事業内容
株式会社まんだらけは、1980年創業・1987年法人設立のまんが・アニメーション関連中古品専門のリユース企業。まんが古書、フィギュア・TOY、同人誌、コレクターアイテム等を幅広く取り扱い、国内主要都市(東京・大阪・名古屋・福岡・札幌・京都・神戸等)に複数店舗を展開する。
主要顧客は国内のサブカルチャーファンに加え、インバウンド需要を取り込む訪日外国人客も重要な顧客層となっている。店頭販売・EC通販(SAHRA)・オークション事業の三軸で事業を展開し、2025年9月期の売上高は15,183百万円に達する。
ビジネスモデル
個人顧客からまんが・アニメ関連中古品を直接買取し、適正価値を付与して再販売するモデル。販売チャネルは①全国直営店舗での店頭販売、②自社物流倉庫SAHRAを拠点とした国内外EC通販(メルカリShops等も活用)、③年6回開催の大オークション大会の三軸で構成。
商品知識に長けた専門スタッフによる価値判断が粗利の源泉であり、2025年9月期の売上総利益は8,295百万円(売上総利益率54.6%)を確保している。
企業の強み
1980年の創業以来40年超にわたりまんが・アニメ関連中古品に特化し、最新の一般商品からマニアックな希少品まで幅広く取り扱う。TOY品目だけで2025年9月期の販売実績は8,528,907千円(前年比3.8%増)と全販売の約56%を占め、専門特化による圧倒的な品揃えが競合との差別化要因となっている。
全国主要都市の直営店舗に加え、千葉県香取市のSAHRAを拠点とするEC通販、年6回開催の大オークション大会を組み合わせた多チャネル体制を構築。2025年9月期にはメルカリShopsへの出店も開始し、販売チャネルをさらに拡大。
国内外の顧客へのリーチを広げ、売上高は5年間で9,626百万円から15,183百万円へ拡大した。
秋葉原コンプレックス・中野ブロードウェイ等の訪日外国人集積地に主力店舗を構え、Webの多言語対応も実施。2025年9月期は訪日外国人客向けの積極的な取り組みが奏功し、インバウンド需要を確実に売上へ結びつけた結果、既存店舗も好調な推移を維持したと有報に明記されている。
エンヴァリスの着眼点
業績トレンド
売上高は2021期9,626百万円から2025期15,183百万円まで5期連続増収。2025期は先行投資により営業利益が1,792百万円(前期比13.8%減)と反落したが、2026年9月期中間期(2025年10月〜2026年3月)は売上高8,324百万円(前年同期比8.8%増)・営業利益1,317百万円(同40.9%増)・中間純利益865百万円(同56.2%増)と大幅増益に転換。
コンプレックス2・PUCK2の新規寄与とWebオークション・大オークションの好調が主因。営業利益率は15.8%(前年同期11.0%)と大幅改善。
通期予想は売上高15,837百万円・営業利益2,087百万円で据え置き。外部要因として雇用・所得環境の改善が消費マインドを下支えした一方、エネルギー価格高騰・物価上昇が費用面に影響している。
成長戦略
新店舗展開・買取強化・EC推進・大規模イベントによる多面的な売上拡大
2025年8月のコンプレックス2(秋葉原)開業、2025年10月のPUCK2拡大移転(神戸三宮)が順調に売上を伸ばしており、大宮店等の新規出店も進行中。建設仮勘定は前期末38百万円から75百万円に増加し、次期出店への先行投資が継続している。
新店舗展開に向けた積極的な人材登用と買取強化を推進。棚卸資産は11,633百万円と前期末比524百万円増加しており、在庫確保の先行投資が着実に進んでいる。希少商品の充実が店頭・EC・オークション全チャネルの売上を支える基盤となる。
まんだらけSAHRAを主力としたWeb通信販売と年6回開催のオークション大会(Webオークション・大オークション)を継続強化。2026年9月期中間期においてWebオークション・大オークションの結果が好調であったことが増収増益に直接寄与した。
中野店をはじめ全店舗参加による大規模販売イベント「大まん祭」を年1回継続開催。定例の大規模イベントとして新規顧客層の獲得と知名度向上を図る。各店独自イベント(CoCooオープン6周年等)も既存顧客の来店頻度向上に貢献している。
最終更新: 2026年7月17日

