イフジ産業株式会社2924
液卵事業
国内液卵市場で最大規模の製造販売を担うグループのコア事業
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| セグメント売上高 | 30,482百万円 | 23,675百万円 | ↑ |
| セグメント利益 | 2,695百万円 | 2,908百万円 | ↓ |
| 液卵販売数量 | 66,660トン | 約65,300トン(前期推計) | ↑ |
| 減価償却費 | 683百万円 | 470百万円 | ↑ |
| 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 | 1,898百万円 | 1,622百万円 | ↑ |
| セグメント資産 | 16,944百万円 | 14,661百万円 | ↑ |
事業詳細
鶏卵を割卵・脱殻した「液卵」「凍結卵」「卵加工品」を製造販売する事業で、イフジ産業株式会社が主要関係会社。製品及び原料の数量全体の約8割が鶏卵相場に連動する販売・仕入単価構造を持つ。主な顧客は大手食品メーカー・外食チェーン・総菜メーカーで、「食の半導体」として業務用加工食品の基幹原料を安定供給する役割を担う。2030年度に液卵販売数量8万トン・業界シェア20%を中期目標に掲げ、全工場で積極的な設備投資を推進中。
直近の概況
売上高は過去最高の30,482百万円を達成も、設備投資拡大で利益は減少
2026年3月期の液卵事業売上高は前期比28.7%増の30,482百万円と過去最高を更新。液卵販売数量は前期比2.1%増の66,660トンで過去最高。2025年10月以降の鳥インフルエンザ多発による鶏卵供給不足を背景に、他社メーカーの供給制限に伴う注文集中やOEM受注増加が寄与。一方、セグメント利益は減価償却費が213百万円増加(前期470百万円→当期683百万円)したことや人件費増加により前期比7.3%減の2,695百万円にとどまった。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 鳥インフルエンザ多発による鶏卵供給不足の継続と鶏卵相場の高値推移による販売単価上昇
- 他社液卵メーカーの供給制限を背景とした当社への注文集中(外食・総菜向け中心)およびOEM受注増加
- 液卵販売数量の過去最高更新(66,660トン、前期比2.1%増)
- 販売価格改定による原料調達コスト上昇・各種コスト上昇の転嫁
- 全工場での積極的設備投資による供給能力増強(2030年度8万トン・シェア20%目標)
- 茶碗蒸しベース等の卵加工品販売増加による高付加価値製品の売上拡大
リスク
- 鳥インフルエンザの発生状況次第で鶏卵相場・需給が急変するリスク(不透明性が高く業績予想の算定が困難)
- 設備投資拡大に伴う減価償却費の継続的増加による利益圧迫(当期683百万円、前期比213百万円増)
- 人件費の継続的上昇(ベースアップ・初任給引上げ等)による固定費増加
- 鶏卵相場下落局面での販売単価低下リスク(売上高・仕入高の約8割が相場に連動)
- 養鶏業界の構造的な供給不足継続による原料調達コスト上昇・調達難リスク
最終更新: 2026年6月26日

