事業内容
ユニフォームネクスト株式会社は、1994年創業・2017年東証上場(現グロース市場)の業務用ユニフォーム通販専業会社。飲食・医療・オフィス・作業服の4カテゴリーに特化した自社ECサイト群を運営し、日本全国の法人・個人顧客へ商品を販売する。
近年はECによるリテール販売に加え、大口法人向けのホールセール販売(人的営業)を本格化させ、「ハイブリッド販売モデル」を推進している。本社・物流センターを福井市に集約し、Web制作・マーケティング・カスタマーサポート・物流・刺繍加工を内製化することで、高品質サービスと短納期を実現している。
業務用ユニフォーム市場規模は506,500百万円(矢野経済研究所「ユニフォーム市場年鑑2024」)とされ、当社はその主要カテゴリーを網羅する。
ビジネスモデル
Webマーケティングで集客した顧客をカテゴリー特化型ECサイトで小口・中口受注するリテール販売と、ECリードを起点にオンライン・フィールドセールスが大口法人へ提案するホールセール販売の二軸で収益を獲得する。ユニフォーム管理アプリ「ユニネク®」によるカスタマーサクセスでリピート購入(LTV最大化)を促進。
刺繍・プリント加工の内製化により付加価値を高め、法人顧客比率上昇に伴う注文規模拡大で配送コスト効率を改善する構造を持つ。
企業の強み
福井市本社・物流センターにWeb制作・撮影・広告運用・コールセンター・物流・刺繍プリント加工を集約し内製化。欠品抑制と即日出荷体制を実現するとともに、PDCAを高速で回す体制を構築。これにより競合との差別化要因となる顧客体験品質を維持している。
2025期にマーケティングターゲットを個人から法人へ明確にシフト。新規顧客の平均購入単価が大幅上昇し、ホールセール部門売上高は1,314百万円(前期比+60.8%)と急拡大。法人比率上昇により1件あたり注文規模が拡大し、配送等流通コスト効率も大幅改善した。
売上高は2021期5,115百万円から2025期9,857百万円へ5期連続増収。2024期に一時的に営業利益が低下したものの、2025期は営業利益754百万円(前期比+68.6%)、当期純利益518百万円(同+59.2%)と大幅回復し、売上高営業利益率は7.7%に改善した。
エンヴァリスの着眼点
業績トレンド
売上高は2021期5,115百万円から2025期9,857百万円へ5期連続増収。2026年1Q累計は2,056百万円(前年同四半期比19.8%増)と加速傾向が継続。
利益面では2024期に一時的に低下した営業利益が2025期に754百万円へ大幅回復し、2026年1Qは閑散期にもかかわらず営業利益16百万円と黒字転換。外部要因として雇用・所得環境の改善が法人需要を下支えする一方、金融資本市場の変動や米国通商政策の動向が先行き不透明感を高めている。
通期予想(売上高12,000百万円、営業利益900百万円)に変更なし。
成長戦略
法人シフト加速とホールセール強化・ハイブリッド販売モデルの全社展開
WEBマーケティングと営業提案力を融合したハイブリッド販売モデルをホールセール部門から全社へ展開。EC経由見込み客への専門チームによる能動的提案で成約率を高め、高単価大口案件の獲得を加速。2026年1QホールセールはYoY+41.4%と顕著な成果。
主力商品であるファン付き作業服の在庫を過去最大規模で早期から積み増し、即納体制を武器に法人・大口顧客の早期導入需要を取り込む。2026年1Q末商品残高は2,172百万円と前期末比956百万円増加し、繁忙期に向けた供給優位性を確立。
共同開発スクラブ等の自社専売商品とクリニック同梱ミニカタログの刷新により、医療機関向け市場での受注金額・顧客数を継続的に拡大。サービス部門は2026年1QでYoY+5.8%と安定成長を維持。
メルマガ・FAXDM等のセグメント配信強化により、飲食業界向け商材の値上げ前駆け込み需要や新年度需要を効率的に取り込み。メルマガ経由収益が大幅増加し、オフィスワーク部門は2026年1QでYoY+26.6%を達成。
最終更新: 2026年7月17日

