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かどや製油株式会社

2612東証スタンダード食料品

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かどや製油株式会社2612

ごま油事業

家庭用・業務用・輸出向けごま油を展開するかどや製油の主力セグメント。

期間今期前期増減率
売上高(2026年3月期通期)31,401百万円31,081百万円
セグメント利益(2026年3月期通期)3,625百万円2,874百万円
セグメント資産(2026年3月期末)22,692百万円23,726百万円
減価償却費(2026年3月期通期)918百万円963百万円
販売数量前期比(2026年3月期通期)103.0%102.9%
セグメント利益率(2026年3月期通期)11.5%9.2%

事業詳細

家庭用及び業務用のごま油、並びにごま油製造過程で生じる副生成物の脱脂ごま等の製造・販売を行う。国内では家庭用(純正・調合ごま油)・業務用(外食チェーン・加工ユーザー向け)、輸出では北米を中心にグローバル展開。2026年3月期の売上高は31,401百万円で連結売上高の約78.4%を占める主力事業。主原料価格の低下と数量増により収益性が大幅に改善した。

直近の概況

主原料価格低下と数量増が重なり、セグメント利益が前期比750百万円増と大幅改善。

2026年3月期のごま油事業は、販売数量が前期比3.0%増加する一方、主原料価格の低下により売上原価が改善し、セグメント利益は3,625百万円(前期比750百万円増)と大幅増益を達成。家庭用ではWeb動画広告・TVCMによるブランド価値訴求、業務用では外食チェーン向け新規採用拡大、輸出では米国現地法人Kadoya America Inc.を通じた販売・マーケティング体制強化が奏功。一方、ごま油事業セグメントにおいて固定資産に係る減損損失112百万円を計上した。

主要プロダクト

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純正ごま油(家庭用)

家庭用市場向けの純正ごま油。価格訴求に依存しない需要創出を推進し、キッチンカーを活用した他食品メーカーとのコラボレーションによる体験型プロモーションを展開。個包装ごま油も新たに発売。

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調合ごま油(家庭用・業務用)

純正ごま油と並ぶ主力商品カテゴリー。家庭用では純正ごま油との違いを訴求するマーケティングを実施。業務用では外食チェーン向け新規採用・既存取引拡大が進んでいる。

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業務用ごま油

外食チェーン向け新規採用や既存取引の拡大が進み、加工食品・給食向けを中心とした加工ユーザー向け販売も底堅く推移。一部で中国団体客減少の影響があったものの、インバウンド需要の堅調推移により業務用全体の販売数量は前期比で増加。

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輸出用ごま油

米国の関税政策の影響や物価上昇による市況変動を受けたものの、需要動向に応じた販売対応と当社ブランドへの指名買い需要を背景に販売数量は前期比で増加。北米以外にも中南米・APAC・EMEAでの販売領域拡大体制を整備中。

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脱脂ごま(副生成物)

ごま油搾油後の脱脂ごまをアップサイクルする事業を推進。たんぱく事業としての市場・技術面の検証を進めており、アレルゲン対応や用途開発を通じた中期的な基盤構築に取り組んでいる。

成長ドライバー

  • 主原料価格の低下による原価改善効果(2026年3月期に売上原価が前期を下回り、製品単価あたりの収益性が改善)
  • 販売数量の継続的増加(2026年3月期通期:前期比3.0%増)
  • 北米市場での現地法人Kadoya America Inc.を通じた販売・マーケティング体制強化による輸出拡大
  • 外食チェーン向け新規採用・既存取引拡大による業務用需要の伸長
  • 脱脂ごまのアップサイクル事業・たんぱく事業など新カテゴリーの開発による収益多様化
  • 飲食店における卓上化施策推進によるごま油の新たな使用シーン創出
  • DOEを指標とする配当方針導入・株式分割実施によるファン株主基盤の拡充

リスク

  • 原料ごまの相場上昇および為替円安基調による原料代コスト増圧力
  • 米国の関税政策変動に伴う輸出向け競争環境の変化および需要の不確実性
  • 消費者の節約志向継続・物価上昇による家庭用需要の抑制
  • 中国団体客減少等インバウンド需要の変動による業務用販売への影響
  • ごま油事業セグメントにおける固定資産減損リスク(2026年3月期に112百万円計上)
  • たんぱく事業(脱脂ごまアップサイクル)のアレルゲン対応・用途開発の遅延リスク
  • 地政学的リスクおよびエネルギーコスト・物流費の高止まりによるコスト増圧力

最終更新: 2026年6月19日