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デリカフーズホールディングス株式会社

3392東証スタンダード卸売業

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デリカフーズホールディングス株式会社3392

青果物事業

グループ売上の約98%を占める外食・中食向け青果物加工流通の中核事業。

期間今期前期増減率
セグメント売上高(外部顧客+内部、2026年3月期通期)60,977百万円57,843百万円
セグメント利益(経常利益ベース、2026年3月期通期)2,034百万円827百万円
セグメント資産(2026年3月期末)26,179百万円23,964百万円
減価償却費(2026年3月期通期)1,097百万円1,030百万円
有形・無形固定資産増加額(設備投資、2026年3月期通期)971百万円838百万円

事業詳細

デリカフーズ㈱を中心に、外食産業・中食産業向けのホール野菜販売、カット野菜・真空加熱野菜の製造販売、ミールキット製造販売を行う。全国チルド物流網を活用した野菜と日配品のワンストップ納品サービスを提供。楽彩㈱を通じたBtoC事業(一般消費者向けミールキット)にも注力。農業法人デリカファーム㈱の新規連結により川上サプライチェーンも強化している。

直近の概況

本部集中仕入制度の奏功により調達コストが安定化し、利益が前期比145.8%増の大幅増益。

2026年3月期の青果物事業セグメント売上高は60,977百万円(前期比5.4%増)、セグメント利益(経常利益)は2,034百万円(前期比1,206百万円・145.8%増)と過去最高を更新。今年度から始まった本部集中仕入制度の奏功により調達コスト・在庫の厳格管理と廃棄ロス削減が進んだほか、人員配置・物流の最適化など現場オペレーションの効率化が寄与した。一部品目で猛暑を背景とする価格高騰の影響はあったものの、適切に対応した。

主要プロダクト

product
ホール野菜

外食チェーンや中食事業者向けに生鮮ホール野菜を供給。2026年3月期の部門売上高は24,529百万円(前期比3.6%増)で、全体売上の39.4%を占める。

product
カット野菜・真空加熱野菜

人手不足を背景とした外食・中食産業の省力化需要を取り込む主力製品。2026年3月期の部門売上高は27,211百万円(前期比7.9%増)で、全体売上の43.7%を占め最大部門。

product
ミールキット

一般消費者向けに楽彩㈱が製造・販売するミールキット。BtoC事業の拡充施策の一環として継続的に強化されている。

service
日配品同時納品サービス

全国11拠点のチルド物流網を活用し、野菜と日配品を同時納品することで顧客の受発注・物流コストを削減するサービス。グループ内物流子会社エフエスロジスティックス㈱と連携して提供。

成長ドライバー

  • 外食需要の堅調な推移およびインバウンド消費の拡大による取引量増加
  • 人手不足を背景とした業務用カット野菜・真空加熱野菜の省力化需要の高まり
  • 本部集中仕入制度の定着による調達コスト管理強化と廃棄ロス削減
  • 取引先の裾野拡大(取引業種バランスの最適化・新規顧客開拓)
  • 楽彩㈱を中心としたBtoC事業(ミールキット)の拡充
  • 農業法人デリカファーム㈱の新規連結による川上サプライチェーン強化

リスク

  • 天候不順・気候変動に起因する野菜仕入価格の急騰リスク(2026年3月期も一部品目で猛暑による価格高騰が発生)
  • 輸入野菜への依存度が高く、為替円安・地政学リスクによる調達コスト上昇リスク
  • 外食産業の慢性的な人手不足・物価高による消費者節約志向の強まりに伴う需要鈍化リスク
  • 人件費・物流費の継続的な上昇による収益圧迫リスク
  • 食料品消費税率見直しの動向など規制・政策変更リスク

最終更新: 2026年6月25日