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J.フロント リテイリング株式会社

3086東証プライム小売業

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J.フロント リテイリング株式会社3086

百貨店事業

JFRグループの中核事業。大丸・松坂屋ブランドで衣食住を網羅する百貨店を運営。

期間今期前期増減率
売上収益(2027年2月期第1四半期累計)63,383百万円63,598百万円(2026年2月期第1四半期累計)
事業利益(2027年2月期第1四半期累計)8,291百万円9,052百万円(2026年2月期第1四半期累計)
営業利益(セグメント利益、2027年2月期第1四半期累計)8,506百万円9,052百万円(2026年2月期第1四半期累計)
売上収益(2026年2月期通期)268,175百万円263,643百万円(2025年2月期)
事業利益(2026年2月期通期)30,900百万円
営業利益(セグメント利益、2026年2月期通期)29,856百万円29,677百万円(2025年2月期)

事業詳細

株式会社大丸松坂屋百貨店、博多大丸、高知大丸等を傘下に持ち、衣料品・雑貨・家庭用品・食料品等の販売を行う。国内富裕層・外商顧客を主要ターゲットとし、インバウンド需要も取り込む。グループ連結売上収益の約60%を占める基幹セグメントであり、外商活動の広域化やインバウンドCRM強化による顧客基盤拡大を推進している。

直近の概況

外商・免税は堅調も大丸梅田改装影響と万博反動減で売上収益は微減、事業利益は概ね横ばい。

2027年2月期第1四半期(2026年3〜5月)の百貨店事業は、外商を中心とした国内売上や免税売上高が増加した一方、大丸梅田店の大型改装に伴う売場面積縮小のマイナス影響および前年の万博関連売上の反動減により、売上収益は前年同期比0.3%減の63,383百万円となった。事業利益は前年同期比0.2%増の8,291百万円と概ね横ばいを維持。営業利益は前年に計上した固定資産売却益の反動もあり、前年同期比6.0%減の8,506百万円となった。名古屋・栄エリアでは6月11日に「HAERA(ハエラ)」が開業し、グループ各社との連携施策を推進している。

主要プロダクト

service
大丸松坂屋百貨店

全国主要都市に展開する百貨店チェーン。松坂屋名古屋店(本館・北館リニューアル完了)や大丸梅田店(大型改装推進中)など主要店舗の魅力向上に継続投資している。

service
博多大丸

九州・福岡の重点エリアに位置し、地域顧客および訪日外国人の取り込みを図る。

service
外商・富裕層サービス

アプリ会員向けサービス拡充による顧客基盤拡大、外商活動の広域化、体験型催事の充実などを通じて富裕層ビジネスを強化。大丸松坂屋カードのファイナンス残高が過去最高水準まで伸長するなど、決済・金融事業との連携も深まっている。

platform
MEGRUS(めぐらす)

富裕層顧客の資産循環ニーズに応えるリユースプラットフォーム。新規収益源として育成中。

product
次世代スイーツブランド

百貨店の食品フロアを起点とした自社コンテンツ開発の一環として展開。顧客接点の魅力向上に寄与。

成長ドライバー

  • 国内富裕層・外商顧客向けコンテンツ拡充と外商活動の広域化による顧客基盤拡大
  • 松坂屋名古屋店(本館・北館リニューアル完了)・大丸梅田店(大型改装推進中)の店舗魅力向上による集客力・収益性向上
  • インバウンドCRM本格活用および海外決済会社との連携キャンペーンによる海外富裕層顧客の獲得・再来店促進
  • リユース事業(MEGRUS)・次世代スイーツブランドなど自社コンテンツ開発による新規収益源の創出
  • 名古屋栄エリア「HAERA(ハエラ)」開業を契機としたSC事業・デベロッパー事業との連携によるエリア価値最大化
  • 大丸松坂屋カードのファイナンス残高拡大など決済・金融事業との連携による顧客LTV向上

リスク

  • インバウンド(免税)売上の変動リスク:日中関係・為替・訪日客数の変動により売上が大きく左右される
  • 物価上昇による消費マインド下押しリスク:国内個人消費の停滞が百貨店売上に影響する可能性
  • 大型改装工事中の一時的な売上・収益への影響:大丸梅田店の大型改装が進行中であり、売場面積縮小によるマイナス影響が継続する見込み
  • 前年の万博関連売上・固定資産売却益等の一時的要因の反動減による比較ベースの悪化
  • 競合他社・EC・リユース市場との競争激化による顧客流出リスク
  • 地政学リスク・米国通商政策等の影響による内外経済の先行き不透明感

最終更新: 2026年5月26日