事業内容
株式会社シー・ヴイ・エス・ベイエリアは、1981年創業のコンビニエンス・ストア事業を祖業とし、現在は当社と連結子会社10社で構成されるグループ企業。主力のホテル事業(BAY HOTELブランド、千葉・東京で6施設)、独立系トップシェアのマンションフロントサービス事業(子会社アスク、総受注703件)、クリーニング事業(子会社エフ.エイ.二四)、ローソンFC直営4店舗のコンビニエンス・ストア事業、不動産賃貸・ヘアカット等のその他事業を展開。
大型テーマパーク・商業施設・アリーナ等の集客施設が集積する千葉県・東京都心エリアに事業を集中させ、インバウンド需要や国内レジャー需要を取り込む構造を持つ。2025年3月には千葉県成田市にアウトドアリゾート施設「THE FARMスロウマウンテン成田」を新規開業し、事業領域を拡張している。
ビジネスモデル
ホテル・CVS事業は大型テーマパーク・アリーナ等の近隣立地を活かしたフロー型収益を創出し、レベニューマネジメントによるADR最適化で収益性を高める。マンションフロントサービス事業は受託件数に基づく月次ストック型収益(2025年2月期事業収入4,261百万円)が安定基盤を形成。
クリーニング事業はマンションフロントとの連携によるクロスセルで収益補完する。各事業が地理的・顧客基盤的に重複するエリアで展開されており、グループ内シナジーを収益源とするモデルを志向している。
企業の強み
子会社アスクは独立系マンションフロントサービス企業として業界トップシェアを有し、2025年2月期末時点で総受注件数703件を維持。自社開発ツール「OICOS」シリーズ(受注164件)により中小規模マンション市場にも展開領域を拡大している。
千葉県浦安・市川エリアの大型テーマパーク・大規模催事場・商業施設、東京都心のアリーナ・大規模展示場に近接した立地にホテル・CVS店舗を集中展開。2025年2月期ホテル事業収入は1,986百万円(前年同期比16.2%増)と立地優位性が業績に直結している。
1981年創業のCVS事業を基盤に、ホテル(2009年開業)・マンションフロント(2009年子会社化)・クリーニング(2002年子会社化)へと多角化。2025年2月期の連結売上高7,822百万円のうちマンションフロント事業が54%超を占め、景気変動に強いストック収益が全体を下支えする構造を実現している。
エンヴァリスの着眼点
業績トレンド
売上高は2022期7,209百万円→2026期7,902百万円と緩やかな成長を続けるも、2026期は新施設開業費用等で営業利益が130百万円・当期純利益が△1,140百万円と急悪化した。2027年2月期第1四半期(2026年3〜5月)は営業総収入2,061百万円(前年同期比0.7%減)と微減ながら、営業利益90百万円(同102.1%増)・経常利益91百万円(同34.7%増)・四半期純利益90百万円(同96.3%増)と利益面は急回復。
外部要因としてインバウンド需要拡大・国内レジャー需要の高まりがホテル・CVS事業を押し上げた。不採算事業の整理と販管費削減(前年同期971百万円→955百万円)が利益改善に寄与。
通期予想(営業利益414百万円)は変更なし。
成長戦略
アウトドアリゾート育成・OICOS拡販・ホテル収益最大化の3軸で売上9,500百万円を目指す
2025年3月開業のアウトドアリゾート施設について、SNS活性化・販売チャネル拡大・飲食メニュー刷新・デジタルマーケティング強化を推進。2027年2月期第1四半期において売上高・稼働率・ADR・客数・収益の全指標で改善が進んだことが確認された。
マンションDX支援ツール「OICOS」の受注件数は2027年2月期第1四半期末時点で191件(前期末比12件増)と拡大中。2026年4月に生成AI自動応答チャット機能を開始し、住設関連メーカーとのIoT連携も強化。不採算有人フロント物件のOICOS切り替えを並行推進。
需要予測に基づく機動的なADR調整・連泊促進・ファミリー・グループ向け販売強化を実施。2027年2月期第1四半期のホテルセグメント利益は106百万円(前年同期比67.9%増)と急回復。企業・学校・スポーツ団体等の団体宿泊需要獲得にも積極的に取り組む。
コンビニ事業ではセルフレジ稼働向上による省人化・ローソンデリバリーサービス拡大を推進。クリーニング事業では不採算先撤退と法人向けリネンサプライ新規受注増加により、2027年2月期第1四半期のセグメント利益は前年同期比113.8%増と大幅伸長。
最終更新: 2026年7月17日

