仙波糖化工業株式会社2916
食品製造販売事業(単一セグメント)
カラメル・乾燥・組立・冷凍製品を軸とする食品製造販売の単一事業会社
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(通期・連結) | 19,423百万円 | 18,701百万円 | ↑ |
| 営業利益(通期・連結) | 902百万円 | 755百万円 | ↑ |
| 営業利益率(通期・連結) | 4.6% | 4.0% | ↑ |
| 経常利益(通期・連結) | 866百万円 | 816百万円 | ↑ |
| 親会社株主に帰属する当期純利益(通期・連結) | 554百万円 | 319百万円 | ↑ |
| 簡易営業キャッシュフロー(営業利益+減価償却費) | 1,686百万円 | 1,572百万円 | ↑ |
| 東洋水産向け売上高(通期・連結) | 2,890百万円 | 2,747百万円 | ↑ |
| 1株当たり当期純利益(連結) | 48.74円 | 28.08円 | ↑ |
| 自己資本比率(連結) | 59.5% | 57.3% | ↑ |
事業詳細
仙波糖化工業グループは、カラメル製品(カラメル色素・焙焼製品)、乾燥製品類(粉末茶・粉末調味料等)、組立製品類(スポーツサプリ等ヘルスケア関連受託加工)、冷凍製品(冷凍山芋・冷凍和菓子)、その他(食品包装加工・受託加工)の5カテゴリーで食品製造販売を展開。国内売上が90%超を占め、東洋水産を主要顧客とする。国内子会社・海外子会社(ベトナム中心)を含むグループ体制で製造・販売を行う。
直近の概況
増収・営業増益を達成し、純利益は前期比73.6%増と大幅改善
2026年3月期は売上高19,423百万円(前期比3.9%増)、営業利益902百万円(同19.4%増)と増収増益を達成。前期に計上した事業整理損226百万円等の特別損失が消滅し、当期は子会社清算益71百万円を計上したことで純利益が554百万円(同73.6%増)と大幅改善。連結範囲の変更として上海永仙研食品有限公司を新規連結、福州仙波糖化食品有限公司を除外し、海外戦略を見直した。2027年3月期は売上高20,100百万円(同3.5%増)、営業利益950百万円(同5.3%増)、純利益715百万円(同28.9%増)を予想。代表取締役社長の交代(小林光夫氏→保坂晴彦氏、2026年6月26日付)も予定されている。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 乾燥製品類における粉末茶・粉末調味料の堅調推移(2026年3月期売上高7,144百万円、前期比2.7%増)
- 組立製品類(スポーツサプリ等ヘルスケア関連)の受託加工回復(前期比8.7%増)
- 冷凍製品における冷凍山芋新製品の投入効果(前期比4.8%増)
- 子会社受託加工売上高の拡大(その他カテゴリー前期比11.9%増)
- 増収効果・生産性改善・経費削減による営業利益率の改善(4.0%→4.6%)
- ベトナム子会社を中心とした海外事業の早期収益貢献化の推進
- 顧客ニーズに合わせた高付加価値自社商材開発および受託商材への提案営業強化
リスク
- 原材料価格・物流コスト・人件費の高止まりによる収益圧迫
- 為替差損の発生(2026年3月期に営業外費用として為替差損64百万円を計上)
- ヘルスケア関連受託加工(組立製品類)の需要変動リスク
- 国内市場への売上高90%超の依存と人口減少・少子高齢化による国内市場縮小
- 米国通商政策の不確実性・中東情勢の緊迫化など地政学的リスクによる原材料調達への影響
- 海外子会社(ベトナム)の事業リスクおよび為替変動リスク
- 主要顧客・東洋水産への売上集中リスク(連結売上高の約14.9%)
- カラメル製品におけるデザート飲料向けシラップ製品等の需要変動リスク
- 個別ベースで債務保証損失引当金181百万円を計上した関係会社向け保証リスク
最終更新: 2026年6月25日

