ウェルネット株式会社 logo

ウェルネット株式会社

2428東証スタンダードサービス業

ウェルネット株式会社 logo
ウェルネット株式会社2428

ウェルネット株式会社(決済・認証事業)

コンビニ等を活用した非対面決済・認証サービスを提供する単一事業会社

期間今期前期増減率
売上高(第3四半期累計)7,621百万円8,309百万円(前年同期)
営業利益(第3四半期累計)1,117百万円1,259百万円(前年同期)
経常利益(第3四半期累計)1,204百万円1,421百万円(前年同期)
四半期純利益(第3四半期累計)835百万円913百万円(前年同期)
売上総利益率24.5%23.6%(前年同期)
営業利益率14.7%15.2%(前年同期)
1株当たり四半期純利益44.26円48.79円(前年同期)
総資産28,218百万円29,302百万円(前期末)
純資産9,007百万円8,860百万円(前期末)
自己資本比率31.7%29.9%(前期末)
実質自己資本比率75.8%73.4%(前期末)
通期業績予想・売上高(修正後)10,000百万円11,500百万円(修正前予想)
通期業績予想・営業利益(修正後)1,350百万円1,680百万円(修正前予想)
通期業績予想・当期純利益(修正後)1,000百万円1,100百万円(修正前予想)
年間配当予想29.50円(期末17.50円)29.00円(前期実績)

事業詳細

事業者と消費者を結ぶ決済サービスを中心に、マルチペイメントサービス(ビリング・E-ビリング)、送金サービス、電子マネーサービス(支払秘書)、交通系DXソリューション(バスもり!/アルタイルトリプルスター)等を展開。全国コンビニインフラを活用し24時間365日の決済を実現。国内特化の非連結単一セグメント企業。

直近の概況

前年同期大型案件の反動と大口取引先減少により減収減益、通期予想を下方修正

2026年6月期第3四半期累計(2025年7月〜2026年3月)は売上高7,621百万円(前年同期比△8.3%)、営業利益1,117百万円(同△11.3%)と減収減益。主因は前年同期に計上された大型案件の反動、給付金等の成約不振、大口取引先の想定以上の取扱高減少。通期予想を売上高10,000百万円(修正前11,500百万円)、営業利益1,350百万円(同1,680百万円)へ下方修正。一方、配当予想(年間29.50円)は据え置き。交通DX分野では関西空港交通向け多言語対応自動券売機18台の納入、「ぐるっと北海道」の提供開始、デジタルサイネージの新規納入等の事業進展が継続。販管費は前年同期比107.1%と増加しており、将来成長に向けた投資を継続中。第3四半期累計の通期予想に対する進捗率は売上高76.2%、営業利益82.7%、純利益83.5%。

主要プロダクト

service
マルチペイメントサービス(ビリング・E-ビリング)

事業者の請求をコンビニ等で消費者が支払える収納代行サービス。電子請求書発行・保存サービス「しまえーる」も展開。引き続き伸長するポテンシャルがあるとされる主力サービス。

service
送金サービス

スマホバーコード決済「stanp」(2022年9月ファミリーマートでサービスイン)を含む送金・資金移動サービス。利用者は着実に増加しており、他コンビニへの採用拡大を提案中。

product
電子マネーサービス「支払秘書」

日本通信株式会社(証券コード:9424)の認証基盤を活用した安全・安心な本人認証付き電子マネー。汎用型「支払秘書」とOEM供給型の2タイプで展開。各企業が決済を内製化できるサービス提供の準備を進めている。

platform
交通系DXソリューション「アルタイルトリプルスター」/「バスもり!」

スマホ電子チケットアプリ「バスもり!」及びクラウド型交通DXプラットフォーム「アルタイルトリプルスター」。1回券・回数券・定期券・フリーパス等の電子化券種を拡大。関西空港交通向け18台の多言語対応自動券売機を納入・設置。デジタルサイネージも展開し、2026年4月に「はとバス東京駅丸の内南口のりば」「宮城交通仙台高速バスセンター」へ発車案内デジタルサイネージを納入。

platform
デジタルチケットサイト「ぐるっと北海道」

国土交通省「共創モデル実証運行事業」の交付決定を受け、2025年11月より提供開始。北海道経済連合会をはじめとする複数の法人・団体と連携し、北海道内のデジタルチケットを集約。観光需要の喚起と地域経済の活性化を目的とする。

platform
会員管理プラットフォーム「ekaiin.com(e会員ドットコム)」

「決済+αプラットフォーム拡大」の重点施策の一つ。スポーツ振興(スケート部支援)等にも活用されるサービスプラットフォームとして機能拡充を進めている。

成長ドライバー

  • 交通系DXプラットフォーム「アルタイルトリプルスター」の導入事業者拡大と券種拡充(関西空港交通向け多言語対応自動券売機18台納入、デジタルサイネージ展開)
  • 日本通信との協働による本人認証付き電子マネー(OEM供給型含む)の社会実装・商用化推進
  • 「ぐるっと北海道」等の地域DXプラットフォームを通じた交通・観光分野への展開
  • スマホバーコード決済「stanp」の他コンビニへの採用拡大
  • 電子請求書発行・保存サービス「しまえーる」等「決済+αプラットフォーム」の拡充
  • 5カ年経営計画「Think Wild.」に基づく新規事業(電子マネー・認証)の育成と既存サービスの収益最大化
  • DX需要の継続的拡大(人手不足対応・業務効率化・省人化投資の活発化)

リスク

  • 大口取引先集中リスク(前期実績でDEGICA19.2%・アマゾン16.3%が上位2社で売上高の35.5%を占める)および大口取引先の取扱高変動リスク(今期の下方修正要因の一つ)
  • 前年同期大型案件の反動による売上高・利益の変動リスク(今期第3四半期累計で顕在化)
  • 給付金等の新規案件成約の不確実性(今期下方修正の主因の一つ)
  • コンビニインフラへの依存(全国約55,200店舗との提携維持が前提)
  • システムトラブル及び事務リスク(決済インフラとしての高い信頼性要求)
  • 競合他社との競争激化(キャッシュレス・フィンテック市場の参入者増加)
  • 個人情報・決済情報の管理リスク(大量の個人・金融データを取り扱う事業特性)
  • 新規事業(電子マネー・認証・交通DX)への投資負担増加(販管費が前年同期比107.1%に増加)と収益化の不確実性
  • 不安定な国際情勢・関税問題等のマクロ環境リスクによる事業環境の先行き不透明感

最終更新: 2025年9月25日