佐藤食品工業株式会社2814
食品加工事業(単一セグメント)
天然食品素材の製造販売を行う単一事業会社
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 6,832百万円 | 6,360百万円 | ↑ |
| 営業利益 | 758百万円 | 672百万円 | ↑ |
| 経常利益 | 907百万円 | 813百万円 | ↑ |
| 当期純利益 | 736百万円 | 596百万円 | ↑ |
| 売上高営業利益率 | 11.1% | 10.6% | ↑ |
| ROA(総資産経常利益率) | 4.1% | 3.8% | ↑ |
| ROE(自己資本当期純利益率) | 3.7% | 3.1% | ↑ |
| 1株当たり当期純利益 | 194円65銭 | 141円24銭 | ↑ |
| 年間配当金 | 50円00銭 | 42円00銭 | ↑ |
事業詳細
佐藤食品工業は茶エキス・粉末天然調味料・植物エキス・液体天然調味料・粉末酒の製造販売を行う食品加工事業の単一セグメント企業。主要顧客は㈱伊藤園(売上高比15.1%)、凰商事㈱(同11.2%)、三菱商事ライフサイエンス㈱(同10.4%)。「天然風味の粉末化」を核とした独自技術を強みとし、飲料・製菓・内食向けに高付加価値素材を供給する。子会社・関連会社は一切有しない非連結の単独事業体。
直近の概況
茶エキス主導で全カテゴリー増収、利益率も改善し最高水準の当期純利益を達成
2026年3月期は売上高6,832百万円(前期比7.4%増)、営業利益758百万円(同12.7%増)、当期純利益736百万円(同23.5%増)と全指標で前期を上回った。茶エキスが9.3%増と牽引し、粉末天然調味料(7.9%増)・液体天然調味料(5.9%増)も好調。販売費及び一般管理費は役員株式給付引当金繰入額の大幅減少等により前期比70百万円減少し、利益率改善に寄与した。一方、2027年3月期は売上高6,732百万円(前期比1.5%減)、営業利益373百万円(同50.8%減)と大幅減益を予想しており、原材料コスト高騰等の影響が懸念される。
主要プロダクト
成長ドライバー
- インバウンド需要拡大による飲料・製菓用途向け需要増(茶エキス・植物エキスが牽引)
- 内食需要の継続による粉末天然調味料・液体天然調味料の安定需要
- 高付加価値製品開発への継続投資(研究開発費161百万円、売上高比2.4%)
- 新製法・新技術開発による製品ラインアップ拡充と差別化
- 製造設備更新による自動化・省人化推進と生産性向上(有形固定資産取得328百万円)
リスク
- 原材料コスト・エネルギーコストの高止まりによる原価率上昇圧力(2026年3月期原価率75.9%)
- 2027年3月期に営業利益50.8%減・当期純利益49.9%減の大幅減益予想(原材料費等コスト増が主因)
- 米国通商政策・地政学リスクによる景気下振れと消費者マインド低下
- 中国経済の先行き懸念による輸入原材料調達の不確実性
- 粉末酒カテゴリーの売上減少(2026年3月期前期比14.5%減)
- 特定顧客への売上集中リスク(上位3社合計で売上高の約37%を占める)
- 自己株式取得による財務活動キャッシュアウト増加(830百万円)と現金残高の減少
最終更新: 2026年6月23日

