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株式会社まんだらけ

2652東証スタンダード小売業

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株式会社まんだらけ2652

事業内容

株式会社まんだらけは、1980年創業・1987年法人設立のまんが・アニメーション関連中古品専門のリユース企業。まんが古書、フィギュア・TOY、同人誌、コレクターアイテム等を幅広く取り扱い、国内主要都市(東京・大阪・名古屋・福岡・札幌・京都・神戸等)に複数店舗を展開する。

主要顧客は国内のサブカルチャーファンに加え、インバウンド需要を取り込む訪日外国人客も重要な顧客層となっている。店頭販売・EC通販(SAHRA)・オークション事業の三軸で事業を展開し、2025年9月期の売上高は15,183百万円に達する。

ビジネスモデル

個人顧客からまんが・アニメ関連中古品を直接買取し、適正価値を付与して再販売するモデル。販売チャネルは①全国直営店舗での店頭販売、②自社物流倉庫SAHRAを拠点とした国内外EC通販(メルカリShops等も活用)、③年6回開催の大オークション大会の三軸で構成。

商品知識に長けた専門スタッフによる価値判断が粗利の源泉であり、2025年9月期の売上総利益は8,295百万円(売上総利益率54.6%)を確保している。

企業の強み

1980年の創業以来40年超にわたりまんが・アニメ関連中古品に特化し、最新の一般商品からマニアックな希少品まで幅広く取り扱う。TOY品目だけで2025年9月期の販売実績は8,528,907千円(前年比3.8%増)と全販売の約56%を占め、専門特化による圧倒的な品揃えが競合との差別化要因となっている。

全国主要都市の直営店舗に加え、千葉県香取市のSAHRAを拠点とするEC通販、年6回開催の大オークション大会を組み合わせた多チャネル体制を構築。2025年9月期にはメルカリShopsへの出店も開始し、販売チャネルをさらに拡大。

国内外の顧客へのリーチを広げ、売上高は5年間で9,626百万円から15,183百万円へ拡大した。

秋葉原コンプレックス・中野ブロードウェイ等の訪日外国人集積地に主力店舗を構え、Webの多言語対応も実施。2025年9月期は訪日外国人客向けの積極的な取り組みが奏功し、インバウンド需要を確実に売上へ結びつけた結果、既存店舗も好調な推移を維持したと有報に明記されている。

エンヴァリスの着眼点

2026年9月期中間期の営業利益は1,317百万円(前年同期比40.9%増)と大幅増益を達成。ただし前年同期(2025年9月期中間期)は営業利益が前々年同期比21.9%減と落ち込んでいた反動増の側面もある。

通期予想営業利益2,087百万円に対する中間期進捗率は63.1%と高水準であり、下期の業績水準が通期予想の達成可否を左右する。コンプレックス2・PUCK2の寄与が継続するか、既存店の動向を注視する必要がある。

棚卸資産(商品及び製品)は11,633百万円と前期末比524百万円増加し、総資産の約58%を占める。在庫の質・回転率が悪化した場合の収益インパクトは大きい。

また短期借入金2,400百万円・長期借入金(1年内返済含む)2,735百万円と有利子負債残高は相応の水準にあり、支払利息は中間期で32百万円(前年同期比61%増)と増加傾向。外部要因として金利上昇局面が続く場合、財務コストの増加が利益を圧迫するリスクがある。

2026年9月期通期業績予想は売上高15,837百万円(前期比4.3%増)・営業利益2,087百万円(同16.4%増)・当期純利益1,390百万円(同23.9%増)で修正なし。中間期の高進捗率を踏まえると上振れ余地もあるが、下期は大宮店等の新規出店に伴う敷金差入・設備投資(中間期投資CF:208百万円の支出)が継続する見込み。

外部要因としてインバウンド需要の動向や消費マインドの変化が既存店売上に影響しうる点も留意が必要。

成長戦略

新店舗展開・買取強化・EC推進・大規模イベントによる多面的な売上拡大

2025年8月のコンプレックス2(秋葉原)開業、2025年10月のPUCK2拡大移転(神戸三宮)が順調に売上を伸ばしており、大宮店等の新規出店も進行中。建設仮勘定は前期末38百万円から75百万円に増加し、次期出店への先行投資が継続している。

新店舗展開に向けた積極的な人材登用と買取強化を推進。棚卸資産は11,633百万円と前期末比524百万円増加しており、在庫確保の先行投資が着実に進んでいる。希少商品の充実が店頭・EC・オークション全チャネルの売上を支える基盤となる。

まんだらけSAHRAを主力としたWeb通信販売と年6回開催のオークション大会(Webオークション・大オークション)を継続強化。2026年9月期中間期においてWebオークション・大オークションの結果が好調であったことが増収増益に直接寄与した。

中野店をはじめ全店舗参加による大規模販売イベント「大まん祭」を年1回継続開催。定例の大規模イベントとして新規顧客層の獲得と知名度向上を図る。各店独自イベント(CoCooオープン6周年等)も既存顧客の来店頻度向上に貢献している。

最終更新: 2026年7月17日