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昭栄薬品株式会社

3537東証スタンダード卸売業

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市場

取扱商品の価格変動リスク

主力商品であるオレオケミカルはパーム油等の天然油脂市況・為替変動・天候不順による不作の影響を受ける。仕入価格変動に応じた販売価格見直しで適正利潤維持を図るが、著しい変動が生じた場合は化学品事業のマージン増減・供給不足、日用品事業の利益率変動を通じて業績に影響する。一部工業用途では石油化学製品との競合もあり、需要動向の変化も業績に影響し得る。

市場

花王への高依存リスク

花王株式会社は当社グループの主要仕入先かつ販売先であり、同社からの仕入金額は仕入総額の約4割を占める。同社の販売戦略に重要な変更が生じた場合や商品供給に著しい支障が生じた場合、当社グループの事業基盤そのものが毀損するリスクがある。当社は同社ケミカル事業の国内主要代理店として強固な関係維持・取引拡大を方針とするが、依存度の高さは構造的リスクとして残存する。

財務

保有株式の価格変動リスク

2026年3月期末における投資有価証券残高は5,597,685千円(連結総資産の31.4%)に達し、うち花王株式は4,293,153千円(同24.1%)を占める。保有株式の株価下落は純資産・財政状態に直接影響し、受取配当金(2026年3月期149,097千円、うち花王分107,016千円)の減少は収益にも影響する。資産の約3割超が特定銘柄に集中しており、株式市場の変動に対する感応度が高い。

市場

海外展開に係るカントリーリスク

中国・タイをはじめとするアジア諸国での事業展開を強化しているが、予期せぬ法規制変更・テロ・紛争・政治社会情勢の変動・景気動向・為替変動・文化商習慣の違い等のリスクに晒されている。また、日系企業の海外生産拠点を主要取引先としているため、これら企業の海外展開動向に業績が左右される。各国の経済・政治環境を常時注視しながら対応しているが、リスクの完全な回避は困難である。

財務

為替変動リスク

外貨建取引において為替変動リスクに晒されており、為替予約等によるリスク低減措置を講じているが、完全なヘッジは困難である。また、海外連結子会社の経営成績は連結財務諸表作成時に円換算されるため、円高局面では業績・財政状態に下押し圧力が生じる。オレオケミカルの仕入コストも為替変動の影響を受けることから、複合的な為替リスクを抱えている。

市場

競合他社との競争激化リスク

オレオケミカル分野を主力としない企業も同分野の化学品を取り扱っており、商品ラインアップ・品質・価格面での競争にさらされている。当社グループは専門知識の蓄積・仕入先との関係強化・新規仕入先開拓・提案活動強化による差別化を図っているが、これらの対策が奏功しない場合は業績に悪影響が及ぶ。

テクノロジー

人材確保・育成リスク

持続的成長には高度な専門知識を有する人材の確保・育成が不可欠であるが、雇用環境の変化や人材獲得競争の激化により、必要な人材の確保・維持が困難になるリスクがある。オレオケミカル分野という専門性の高い事業領域であるため、代替人材の確保が特に難しい可能性がある。

テクノロジー

機密情報漏洩リスク

事業活動を通じて取引先の商品開発等の機密情報を入手する機会があり、情報セキュリティ管理規程の整備・情報セキュリティ担当役員による統括管理体制を構築している。しかし万が一漏洩事故が発生した場合、当社グループの信用が著しく低下するとともに損害賠償責任を負うリスクがある。

テクノロジー

製造物責任リスク

化学品事業の輸入商品や日用品事業の外部製造委託商品は製造物責任法の規制対象であり、生産物賠償責任保険(PL保険)に加入しているが、保険が賠償責任額を十分にカバーできる保証はない。多額の損害賠償が発生した場合、財政状態・経営成績に重大な影響を及ぼす可能性がある。

法規制

法規制変更リスク

日本・中国・東南アジア等の事業展開国において、医薬品医療機器等法をはじめとする各種法令・環境規制・許認可規制の適用を受けている。法規制の大幅な変更・強化や予期しない法令変更が生じた場合、事業活動の制限や追加費用の発生を通じて業績に影響する。海外においては各国固有の法令リスクも存在し、対応コストが増大する可能性がある。

重要度・発生可能性は企業の開示情報に基づいて表示されています

最終更新: 2026年7月19日