事業内容
アウンコンサルティング株式会社は1998年設立、2005年東証マザーズ上場(現東証スタンダード)のグローバルマーケティング支援企業。SEM(検索エンジンマーケティング)を中核に、インターネット広告販売・広告制作、ウェブサイト開発、ソーシャルメディア活用支援を日本語および多言語で国内外企業に提供する。
主要顧客はグローバルBtoB企業で、海外進出・海外向けプロモーション支援を強みとする。かつてはタイ・ベトナム・台湾・香港・韓国・シンガポール・フィリピンに子会社を展開していたが、現在は日本本社への経営資源集約を進めており、連結子会社4社体制で運営している。
ビジネスモデル
2002年より締結するグーグル合同会社との無期限Google広告販売代理店契約を基盤に、SEOコンサルティング・インターネット広告運用・ウェブ制作を組み合わせたワンストップ支援を提供する。グローバルBtoB企業向けに多言語対応の付加価値サービスを提供することで差別化を図り、顧客の継続的なマーケティング投資から月次・年次の継続収益を得るモデルを志向している。
企業の強み
1999年にSEOコンサルティングサービスを開始し、2002年にはPPC(検索連動型広告)を開始。グーグル合同会社との販売代理店契約は2002年11月から無期限継続中であり、20年超の実績と契約関係を保有している。
タイ・ベトナム・韓国・シンガポール・フィリピン等への海外展開を通じて蓄積した多言語マーケティングノウハウを保有。現在は日本本社に集約し、グローバルBtoB企業向けの海外向けSEOコンサルティングサービスとして展開している。
生成AI普及に伴うAIO(AI Optimization)コンサルティング需要を取り込むべく、AI Hack・COLOR ADSとの3社協業による「AIO総合支援ソリューション」を2026年1月に提供開始。問い合わせ件数は増加傾向にあると有報に記載されている。
エンヴァリスの着眼点
業績トレンド
2026年5月期の売上高は254百万円(前期比6.0%減)と5期連続の減収となった。ただし、売上原価の削減(106百万円→82百万円)と販管費の圧縮(269百万円→230百万円)により、売上総利益率は67.8%へ改善し、営業損失は105百万円から57百万円へ縮小した。
当期純損失も115百万円から42百万円へ大幅に改善している。外部環境として、金利・為替変動や地政学的リスクが顧客企業の海外展開投資判断に影響を与えており、既存案件の減少が売上高の下押し要因となった。
2027年5月期の業績予想は未定とされており、回復時期の見通しは不透明な状況が続いている。
成長戦略
AIO新領域参入・ミエルモ運営による収益多様化とコスト構造改善で早期黒字化を目指す
2025年6月にAI検索対応のSEOコンサルティング「AIOコンサルティング」を開始。2025年10月にAI Hackと業務提携し、2026年1月にはAI Hack・COLOR ADSとの3社協業によるAIO総合支援ソリューションの提供を開始。
生成AI普及に伴う検索行動変化を新たな収益機会として取り込む体制を構築中。
2025年7月にクラサポ株式会社より「ミエルモ」を事業譲受し運営を開始。当社が培ったSEO・広告運用・オペレーション改善の知見を自社事業に活用し、既存事業とのシナジー創出を図る。集客・問い合わせ対応・案件管理の各プロセス整備を進め、安定的な収益獲得体制の構築を目指す。
2026年5月期において売上原価を約23百万円、販管費を約40百万円削減し、営業損失を前期比48百万円縮小させた。固定費抑制・業務効率化・収益性の高い案件への経営資源集中を継続し、早期の黒字化を目指す。売上総利益率は67.8%まで改善しており、コスト構造の改善は進行中。
海外SEO・海外広告等の既存サービスの品質向上と提案力強化を継続し、顧客企業の海外展開・販路拡大需要を取り込む。既存顧客との取引深耕および新規顧客獲得を推進するとともに、外部パートナーの活用により営業活動を標準化・効率化する方針。
最終更新: 2026年7月17日

