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2936東証グロース食料品

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テクノロジー

製造委託先への高依存リスク

仕入先上位3社が2025年2月期の総仕入高の87.7%を占めており、特定製造委託先への依存度が極めて高い。天災・火災・事故・経営急変等により製造能力に支障が生じた場合、商品の生産・供給が停止するリスクがある。製造拠点の分散化や他委託先の拡充を進めているが、急な契約解消等の不測の事態への対応は限定的である。

テクノロジー

品質管理・製品回収リスク

製造委託先が製造した商品の品質問題や、出荷センター・流通工程での物理的損傷が発生した場合、販売者責任を問われブランド価値の毀損・売上低下につながる可能性がある。対象商品の自主回収が必要となれば商品廃棄損の一時的増加も見込まれる。製造委託先との協業によるモニタリングや検品体制を整備しているが、リスクを完全に排除することは困難である。

財務

原材料調達・価格変動リスク

小麦全粒粉・大豆・油脂・卵等を主要原材料とするが、世界情勢による燃料・原材料価格の高騰や急激な為替変動により、適正価格での必要量確保が困難になる可能性がある。調達網の構築・最適化や価格変動リスクの低い原材料を使用した新商品開発で対応しているが、コスト上昇が収益を圧迫するリスクは継続的に存在する。製造委託先の賃金上昇等による製造委託費の値上げも業績に影響し得る。

市場

特定商品への売上依存リスク

2025年2月期の自社ECにおけるBASE FOODシリーズ販売比率は「BASE BREAD」が90.7%を占めており、単一商品への依存度が極めて高い。健康増進食品市場への新規参入増加や消費者嗜好の変化により「BASE BREAD」の売上が減少した場合、事業全体に直接的な打撃を与える。商品ポートフォリオ拡充に向けた新商品開発を進めているが、商品化には長期間を要する場合がある。

市場

「完全栄養」ブランド毀損リスク

「完全栄養」は当社商品の中核的差別化要素であるが、競合他社が同基準を満たす商品を市場投入した場合や、基準を満たさない他社商品が同様の表現を使用した場合、差別化が困難となり競争優位性が失われる可能性がある。また、他社の「完全栄養」関連商品でトラブルや否定的風評が拡散した場合、当社商品イメージが間接的に悪化するリスクもある。日本において「完全栄養」の法的定義が明確でないため、景品表示法上の優良誤認表示として行政庁から指摘を受けるリスクも存在する。

財務

広告宣伝費増加・効率悪化リスク

当社はTVCMやオンライン広告等に多額の広告宣伝費を支出しており、売上成長の主要ドライバーとなっている。広告料金の値上げや広告宣伝効率の悪化により売上成長が鈍化した場合、または広告宣伝費が増加した場合には収益性が大きく悪化する可能性がある。広告出稿先の選別や効果測定に基づく媒体・表現の見直しで効率化を図っているが、EC事業の性質上、顧客獲得コストへの依存は構造的に高い。

市場

定期購入継続率低下リスク

2025年2月期の売上高の69.4%はECチャネル経由であり、自社ECの売上の多くはサブスクリプション(定期購入)モデルに依存している。商品・サービスの魅力低下や競合他社との競争力低下により、想定を大幅に下回る顧客継続率となった場合、経営計画の前提が崩れ業績に重大な影響を及ぼす。商品品質向上・ラインナップ拡充・利便性向上等の施策で継続率向上を図っているが、解約率の変動は収益の安定性に直結する。

法規制

食品関連法令・規制リスク

食品表示法・食品衛生法・PL法・健康増進法・特定商取引法・景品表示法等の多数の法令規制を受けており、違反が発生した場合は業務停止命令・課徴金納付命令等の行政処分や商品回収費用が発生する。特に景品表示法上の課徴金は違反行為による売上額の3%と規定されており、財務的影響が大きい。「完全栄養」表示については行政庁に一定の裁量があるため、定義の解釈変更により表示の改善を求められるリスクが残存する。

テクノロジー

情報漏洩・サイバー攻撃リスク

EC事業を主体とする当社は多数の顧客個人情報を保有しており、サイバー攻撃・不正アクセス・コンピューターウイルス等による情報漏洩が発生した場合、社会的信用の失墜・損害賠償請求・対応コストの発生が見込まれる。営業上・技術上の機密情報が流出した場合は新商品開発の中止や競争優位性の喪失にもつながる。個人情報保護規程の整備やセキュリティ研修を実施しているが、サイバー脅威の高度化に伴うリスクは継続的に存在する。

財務

繰越欠損金解消に伴う税負担リスク

2025年2月期末時点において税務上の繰越欠損金を有しており、業績が順調に推移して繰越欠損金が解消された場合、所定の税率に基づく納税負担が新たに発生し当期純利益およびキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性がある。また、創業以来配当は実施しておらず、当面は内部留保充実を優先する方針であり、株主への利益還元時期は未定である。金融機関からの借入による資金調達も行っており、金利上昇局面では借入コストの増加が財務状況を悪化させるリスクもある。

重要度・発生可能性は企業の開示情報に基づいて表示されています

最終更新: 2026年4月23日