECサイト構築パッケージを提供する最小セグメント
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 18百万円 | 15百万円 | ↑ |
| 営業損失 | -9百万円 | -10百万円 | ↑ |
| 売上高構成比(全社比) | 約1.3% | 約2.9% | ↓ |
事業詳細
B2B向けECサイト構築パッケージ「EC-Rider B2B Ⅱ」の販売、並びに同パッケージ導入に係るコンサルティング、システム開発および保守を主要業務とする。カート型のB2B EC構築サービス「EC-Rider Primo」も展開。当第1四半期は全社売上高1,424百万円のうち当セグメントは18百万円(構成比約1.3%)と最小セグメントであり、開発投資・提案活動が先行し営業損失が継続している。
直近の概況
前年同期比25.6%増収も営業損失は継続
当第1四半期の売上高は18百万円(前年同期比25.6%増)となり増収に転じたが、「EC-Rider Primo」の開発に注力したことにより営業損失9百万円(前年同期は営業損失10百万円)を計上し、損失はほぼ横ばいで継続している。全社売上高が決済ソリューション事業の大型案件納品により大幅増加した結果、当セグメントの売上構成比は約1.3%へ低下した。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 「EC-Rider B2B Ⅱ」の提案活動蓄積による次期以降の受注獲得
- 新サービス「EC-Rider Primo」(カートASP型)の拡販による収益源の多様化
- B2B向けEC市場の拡大を背景とした新規顧客獲得機会の増加
リスク
- 開発・提案活動先行による営業損失の継続(当第1四半期も営業損失9百万円を計上)
- 全社売上高に占める構成比が約1.3%に低下しており、規模がさらに縮小、固定費吸収力が低い
- 「EC-Rider Primo」は開発中の新サービスであり、収益化・市場浸透に時間を要するリスク
- 決済ソリューション事業等の大型案件による全社売上急増の中、当セグメントの相対的な存在感がさらに低下している
最終更新: 2026年8月7日

