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株式会社ビューティガレージ

3180東証プライム卸売業

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株式会社ビューティガレージ3180

事業内容

株式会社ビューティガレージは、理美容室・エステサロン・ネイルサロン・アイラッシュサロン等のビューティサロンを主要顧客とし、物販事業・店舗設計事業・その他周辺ソリューション事業の3セグメントを展開する。中核の物販事業では、登録会員事業主数約70万・取扱商品320万点超を誇るプロ向けBtoB ECサイト「BEAUTY GARAGE Online Shop」を自社開発・運営し、中間流通を排除したダイレクト販売を実現。

全国主要都市のショールームと法人営業を組み合わせたネット×リアル融合型の販売スタイルが特徴。店舗設計事業では全国5拠点で美容サロン・クリニック等の設計・施工管理を提供し、ソリューション事業では開業支援から経営支援まで20超のWEBサイトを活用したワンストップサービスを展開する。

2025年4月期の連結売上高は33,721百万円。

ビジネスモデル

国内外メーカー・工場から直接仕入れた商品を自社ECサイト・ショールーム・法人営業チームを通じてビューティサロンに販売し、物販事業(売上高27,733百万円)が収益の主軸を担う。これに加え、店舗設計事業(3,525百万円)とソリューション事業(2,462百万円)が開業前後の顧客ニーズを捕捉し、クロスセルによる顧客生涯価値の最大化を図る。

東西2拠点の自社物流センターによる即日出荷体制と、20超の専門WEBサイトを活用した集客が競争優位を支える。

企業の強み

2025年4月末時点で登録会員事業主数は約70万に達し、取扱商品数は320万点超。化粧品等カテゴリは前期比18.7%増の17,244百万円と高成長を記録しており、顧客基盤の拡大と商品ラインナップ拡充が相互に強化し合う好循環が形成されている。

自社開発のECサイト(PC・スマホ・アプリ)に加え、全国主要都市のショールームと法人営業チームを組み合わせたオムニチャネル体制を構築。中間流通を排除したダイレクト販売により価格競争力を確保しつつ、東西2拠点の自社物流センターで17時までの注文に対し即日出荷を実現している。

居抜き物件仲介・店舗リース・資金調達支援・損害保険・システム導入・M&A仲介等を網羅する20超の専門WEBサイトを自社運営。その他周辺ソリューション事業は2025年4月期に売上高2,462百万円(前期比27.6%増)、セグメント利益326百万円(同30.0%増)と高成長を実現した。

エンヴァリスの着眼点

売上高は2022年4月期の23,401百万円から2026年4月期の38,197百万円へ5期で63%増と増収基調は鮮明。一方、営業利益は2024年4月期の1,700百万円をピークに2期連続で減少し、2026年4月期は1,518百万円(営業利益率4.0%)にとどまった。

新物流拠点(柏FC)の開設に伴うパラレル運用コスト(支払送料・人材派遣費・梱包資材費)が主因であり、柏FCの完全稼働による販管費削減効果が2027年4月期以降の利益率回復の鍵を握る。

2026年6月25日付で決算短信の訂正が開示され、減損損失(19,858千円)の計上漏れと1年以内返済予定の長期借入金の算定期間誤りが判明した。訂正後の親会社株主帰属当期純利益は932百万円から913百万円へ下方修正された。

減損損失の計上漏れは連結計算書類作成過程での発覚であり、決算短信公表後の訂正という事実は内部統制・財務報告プロセスの信頼性に関して投資家が継続的に注視すべき点である。

会社側は2027年4月期の連結業績予想として売上高43,153百万円(前期比13.0%増)、営業利益2,217百万円(同46.0%増)を公表。柏FCの安定稼働による物流コスト削減と生産性向上を主な利益改善要因として挙げている。

外部環境として美容サロン業界では値上げによる顧客単価上昇が続く一方、エステサロンの倒産高止まりや競争激化も継続しており、顧客基盤の質的変化にも留意が必要。㈱メディカルガレージを通じた医療・クリニック領域への水平展開が新たな収益源として機能するかも注目点。

成長戦略

柏FC物流強化・医療クリニック領域水平展開・ソリューション拡充の3軸で成長加速

2026年4月期第4四半期に既存拠点(柏DC)からの消耗品出荷機能移管が概ね完了。出荷キャパシティの拡大と生産性向上を実現し、2027年4月期は一時的なパラレル運用コストが解消されることで販管費削減と物流品質向上を同時に追求する。

2025年12月に医療機器・美容機器卸売業/クリニック開業支援を営む㈱アルク(現㈱メディカルガレージ)を子会社化し、2026年1月より連結対象。鍼灸・整骨院・美容クリニック・SPA・温浴施設・フィットネスジム向けへの顧客領域拡大を推進し、既存の美容サロン市場を超えた新規収益源の確立を目指す。

人材採用など積極投資とグループ会社間連携強化により、2026年4月期のソリューション事業売上高は前期比25.0%増の3,079百万円と高成長を達成。開業支援・店舗リース・M&A仲介・マーケティング支援等の各サービス契約件数を引き続き拡大し、物販・店舗設計との相互送客によるLTV最大化を図る。

最終更新: 2026年7月17日