株式会社アスカネット2438
空中ディスプレイ事業
空中結像技術ASKA3Dプレートを軸に新市場創造を目指す先行投資事業
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(通期) | 105百万円 | 144百万円 | ↓ |
| セグメント損失(通期) | 284百万円 | 533百万円 | ↑ |
| 減価償却費(通期) | 2百万円 | 32百万円 | ↓ |
| 減損損失(通期) | 0百万円 | 150百万円 | ↑ |
| 事業所閉鎖損失(通期) | 22百万円 | 0百万円 | ↓ |
事業詳細
空中結像を可能にする独自技術「ASKA3Dプレート」(ガラス製・樹脂製)の研究開発・製造・販売を行う。2026年4月期より事業方針を大きく転換し、プレート単体販売からコンテンツ・筐体を融合したパッケージ製品提供へシフト。製造面でも自社製造から技術・特許・ノウハウのライセンス供与モデルへ移行し、自社技術開発センターの閉鎖を決定。中国企業との樹脂系ASKA3Dプレートのライセンスパッケージ契約を締結するなど、海外戦略パートナー獲得を推進している。
直近の概況
事業方針を抜本転換し、パッケージ販売・ライセンスモデルへ移行、損失は大幅縮小
2026年4月期において事業方針を大きく変更。営業面ではプレート単体販売からパッケージ製品提供へシフトし、製造面では自社製造から技術・特許・ノウハウのライセンス供与モデルへ転換した。自社技術開発センターの閉鎖を決定し、中国企業との樹脂系ASKA3Dプレートのライセンスパッケージ契約を締結。展示会出展抑制による広告宣伝費・旅費削減と研究開発費のコントロールにより、セグメント損失は前期533百万円から284百万円へ大幅縮小。売上高は105百万円(前期比72.7%)と減収となったが、案件ごとの採算向上に努めた。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 空中ディスプレイパッケージ製品「浮空ライブステージ」シリーズのエンタメ・観光・教育分野(自治体含む)への拡販
- 樹脂製ASKA3Dプレートの技術・特許・ノウハウライセンスパッケージ化による新収益モデル構築(中国企業との契約締結済み)
- 能動系技術(裸眼3Dディスプレイ)の特許取得・試作・検証進展による戦略パートナー獲得
- 自社技術開発センター閉鎖による固定費削減と収益構造改善
- 2027年4月期よりフォトブック事業子会社(株式会社BET)がセグメント移管され、XRチームとの連携強化による新規ビジネス機会創出
- 東京3拠点の統合による運営効率化(2027年4月期中に実施予定)
リスク
- 売上高が105百万円(前期比72.7%減収)と縮小しており、パッケージ販売・ライセンスモデルへの転換が収益化に至っていない
- 自社技術開発センター閉鎖により内製開発体制が喪失し、技術競争力の維持に不確実性が残る
- ライセンスパッケージ提供モデルは中国企業との契約締結に留まり、早期の製造体制確立・収益化には不確定要素が多い
- 継続的なセグメント損失計上(2026年4月期284百万円)によりグループ全体の収益性を圧迫
- 空中ディスプレイ市場自体の立ち上がりが想定より大幅に遅延しており、事業化の見通しが依然不透明
- 2027年4月期の東京拠点統合費用が業績予想に組み込まれており、一時的なコスト増加要因となる
最終更新: 2025年7月25日

