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ビリングシステム株式会社

3623東証グロース情報通信業

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ビリングシステム株式会社3623

決済支援事業(単一セグメント)

国内決済基盤を軸に企業の決済業務効率化を支援する単一事業会社

期間今期前期増減率
売上高(2026年12月期第1四半期累計)1,371百万円1,072百万円(2025年12月期第1四半期)
営業利益(2026年12月期第1四半期累計)275百万円139百万円(2025年12月期第1四半期)
営業利益率(2026年12月期第1四半期累計)20.1%13.0%(2025年12月期第1四半期)
経常利益(2026年12月期第1四半期累計)283百万円140百万円(2025年12月期第1四半期)
親会社株主に帰属する四半期純利益(2026年12月期第1四半期累計)181百万円88百万円(2025年12月期第1四半期)
1株当たり四半期純利益28.91円14.15円(2025年12月期第1四半期)
PayB加盟店数(払込票発行機関)18,745社・団体(2026年3月末)18,431社・団体(2025年12月末)
通期売上高予想(2026年12月期)5,607百万円4,547百万円(2025年12月期実績)
通期営業利益予想(2026年12月期)929百万円647百万円(2025年12月期実績)

事業詳細

ビリングシステムは「決済支援事業」を唯一の報告セグメントとして運営する。企業と金融機関・決済機関をつなぐASP型決済プラットフォームを提供し、クイック入金・収納代行・スマホ決済(PayB)・キャッシュレス決済端末・法人向け送金支援(PayB for Business)など多様なサービスを展開。収納代行サービスに係る預り金を保有するため表面上の自己資本比率は10.2%だが、預り金と現金を相殺した実質的な自己資本比率は79.1%と財務健全性は高い。

直近の概況

2026年第1四半期は売上高27.9%増・営業利益98.1%増と大幅増収増益を達成

2026年12月期第1四半期(1月〜3月)は、売上高1,371百万円(前年同期比+27.9%)、営業利益275百万円(同+98.1%)と大幅増収増益。前期から持ち越した案件等の計上によるスポット売上の伸長が寄与し、利益率は一時的に上昇(同社は一過性と説明)。PayBは沖縄海邦銀行・京都信用金庫・宮崎銀行・りそなグループ4行との提携を発表。JCBの「Cashmap」へのPayB for Business搭載も開始。通期業績予想(売上高5,607百万円、営業利益929百万円)に変更なし。年間配当予想は32.50円(前期25.80円から増配)。

主要プロダクト

service
クイック入金サービス

株式・外為市況の変動に連動して取扱件数が変動する特性を持つ。2026年第1四半期は活発な株式市場の動きや為替変動等の影響を受けて着実に売上が積み上がった。

platform
収納代行サービス(PayB含む)

スマホ決済サービス「PayB」を中核とし、2026年3月末時点で加盟店(払込票発行機関)は18,745社・団体に拡大。ATMで支払いができる「ATM PayB」、他社スマホ決済アプリ向け「PayB API」「PayB ホワイトラベル」も展開。

service
PayB for Business

2025年にサービス開始。大量かつ全国の公共料金支払対応が必要な企業向けに、オフィスからWeb上で全て完結できる仕組みを提供。BPOを活用した支払代行サービスも組み合わせて提案。2026年3月にはJCBの資金管理ポータル「Cashmap」への搭載が開始された。

product
カードリーダーソリューションサービス(キャッシュレス決済端末)

低価格ながら音声ガイダンス機能を持つ新型端末「PT-10Pro」を展開。決済代行会社・システムベンダー等を通じた代理店販売を立ち上げ中。JR駅構内の多機能ロッカーや駐車場向け導入も堅調に推移。

service
公共料金支払代行サービス

行政・民間双方における決済DXの推進ニーズを背景に、税公金・公共料金分野のデジタル収納を支援。PayB for Businessとの連携により法人・行政双方のニーズに対応。

成長ドライバー

  • 政府主導のキャッシュレス決済普及促進および消費者の利便性志向の高まりによる市場拡大
  • PayB加盟店(払込票発行機関)の継続的拡大(2026年3月末時点18,745社・団体)
  • JCBとの業務提携によるPayB for Businessの法人市場展開(「Cashmap」搭載開始)
  • 行政・金融機関のDX推進および税公金・公共料金分野のデジタル収納ニーズ拡大
  • 人手不足の深刻化に伴う省力化投資需要の拡大による決済DX推進
  • 収納代行サービス・クイック入金サービスの活発な株式市場・為替変動を背景とした取扱件数増加
  • 新型端末「PT-10Pro」の代理店販売網構築による中小規模加盟店への展開拡大

リスク

  • クイック入金サービスが株式・外為市況の変動幅に大きく依存しており、市況低迷時に業績が悪化するリスク
  • 証券口座不正利用急増に伴う本人認証強化等の外部環境変化によるクイック入金取扱件数の鈍化リスク
  • 改正割賦販売法・改正銀行法・資金決済法等の法改正により提供サービスが制限される規制リスク
  • 収納代行サービスに係る預り金を保管する銀行が破綻した場合の預金目減りリスク(決済性預貯金口座で分別管理により対応)
  • 新型端末「PT-10Pro」等の開発遅延による売上計上の翌期ずれ込みリスク、および新規ソフトウエア開発における減損リスク
  • 地政学リスクの顕在化に伴う資源・エネルギー価格変動や消費マインドの変容による景気先行き不透明感の高まり
  • 第1四半期の高利益率は前期繰越案件等の一過性要因によるものであり、通期を通じた利益率の持続性に不確実性がある

最終更新: 2026年3月23日