日本コークス工業株式会社3315
コークス事業
コークスの製造・販売を担う当社グループの主力セグメント
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| セグメント売上高(外部顧客) | 56,134百万円 | 58,714百万円 | ↓ |
| セグメント営業損益 | -2,328百万円 | -12,357百万円 | ↑ |
| セグメント資産 | 83,094百万円 | 84,670百万円 | ↓ |
| 減価償却費 | 5,299百万円 | 4,563百万円 | ↑ |
| 減損損失 | 4,334百万円 | 0百万円 | ↓ |
| コークス生産数量 | 99万トン | 91万7千トン | ↑ |
| コークス販売数量 | 97万2千トン | 87万1千トン | ↑ |
事業詳細
北九州事業所において高炉用コークスおよび副産物を製造し、日本製鉄・住友商事等の国内外鉄鋼会社に販売するほか、連結子会社(日本コークス工業東北㈱)を通じた販売も行う。2025年11月に老朽化2炉団を休止し健全2炉団体制へ移行。2026年3月期の当社グループ連結売上高に占める比率は約61%(外部顧客向け売上高56,134百万円ベース)。
直近の概況
2炉団化移行と増産効果で営業損失が大幅改善、減損損失4,334百万円を計上
2025年11月に老朽化2炉団を休止し健全2炉団体制へ移行。2025年12月末に石炭搬送用ベルトコンベアの火災事故が発生したが、クレーンを代替手段とする装炭方法で生産量の落込みをカバー。修繕費等固定費削減と増産によるトン当たり固定費負担軽減により、営業損失は前期の12,357百万円から2,328百万円へ大幅改善。一方、不稼働資産に係る減損損失4,334百万円を特別損失として計上した。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 新鋭2Aコークス炉の本格稼働期間増加による生産量拡大(2026年3月期生産量99万トン、前期比7万3千トン増)
- 健全2炉団集中操業による修繕費・固定費の大幅削減と製造原価の改善
- 2炉団体制下での安定生産確立による収益回復(2027年3月期営業利益3,600百万円を予想)
- 一定水準の国内コークス需要(鉄鋼向け)の継続的な存在
リスク
- 火災事故リスクの継続(2025年12月にベルトコンベア火災が発生し減産を余儀なくされた実績)
- 原料炭・コークス市況の変動による販売単価への影響
- 2炉団体制下での操業トラブル発生時の生産代替手段の限定性
- 主要顧客(日本製鉄・住友商事)への売上集中リスク
- コミットメントライン契約の財務特約(純資産が2026年3月期の80%以上、営業損益の二期連続マイナス禁止)への抵触リスク
- 自己資本比率の低下継続(2026年3月期27.5%、前期31.8%)による財務基盤の脆弱化
最終更新: 2026年6月25日

