株式会社コメ兵ホールディングス2780
ブランド・ファッション事業
コメ兵HDの中核事業。国内外でブランド中古品の買取・販売を多チャネルで展開。
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| セグメント売上高 | 215,146百万円 | 153,079百万円 | ↑ |
| セグメント営業利益 | 8,732百万円 | 5,718百万円 | ↑ |
| セグメント資産 | 98,574百万円 | 79,362百万円 | ↑ |
| 減価償却費 | 3,150百万円 | 2,266百万円 | ↑ |
| のれん償却額 | 257百万円 | 134百万円 | ↑ |
| のれん未償却残高 | 2,402百万円 | 1,992百万円 | ↑ |
| 減損損失 | 310百万円 | 32百万円 | ↑ |
事業詳細
宝石・貴金属、時計、バッグ、衣料、きもの、カメラ、楽器等の新品・中古品を対象に、買取・仕入・販売(店舗・EC)・仲介・オークション運営を行う。国内では株式会社コメ兵、K-ブランドオフ、アールケイエンタープライズ等が中心。海外ではタイ・マレーシア・シンガポール・香港・台湾・中国に展開。個人買取(買取センター・イベント買取・宅配買取)を仕入の根幹とし、法人仕入・法人販売・オークションも活用する多チャネル型リユースビジネスモデルを構築している。
直近の概況
売上高40.5%増・営業利益52.7%増と大幅増収増益。金相場高騰と店舗網拡大が牽引。
2026年3月期のブランド・ファッション事業は売上高215,146百万円(前期比40.5%増)、営業利益8,732百万円(同52.7%増)を達成。歴史的高騰を記録した金相場の影響に加え、資産価値への注目・円安による国内価格上昇を背景に買取・販売需要が極めて順調に推移した。国内外で積極的な新規出店を実施し過去最高の個人買取額を達成。一方、商品構成の変化(金地金等の法人販売比率上昇)により売上総利益率は前期比で低下したが、増収による利益積み上げが販管費増加を上回り営業利益率は改善に転じた。また、2025年12月にiShopShops, Inc.(米国)の株式を取得し、デジタル・グローバル展開を強化した。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 買取専門店の積極的な新規出店(国内:コメ兵・K-ブランドオフ・アールケイエンタープライズ等)による個人買取仕入の拡大と過去最高の個人買取額達成
- 金相場の歴史的高騰・資産価値への注目・円安による国内価格上昇を背景とした買取・販売需要の高まり
- M&Aによる事業規模拡大(iShopShops, Inc.取得によるライブコマース・北米顧客基盤の獲得)
- インバウンド需要の継続を背景とした訪日外国人向け免税販売の拡大
- アジアを中心とした海外店舗網の拡充(2026年3月期:タイ・マレーシア・シンガポール・香港・中国・台湾で計13店舗出店)
- 法人向けオークション・法人販売の機動的活用による在庫回転率の向上とキャッシュ化の加速
リスク
- 商品相場(高額時計・ブランドバッグ・金地金等)の変動による売上総利益率の低下リスク(2026年3月期も法人販売比率上昇により売上総利益率は前期比低下)
- 為替変動(円高進行)による海外事業収益および商品相場への影響
- 買取・販売競争の激化(M&A活性化・新規参入増加)による仕入コスト上昇と利益率圧迫
- M&Aに伴うのれん(2026年3月期末残高2,402百万円)の減損リスク(当期減損損失310百万円を計上)
- 積極的な店舗出店・人的資本投資に伴う販管費(37,863百万円)の増加による営業利益率への下押し圧力
- iShopShops, Inc.取得に伴う持分法投資損失(179百万円)の発生など、新規M&A先の業績統合リスク
最終更新: 2026年6月23日

