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株式会社フジックス

3600東証スタンダード繊維製品

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株式会社フジックス3600

日本

国内縫い糸・手芸糸の製造販売を担うグループ中核セグメント

期間今期前期増減率
売上高(2026年3月期通期)4,334百万円4,377百万円
セグメント損失(2026年3月期通期)△193百万円△180百万円
セグメント資産(2026年3月期末)10,136百万円9,484百万円
減価償却費(2026年3月期通期)135百万円160百万円
設備投資額(2026年3月期通期)33百万円92百万円

事業詳細

フジックス本体および国内連結子会社3社(株式会社FTC、株式会社シオン、株式会社ニットマテリアル)で構成。縫い糸・刺しゅう糸・手芸用各種糸を製造し、国内アパレル縫製業者・手芸関連業者・自動車内装メーカー等に販売するほか、米国向け手芸用縫い糸の輸出も手掛ける。2026年3月期はグループ連結売上高5,474百万円のうち4,334百万円を占め、約79%を構成するコアセグメント。

直近の概況

売上高前期比1.0%減、セグメント損失は前期比13百万円拡大

2026年3月期の日本セグメント売上高は4,334百万円(前期比1.0%減)。衣料品のインバウンド需要の減速、節約志向の高まり、記録的猛暑等の気候要因が重なり、衣料品・手芸材料の消費はまだら模様が続いた。米国向け手芸用縫い糸は若干回復傾向、車両内装用縫い糸は日米関税交渉の大筋合意を受け大きな落ち込みを回避したものの、工場操業度の低下・販売品目構成の変化・製造コストの高止まりにより売上高総利益率が低下し、セグメント損失は192百万円(前期は180百万円の損失)に拡大した。

主要プロダクト

product
工業用縫い糸

国内アパレル縫製業者や自動車内装メーカー向けに供給。車両内装用縫い糸は日米関税交渉の大筋合意を受け、懸念された大きな落ち込みはなかった。

product
家庭用・手芸用縫い糸

国内手芸関連業者向けのほか、米国ホビー市場向け輸出も手掛ける。2026年3月期は米国向け受注が若干回復傾向となったが、国内は節約志向や気候要因により消費はまだら模様が続いた。

product
縫製副資材(卸売)

縫い糸に付随する縫製副資材を国内アパレル・縫製業者向けに卸売販売。主力の縫い糸事業を補完する位置づけ。

成長ドライバー

  • 日米関税交渉の大筋合意を受けた手芸用縫い糸の米国向け受注の回復傾向
  • 車両内装用縫い糸における関税影響の限定化と比較的安定した受注基盤
  • 欧米・アジア市場における手芸用糸の独自製品提案による海外シェア拡大余地
  • 抜本的な事業コスト見直しを含む経営改善策の推進による損失縮小への取り組み

リスク

  • 衣料品消費のまだら模様継続と節約志向の高まりによる縫い糸需要の低迷
  • 国内工場操業度の低下による製造コストの高止まりと売上高総利益率の低下
  • 中東情勢の緊迫化に伴う原油供給懸念と原材料・資材価格のさらなる上昇リスク
  • 米国関税政策の動向変化による輸出ビジネスへの影響
  • 記録的猛暑・冬の到来遅れ等の気候要因による衣料品消費の変動リスク

最終更新: 2026年6月24日