情報セキュリティリスク
サプライチェーン全体への高度化したサイバー攻撃の拡大により、情報漏えいにとどまらず操業停止・設備トラブル・安全事故等が連鎖的に発生し、事業継続が困難となるリスク。影響度3・発生確率3でリスク評価9点と最高水準に位置づけられている。グループ全体のセキュリティレベル向上に向けた取り組みの継続推進およびBCP訓練の実施により対応している。
サプライチェーン分断リスク
中東情勢の不安定化等による地政学的対立の拡大や制裁・輸出規制、物流・エネルギー制約の長期化により、特定地域・品目の調達や輸送が継続的に制約され、原材料の供給遅延・不足やコスト上昇が生産・製品供給・事業継続に重大な影響を及ぼすリスク。影響度3・発生確率3でリスク評価9点と最高水準に位置づけられている。安定調達体制の構築および結果事象型の観点からの対策検討を通じたレジリエンス強化で対応している。
大規模自然災害リスク
首都直下地震・南海トラフ地震・富士山噴火等の大規模自然災害により、操業停止・物流寸断・人員確保の困難化・経営機能の中断等が生じ、事業継続に重大な影響が発生するリスク。影響度3・発生確率2でリスク評価6点の重点管理リスクに指定されている。災害対応マニュアルの見直しおよびSOP整備等を通じた実務レベルでの実効性強化により対応している。
火災・漏洩リスク
設備不良・オペレーションミスに伴い漏洩や異常が発生し、火災事故まで発展することで製造工程の停止や市場からの信頼低下が生じ、頻発する漏洩により社外・環境への影響から操業停止に至るリスク。影響度3・発生確率2でリスク評価6点の重点管理リスクに指定されている。重大防災事故の未然防止に向けた各所の対応検証・診断と防災マネジメントの見直しにより対応している。
技術情報流出リスク
不正アクセスや内部不正等により重要技術・機密情報が流出し、競争優位性が毀損されるとともに、経済安全保障を理由とする制裁・処分に発展するリスク。影響度2・発生確率3でリスク評価6点の重点管理リスクに指定されている。重要技術情報および管理状況の棚卸を踏まえた情報整備・管理強化策の検討・展開により対応している。
重大品質不正・偽装リスク
重大な品質不正・偽装が原因で顧客に多大な被害・損害が発生し、事業停止処分や巨額の補償負担が生じるとともに、他事業へのレピュテーション影響が波及するリスク。影響度2・発生確率3でリスク評価6点の重点管理リスクに指定されている。品質コンプライアンスに特化した内部監査の強化により対応している。
重大コンプライアンス不祥事
社会的注目を集めるコンプライアンス問題が発生し、マスコミ報道の過熱やレピュテーション低下により顧客喪失・事業継続困難に至るリスク。影響度2・発生確率3でリスク評価6点の重点管理リスクに指定されている。目の届きにくい地域・グループ会社への対応強化により対応している。
AI・デジタルリスク
AI活用の遅れや誤用(偽情報利用・機密情報入力・誤判断等)、AI規制・データ規制への対応不足により、業務プロセスや統制プロセスの設計・運用に不備が生じ、情報漏えい・品質不良・業務停止等が連鎖的に発生するリスク。影響度2・発生確率2でリスク評価4点と評価されている。情報系人財の教育プログラム整備とキャリアパスの明確化、DX人財育成プログラムの継続的提供により対応している。
人財流出・採用難リスク
人財流出や採用難の長期化により専門技術・保全・品質管理等の重要機能の継続性が損なわれ、事業運営力が低下し経営基盤が弱体化するリスク。影響度2・発生確率2でリスク評価4点と評価されており、中~長期的な発現が想定されている。ジョブ型・キャリア自律支援等の制度整備を含む労働環境改善推進および主要会社における離職率水準の定期的確認により対応している。
気候変動移行リスク
環境規制や情報開示義務、顧客からのCO2削減要請への対応遅れにより、顧客喪失や投資家離れが発生するリスク。影響度1・発生確率2でリスク評価2点と評価されており、中~長期的な発現が想定されている。グローバルの規制動向モニタリングを継続し遅延なく対応する方針としている。
重要度・発生可能性は企業の開示情報に基づいて表示されています
最終更新: 2026年7月19日

