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レカム株式会社

3323東証スタンダード卸売業

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レカム株式会社3323

事業内容

レカム株式会社は、連結子会社22社・関連会社3社を擁するグループ企業として、国内ではLED照明等の脱炭素商材・ビジネスホン・デジタル複合機等をリース販売・保守サービスとともに提供する国内ソリューション事業、ASEAN・中国・インドで省エネソリューションや情報通信機器を展開する海外ソリューション事業、RPA・AI活用のDX推進とBPOアウトソーシングを担うBPR事業の3セグメントを運営する。主要顧客は国内中小企業および海外進出日系企業・現地ローカル企業。

2025年9月期の連結売上収益は13,088百万円で、海外ソリューション事業が全体の約64%を占めるグループ最大セグメントに成長している。

ビジネスモデル

国内では直営店・FC加盟店・代理店の3チャネルを通じてリース販売と直販を組み合わせ、販売後の保守等ストック収入を積み上げる安定収益モデルを構築。海外ではASEAN・中国・インドの現地法人が直販・代理店・EC販売を展開し、M&Aやアライアンスでローカル市場を開拓。

BPR事業ではBPOセンターへのRPA・AI組み込みによるローコストオペレーションで競争力を維持する。

企業の強み

2025年9月期の海外ソリューション事業売上収益は8,417百万円(前年同期比27.2%増)、セグメント利益485百万円(同42.0%増)と大幅増収増益。ASEAN・中国・インドへの多拠点展開に加え、シンガポールでのAIサーバー販売子会社の新規寄与とスペースクールの本格販売開始が成長を牽引した。

国内では直営店・FC加盟店(16店舗)・代理店の3チャネルを保有し、蓄積した顧客データベースを活用したクロスセル提案営業を実施。2026年9月期Q1の国内ソリューション事業は前年同期比13.3%増と回復基調にあり、直営店チャネルは2025年9月期に前年同期比3.6%増の2,549百万円を確保した。

LED照明・業務用エアコン・スペースクール・ReSPR等の省エネ・脱炭素商材を国内外で展開。企業のカーボンニュートラル推進需要を背景に、国内外双方で提案営業を強化しており、海外では省エネソリューションが売上収益拡大の主要ドライバーとなっている。

エンヴァリスの着眼点

2026年9月期第3四半期累計の営業利益は463百万円(前年同期比62.8%増)となり、従来懸念されていた一時費用による利益圧迫は解消し増益基調に転じた。通期予想(売上高14,800百万円、営業利益550百万円)に対する進捗率も売上84.0%、営業利益84.2%と順調で、業績予想は据え置かれている。

資産合計は前期末比4,231百万円増の16,935百万円となり、のれんは2,395百万円から3,120百万円に増加。借入金も長短合計で前期末比2,714百万円増加し、親会社所有者帰属持分比率は39.8%から34.5%へ低下した。

営業活動によるキャッシュ・フローもAIサーバー販売に伴う営業債権・棚卸資産の増加により1,501百万円の使用超過となり、財務活動での資金調達(借入金純増2,590百万円)に依存する構図が続いている。

売上収益に占める海外ソリューション事業の比率が7割超に達し、円安等の為替変動や中東情勢緊迫化等の地政学リスクへの感応度が高まっている。一方DX事業は売上収益が前年同期比17.4%減の374百万円にとどまり、セグメント損失(8百万円)も継続しており、新規サービス立ち上げ費用が収益化するまでの期間、収益貢献の遅れが懸念される。

成長戦略

海外M&Aによる商圏拡大とAI・脱炭素商材の拡販を軸としたグローバル専門商社戦略

2026年1月にシンガポールのLED照明販売会社Lumitron Pte. Limitedを連結子会社化。ASEAN・中国・インドでの販売網拡大とM&Aによる現地化を継続推進。

海外子会社でAIサーバー販売が増加し新たな収益源として立ち上がった。DX事業でもAI Agent等新規サービスを立ち上げ、需要開拓を進めている。

LED照明・業務用エアコン・スペースクール等の環境商材を国内外で拡販し、カーボンニュートラル需要を取り込む。国内代理店チャネルでは電力料金引き下げ提案として販売強化。

顧客データベースを活用した効率的な営業活動とFC加盟店への販売手法水平展開により、国内ソリューション事業のセグメント利益は前年同期比141.0%増と大幅改善した。

最終更新: 2026年8月7日