株式会社リスキル
291A・東証グロース・サービス業
株式会社リスキル
291A・東証グロース・サービス業
業績の季節変動リスク
年間売上高の約55%、営業利益の約72%が第1四半期(4〜6月)に集中しており、新入社員・若手人材育成需要の季節性に強く依存している。当該時期に需要低下が生じた場合、経営成績への影響が特に大きい。対応として、年間を通じた安定的な研修サービス提供による固定費カバーを目指している。
従業員・講師の確保リスク
事業拡大に向けて優秀な従業員の採用・育成と、品質基準を満たす講師との業務委託契約の確保が重要課題である。国内人材獲得競争の激化により計画通りに進まない場合、競争力低下・サービス品質低下・事業規模拡大の制約につながる。採用手法の多様化、社内研修によるナレッジ共有、講師への品質均一化研修で対応している。
特定人物(代表者)依存リスク
代表取締役社長の松田航氏は設立者かつ発行済株式総数の70.1%を保有する大株主であり、経営方針・事業戦略の決定において中心的役割を担っている。何らかの理由で業務継続が困難になった場合、財政状態・経営成績に重大な影響を及ぼす可能性がある。取締役会における役員間の情報共有強化と経営組織の強化で依存度低減に努めている。
情報セキュリティリスク
研修サービス提供に際し顧客の機密情報や講師を含む個人情報を取り扱うため、情報漏洩が発生した場合は社会的信用の毀損と対応費用の発生により財政状態・経営成績に影響を及ぼす。プライバシーマーク認証の取得・運用、情報セキュリティ管理規程の整備、定期的なコンプライアンステストの実施で対応している。
政策変更(助成金)リスク
顧客企業が政府の人材育成関連助成金を活用しているケースがあり、助成金の減額等の政策変更が生じた場合、顧客側の研修需要が変化し当社業績に影響を及ぼす可能性がある。当社は助成金を主たる営業訴求手段とせず、研修サービスそのものの価値(高い利便性)を訴求することでリスク軽減を図っている。
特定サービスへの依存リスク
当社は国内における研修サービスのみを展開しており、当該サービスへの需要が期待通りに伸長しない場合、財政状態・経営成績に直接影響する。事業の多様化・安定化に向けて、海外研修市場への展開を含むグローバル化を経営戦略として推進する方針である。
事業環境・景気変動リスク
顧客が主に国内企業であるため、景気変動による教育研修費の抑制が当社業績に直接影響する。また、マーケティングを主要な新規顧客獲得手段としているため、外的要因による集客効果の低下も業績リスクとなる。多様な業界・規模の顧客基盤の維持とマーケティング効果の継続的モニタリングで対応している。
競合激化リスク
研修サービスは許認可不要・大規模設備投資不要で参入障壁が低く、大手から個人事業者まで多数の競合が存在する。競争激化により価格競争や顧客流出が生じた場合、財政状態・経営成績に影響を及ぼす可能性がある。当社は1,000種類以上の研修コンテンツと標準化・DX化による差別化で対応している。
当社株式の流動性リスク
当事業年度末時点の流通株式比率は29.3%と東京証券取引所の上場維持基準(25%以上)をわずかに上回る水準にある。代表者が発行済株式の70.1%を保有しており、何らかの事情で流動性が低下した場合、市場での売買停滞や需給悪化につながる可能性がある。公募増資や大株主の売出し等により流動性向上を図る方針である。
システム障害リスク
当社サービスはAmazon Web Services、Zoom、Google Workspace等の外部クラウドサービスに依存しており、障害・サイバー攻撃・自然災害等によるシステム停止が事業運営に支障をきたす可能性がある。障害発生時には社会的信用の失墜や財政状態への影響が生じうる。セキュリティ対策の強化と障害発生時の社内体制構築により対応している。
重要度・発生可能性は企業の開示情報に基づいて表示されています
最終更新: 2026年7月19日

