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昭栄薬品株式会社

3537東証スタンダード卸売業

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昭栄薬品株式会社3537

化学品事業

オレオケミカル・界面活性剤を扱う主力事業(売上構成比92.5%)

期間今期前期増減率
売上高(2026年3月期実績)24,899百万円22,872百万円
セグメント利益(2026年3月期実績)630百万円643百万円
セグメント利益率(2026年3月期実績)2.5%2.8%
売上構成比(2026年3月期実績)92.5%91.4%
売上高(2027年3月期予算)25,113百万円24,899百万円

事業詳細

パーム油・ヤシ油等の天然油脂由来のオレオケミカル(脂肪酸・脂肪アルコール・脂肪アミン・グリセリン等)および界面活性剤を、油脂メーカーから仕入れ、中間製品メーカー・最終製品メーカーへ販売する川上から川下まで広くカバーするビジネスモデルを構築。洗浄剤・香粧品・自動車・繊維・医薬・食品等の幅広い業界に供給。国内に加え、上海・タイの海外子会社を通じてグローバル展開も行う。

直近の概況

売上高は前期比8.9%増の24,899百万円も、利益は1.9%減と増収減益

2026年3月期は、自動車関連・繊維油剤関連の国内主要得意先からの受注数量が堅調に推移し、天然油脂(パーム油)相場が期中に反転上昇したことで販売価格が高値水準を維持し、売上高は24,899百万円(前期比8.9%増)と大幅増収を達成。一方、仕入価格の値上がりや販売費及び一般管理費の増加(全社費用170百万円、前期比3.6%増)が利益を圧迫し、セグメント利益は630百万円(前期比1.9%減)にとどまった。売上総利益の絶対額は5期連続で過去最高を更新。2027年3月期予算は売上高25,113百万円(前期比0.9%増)を見込む。

主要プロダクト

product
オレオケミカル

パーム油・ヤシ油等を原料とする脂肪酸、脂肪アルコール、脂肪アミン、グリセリン等を油脂メーカーから仕入れ、界面活性剤等の中間製品メーカーへ販売する。原材料相場(パーム油)の動向が販売価格・利益率に直接影響する。

product
界面活性剤

中間製品メーカーが生産した界面活性剤等を、家庭用(石鹸・洗剤・シャンプー・化粧品等)および工業用(繊維・紙パルプ・医薬・食品・金属加工油剤・塗料等)の最終製品メーカーへ販売する。

product
石油化学品・その他化学品

オレオケミカル・界面活性剤に加え、石油化学製品等も取り扱い、顧客の多様なニーズに対応する。

product
新興国化学品

海外子会社(上海・タイ)を活用し、新興国市場向けの化学品販売を拡大。環境ソリューションビジネスの提案も含め、グローバル展開を推進している。

service
新商品開発支援(オープン・イノベーション)

対面商談およびWeb商談を通じて、顧客のニーズに対応した提案を行い、既存得意先への拡販・拡充に繋げる。得意先による当社グループ提案商品の品質評価等、採否決定プロセスを個別に管理し、新規採用を推進する。

成長ドライバー

  • 天然油脂(パーム油)相場の上昇基調による販売価格の価格転嫁効果
  • 自動車関連・繊維油剤関連の国内主要得意先からの受注数量の堅調推移
  • 新興国化学品の拡販および環境ソリューションビジネスの提案拡大
  • 顧客ニーズに対応した提案型営業による既存得意先への拡販・拡充
  • 海外子会社(上海・タイ)を活用したグローバル展開とシナジー追求
  • 売上総利益の絶対額の持続的増加(5期連続過去最高)という経営指標の達成

リスク

  • 天然油脂(パーム油)相場の急落による販売価格・利益率の低下リスク
  • 産業用界面活性剤の生産量・販売量の減少(当期も前年を若干下回る数量)
  • 米国通商政策・地政学リスク(ロシア・ウクライナ、中東情勢)による世界経済減速と需要減退
  • 為替変動(円高)による輸出原材料出荷の減少および仕入コスト変動
  • 販売費及び一般管理費の増加による利益圧迫(2027年3月期予算で前期比4.2%増を見込む)
  • 物価上昇によるインフレ懸念および得意先の買い控えリスク

最終更新: 2026年6月24日