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アウンコンサルティング株式会社

2459東証スタンダードサービス業

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アウンコンサルティング株式会社2459

事業内容

アウンコンサルティング株式会社は1998年設立、2005年東証マザーズ上場(現東証スタンダード)のグローバルマーケティング支援企業。SEM(検索エンジンマーケティング)を中核に、インターネット広告販売・広告制作、ウェブサイト開発、ソーシャルメディア活用支援を日本語および多言語で国内外企業に提供する。

主要顧客はグローバルBtoB企業で、海外進出・海外向けプロモーション支援を強みとする。かつてはタイ・ベトナム・台湾・香港・韓国・シンガポール・フィリピンに子会社を展開していたが、現在は日本本社への経営資源集約を進めており、連結子会社4社体制で運営している。

ビジネスモデル

2002年より締結するグーグル合同会社との無期限Google広告販売代理店契約を基盤に、SEOコンサルティング・インターネット広告運用・ウェブ制作を組み合わせたワンストップ支援を提供する。グローバルBtoB企業向けに多言語対応の付加価値サービスを提供することで差別化を図り、顧客の継続的なマーケティング投資から月次・年次の継続収益を得るモデルを志向している。

企業の強み

1999年にSEOコンサルティングサービスを開始し、2002年にはPPC(検索連動型広告)を開始。グーグル合同会社との販売代理店契約は2002年11月から無期限継続中であり、20年超の実績と契約関係を保有している。

タイ・ベトナム・韓国・シンガポール・フィリピン等への海外展開を通じて蓄積した多言語マーケティングノウハウを保有。現在は日本本社に集約し、グローバルBtoB企業向けの海外向けSEOコンサルティングサービスとして展開している。

生成AI普及に伴うAIO(AI Optimization)コンサルティング需要を取り込むべく、AI Hack・COLOR ADSとの3社協業による「AIO総合支援ソリューション」を2026年1月に提供開始。問い合わせ件数は増加傾向にあると有報に記載されている。

エンヴァリスの着眼点

2026年5月期の営業損失は57百万円と、前期の105百万円から大幅に縮小した。売上高は前期比6.0%減の254百万円と減収が続くものの、コスト削減の効果が損失縮小に寄与している。

2020年5月期以降6期連続の営業損失という事実は重く、継続企業の前提に関する重要事象が続いているが、損失縮小の方向性は評価できる。黒字転換の時期・規模については依然として不透明であり、2027年5月期の業績予想も未定とされている。

AIOコンサルティング(2025年6月開始)、AI Hackとの業務提携(2025年10月)、AIO総合支援ソリューション(2026年1月開始)、損害保険申請サポート「ミエルモ」(2025年7月譲受)と、新規施策が相次いで立ち上がっている。しかし、これらの新規事業は体制整備・サービス開発・人材育成等の先行投資段階にあり、当期の売上高は前期を下回った。

各施策の収益貢献が顕在化するまでの期間と規模が、業績回復シナリオの実現可能性を左右する。

2026年5月期末の現金及び現金同等物は421百万円と一定の手元流動性を維持しており、会社は「資金繰りに重要な懸念はない」と判断している。一方、営業活動によるキャッシュ・フローは38百万円のマイナスが続いており、前期の47百万円から改善はしているものの、依然として資金を消費している。

外部環境として、金利・為替の変動や国際情勢の不安定化が顧客企業の広告投資判断に影響を与えるリスクも残存しており、資金消費ペースの継続的なモニタリングが必要である。

成長戦略

AIO新領域参入・ミエルモ運営による収益多様化とコスト構造改善で早期黒字化を目指す

2025年6月にAI検索対応のSEOコンサルティング「AIOコンサルティング」を開始。2025年10月にAI Hackと業務提携し、2026年1月にはAI Hack・COLOR ADSとの3社協業によるAIO総合支援ソリューションの提供を開始。

生成AI普及に伴う検索行動変化を新たな収益機会として取り込む体制を構築中。

2025年7月にクラサポ株式会社より「ミエルモ」を事業譲受し運営を開始。当社が培ったSEO・広告運用・オペレーション改善の知見を自社事業に活用し、既存事業とのシナジー創出を図る。集客・問い合わせ対応・案件管理の各プロセス整備を進め、安定的な収益獲得体制の構築を目指す。

2026年5月期において売上原価を約23百万円、販管費を約40百万円削減し、営業損失を前期比48百万円縮小させた。固定費抑制・業務効率化・収益性の高い案件への経営資源集中を継続し、早期の黒字化を目指す。売上総利益率は67.8%まで改善しており、コスト構造の改善は進行中。

海外SEO・海外広告等の既存サービスの品質向上と提案力強化を継続し、顧客企業の海外展開・販路拡大需要を取り込む。既存顧客との取引深耕および新規顧客獲得を推進するとともに、外部パートナーの活用により営業活動を標準化・効率化する方針。

最終更新: 2026年7月17日