株式会社フェリシモ3396
通信販売事業(単一セグメント)
服飾・生活関連品を定期便方式で届ける国内通信販売事業
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(第1四半期累計) | 7,026百万円 | 7,116百万円 | ↓ |
| 売上総利益(第1四半期累計) | 3,850百万円 | 3,815百万円 | ↑ |
| 営業損失(第1四半期累計) | △67百万円 | △22百万円 | ↓ |
| 経常利益(第1四半期累計) | 15百万円 | △41百万円 | ↑ |
| 親会社株主に帰属する四半期純利益(第1四半期累計) | 13百万円 | △45百万円 | ↑ |
| 売上総利益率(第1四半期累計) | 54.8% | 53.6% | ↑ |
| 販売費及び一般管理費(第1四半期累計) | 3,918百万円 | 3,837百万円 | ↓ |
| 総資産 | 27,573百万円 | 28,053百万円 | ↓ |
| 純資産 | 19,496百万円 | 19,651百万円 | ↓ |
| 自己資本比率 | 70.7% | 70.1% | ↑ |
| 新規事業領域売上高(第1四半期累計) | 936百万円 | 709百万円(推計) | ↑ |
| 通期売上高予想 | 30,265百万円 | 29,179百万円 | ↑ |
| 通期営業利益予想 | 237百万円 | 215百万円 | ↑ |
| 減価償却費(第1四半期累計) | 226百万円 | 215百万円 | ↓ |
事業詳細
フェリシモは服飾・服飾雑貨および生活関連品を中心に、毎月1回商品をお届けする「フェリシモ定期便」を核とした通信販売事業を展開。カタログ・インターネットを通じて一般消費者に販売し、注文受付から発送まで自社の受注・物流センターで集約処理する。中核の定期便事業に加え、ビジネスプロデュース事業・エリアメディア事業等の新規事業領域も育成中。2027年2月期は「増収増益の常態化」を実現する重要な実行年と位置づけている。
直近の概況
定期便は既存顧客減で減収も、新規事業が32%増と高成長し経常黒字転換
2027年2月期第1四半期(2026年3月〜5月)は、定期便事業で新規顧客獲得数が前年同期を上回ったものの、既存顧客の購入頻度低減によりのべ顧客数が減少し、定期便売上高は6,089百万円(前年同期比5.0%減)。一方、新規事業領域は万博オフィシャルオンラインストア運営開始等が寄与し936百万円(同32.0%増)と高成長。物流設備・調達システム更新に伴う減価償却費増加で販管費が前年同期比2.1%増となり営業損失は67百万円に拡大したが、為替差益51百万円を含む営業外収益84百万円を計上し経常利益15百万円・四半期純利益13百万円と前年同期の損失から黒字転換した。通期業績予想(売上高30,265百万円、営業利益237百万円)に修正はない。
主要プロダクト
成長ドライバー
- SNSショート動画広告等を活用した「共感主導型マーケティング」による新規顧客獲得数の前年同期超え
- 著名アーティスト・キャラクターとのコラボレーション商品による顧客エンゲージメント向上
- 新規事業領域(ビジネスプロデュース・エリアメディア)の高成長(第1四半期前年同期比32.0%増)
- 大阪・関西万博公式オンラインストア運営等、社会価値と経済価値を両立する共創事業の拡大
- 売上総利益率の改善(第1四半期54.8%、前年同期53.6%から1.2ポイント改善)
- 自治体・企業との共創事業(HYOGOSSIMO、AOMORI×Dick Bruna TABLE等)による新規収益源の創出
リスク
- 既存顧客の購入頻度低減によるのべ顧客数減少が継続しており、定期便事業の売上回復が課題
- 物流設備・調達システム更新等に伴う減価償却費増加による販管費の高止まりリスク
- 物価高騰・為替変動・米国関税引き上げ等の不安定な国際情勢による消費マインドへの影響
- 為替差益等の営業外収益に依存した経常黒字構造であり、本業(営業損益)の改善が急務
- カスタマーサポート業務等の外部委託先人件費高騰による販売費増加リスク
- 新規顧客獲得手法の開発遅延およびECサイトへの流入数減少リスク
- 新規事業領域(万博関連等)は一過性収益の側面があり、継続的な収益源としての定着が課題
最終更新: 2026年5月27日

