事業内容
株式会社ビューティガレージは、理美容室・エステサロン・ネイルサロン・アイラッシュサロン等のビューティサロンを主要顧客とし、物販事業・店舗設計事業・その他周辺ソリューション事業の3セグメントを展開する。中核の物販事業では、登録会員事業主数約70万・取扱商品320万点超を誇るプロ向けBtoB ECサイト「BEAUTY GARAGE Online Shop」を自社開発・運営し、中間流通を排除したダイレクト販売を実現。
全国主要都市のショールームと法人営業を組み合わせたネット×リアル融合型の販売スタイルが特徴。店舗設計事業では全国5拠点で美容サロン・クリニック等の設計・施工管理を提供し、ソリューション事業では開業支援から経営支援まで20超のWEBサイトを活用したワンストップサービスを展開する。
2025年4月期の連結売上高は33,721百万円。
ビジネスモデル
国内外メーカー・工場から直接仕入れた商品を自社ECサイト・ショールーム・法人営業チームを通じてビューティサロンに販売し、物販事業(売上高27,733百万円)が収益の主軸を担う。これに加え、店舗設計事業(3,525百万円)とソリューション事業(2,462百万円)が開業前後の顧客ニーズを捕捉し、クロスセルによる顧客生涯価値の最大化を図る。
東西2拠点の自社物流センターによる即日出荷体制と、20超の専門WEBサイトを活用した集客が競争優位を支える。
企業の強み
2025年4月末時点で登録会員事業主数は約70万に達し、取扱商品数は320万点超。化粧品等カテゴリは前期比18.7%増の17,244百万円と高成長を記録しており、顧客基盤の拡大と商品ラインナップ拡充が相互に強化し合う好循環が形成されている。
自社開発のECサイト(PC・スマホ・アプリ)に加え、全国主要都市のショールームと法人営業チームを組み合わせたオムニチャネル体制を構築。中間流通を排除したダイレクト販売により価格競争力を確保しつつ、東西2拠点の自社物流センターで17時までの注文に対し即日出荷を実現している。
居抜き物件仲介・店舗リース・資金調達支援・損害保険・システム導入・M&A仲介等を網羅する20超の専門WEBサイトを自社運営。その他周辺ソリューション事業は2025年4月期に売上高2,462百万円(前期比27.6%増)、セグメント利益326百万円(同30.0%増)と高成長を実現した。
エンヴァリスの着眼点
業績トレンド
2026年4月期(訂正後)の売上高は38,197百万円(前期比13.3%増)と安定成長を継続。物販事業が31,193百万円(同12.5%増)、店舗設計事業が3,925百万円(同11.3%増)、ソリューション事業が3,079百万円(同25.0%増)と全セグメントで増収。
一方、営業利益は1,518百万円(同4.8%減)、親会社株主帰属当期純利益は913百万円(同10.4%減)と2期連続の減益。新物流拠点(柏FC)と既存拠点(柏DC)のパラレル運用に伴う一時的コスト増が主因。
第4四半期に消耗品出荷の機能移管が概ね完了しており、2027年4月期は販管費削減による利益率回復が期待される。なお、減価償却方法を定率法から定額法へ変更したことで当期の営業利益は約127百万円の押し上げ効果があった点も留意が必要。
成長戦略
柏FC物流強化・医療クリニック領域水平展開・ソリューション拡充の3軸で成長加速
2026年4月期第4四半期に既存拠点(柏DC)からの消耗品出荷機能移管が概ね完了。出荷キャパシティの拡大と生産性向上を実現し、2027年4月期は一時的なパラレル運用コストが解消されることで販管費削減と物流品質向上を同時に追求する。
2025年12月に医療機器・美容機器卸売業/クリニック開業支援を営む㈱アルク(現㈱メディカルガレージ)を子会社化し、2026年1月より連結対象。鍼灸・整骨院・美容クリニック・SPA・温浴施設・フィットネスジム向けへの顧客領域拡大を推進し、既存の美容サロン市場を超えた新規収益源の確立を目指す。
人材採用など積極投資とグループ会社間連携強化により、2026年4月期のソリューション事業売上高は前期比25.0%増の3,079百万円と高成長を達成。開業支援・店舗リース・M&A仲介・マーケティング支援等の各サービス契約件数を引き続き拡大し、物販・店舗設計との相互送客によるLTV最大化を図る。
最終更新: 2026年7月17日

