株式会社オプティム3694
ライセンス販売・保守サポートサービス(オプティマル)事業
AX事業とアグリテック事業の2セグメントに再編、AI駆動のストック型収益モデルを展開
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 連結売上高(通期) | 11,731百万円 | 10,580百万円 | ↑ |
| 連結営業利益(通期) | 1,969百万円 | 1,954百万円 | ↑ |
| 連結経常利益(通期) | 1,950百万円 | 1,862百万円 | ↑ |
| 親会社株主帰属当期純利益(通期) | 1,114百万円 | 1,178百万円 | ↓ |
| AX事業売上高(通期) | 9,092百万円 | 8,852百万円 | ↑ |
| AX事業営業利益(通期) | 4,996百万円 | 4,651百万円 | ↑ |
| アグリテック事業売上高(通期) | 2,639百万円 | 1,729百万円 | ↑ |
| アグリテック事業営業損失(通期) | △460百万円 | △403百万円 | ↓ |
| AXサービスストック売上高(通期) | 7,052百万円 | 6,703百万円(前期比5.2%増より算出) | ↑ |
| AXサービスストック比率(通期) | 81.4% | - | — |
| 営業利益率(連結) | 16.8% | 18.5% | ↓ |
| 1株当たり当期純利益 | 20.25円 | 21.39円 | ↓ |
| KDDI株式会社向け売上高 | 3,339百万円 | 3,269百万円 | ↑ |
事業詳細
当期よりセグメントを「AX事業」と「アグリテック事業」の2区分に変更。AX事業は情シスAX・建設土木AX・医療AX・オフィスAX・コミュニケーションAXの各サービスを展開し、15年連続国内シェアNo.1のMDMサービス「OPTiM Biz」を中核とするストック型収益基盤を持つ。アグリテック事業はドローン農薬散布を中心とするスマート農業サービスを提供し、前期比52.7%増の大幅成長を達成。主要顧客はKDDI株式会社(売上高の約28.5%)。
直近の概況
セグメント2区分化、アグリテック52.7%増収、AX事業は増収増益で収益構造強化
当期よりセグメントをAX事業とアグリテック事業の2区分に変更。AX事業は売上高9,092百万円(前期比2.7%増)・営業利益4,996百万円(同7.4%増)と増収増益。アグリテック事業は売上高2,639百万円(同52.7%増)と大幅成長したが、積極的成長投資により営業損失460百万円(損失拡大)。連結純利益は第3四半期に計上した投資有価証券評価損173百万円の影響で前期比5.4%減の1,114百万円。翌期予想は売上高12,980百万円(10.6%増)・営業利益1,980百万円(0.5%増)。
主要プロダクト
成長ドライバー
- アグリテック事業の本格成長:ドローン農薬散布AXサービスが25府県134市町村・32,000haに拡大し日本最大規模に成長、ネギ・みかん等他作物への横展開も本格化
- OPTiM Biz Premiumによるアップセル:MDM・SaaS管理・ID管理をオールインワン化した新サービスをパートナー販売網で展開し、既存顧客からの単価向上を推進
- ストック収益の高水準維持:AXサービスのストック売上7,052百万円・ストック比率81.4%を維持し、安定的かつ予見可能性の高い収益基盤を確保
- 医療DXの政策追い風:令和8年度診療報酬改定で生成AIが要件に含まれ、OPTiM AI ホスピタルの導入メリットが鮮明化、PoC後の正式採用率も高水準
- AI駆動開発による生産性向上:全エンジニアへのAIコーディングアシスタント導入でAI運用コストを大幅に上回る生産性を実現し、利益体質を強化
- Agri Buddyによる農業BPOプラットフォーム展開:3万ha超のスマート農業基盤を活かした「水平分業栽培モデル」で農業全工程のBPO化を推進
- オフィスAX・コミュニケーションAXサービスの成長:生成AI浸透を背景にOPTiM 文書管理・OPTiM Contract・自治体公式スーパーアプリ等が拡大、デジタル庁のサービスカタログ掲載も獲得
リスク
- 特定顧客への売上依存:KDDI株式会社が売上高の約28.5%を占め、同社との関係変化が業績に重大な影響を与えるリスク
- アグリテック事業の継続的営業損失:積極的成長投資により営業損失460百万円が継続しており、黒字化時期の見通しが不透明
- 投資有価証券評価損等の特別損失:当期に173百万円の投資有価証券評価損を計上し純利益を圧迫、保有有価証券の時価変動リスクが残存
- 短期借入金の増加と財務レバレッジ:当期末に短期借入金1,250百万円が新規発生し、自己資本比率が前期76.0%から74.7%へ低下
- 棚卸資産(商品及び製品)の急増:前期末64百万円から当期末1,799百万円へ大幅増加しており、アグリテック事業拡大に伴う在庫リスク管理が課題
- その他サービス(コンシューマ向け・スポット案件)の売上減少:注力サービスへの経営資源集中に伴い、非注力サービスの売上が継続的に減少
- 技術革新・競合激化リスク:AI・IoT・Robotics分野の急速な技術進歩に対応し続けるための継続的な研究開発投資が必要であり、競合他社の台頭リスクも存在
最終更新: 2026年6月26日

