災害・BCP リスク
地震・津波・風水害・パンデミック等の発生により、サプライチェーンの分断や事業停止、役職員・事業資産への損害が生じるリスク。富士山噴火や激甚化する大雨など新たな脅威も顕在化しつつある。BCP(事業継続計画)の定期的なアップデート、生産・調達先の多重化・分散化、重要部品・製品在庫の分散保管等により早期復旧を図る体制を整備している。
情報セキュリティリスク
ランサムウェア・DDoS攻撃・脆弱性の悪用・委託先を起点とするサイバー攻撃により、重要データの漏えい・改ざん・滅失やシステム障害、事業停止が生じるリスク。情報セキュリティポリシーの整備、アクセス制御・脆弱性管理・ログ監視による早期検知体制の構築、インシデント対応手順およびバックアップを含む復旧計画の整備により被害最小化を図っている。
レピュテーションリスク
風評被害やクライシスの顕在化により、コーポレートブランドおよび商品ブランドが毀損されるリスク。ブランド価値の低下は売上・収益に直接的な悪影響を及ぼす。危機対応広報計画の整備・周知、適切な情報開示、役職員向けの定期的な教育・訓練の実施により対応している。
事業・研究開発戦略リスク
新製品開発・現行製品改良・コストダウン・基礎研究における開発失敗、または市場ニーズの変化を捉えきれず製品が受け入れられないリスク。注力領域への経営資源集中、製品開発へのデジタル技術活用、外部研究機関・スタートアップとのオープンイノベーションにより開発の質・効率向上を図っている。
人的資本戦略リスク
人財育成・外部採用の遅れにより経営戦略の実現に必要な組織ケイパビリティの向上が滞り、生産性低下・業績悪化につながるリスク。人財ポートフォリオの強化(後継者育成・研究戦略人財等)、個人別育成計画・キャリア申告・公募制によるキャリア自律支援、インクルージョン施策の推進・健康経営の推進により対応している。
社会課題対応リスク
温暖化対応コストの上昇、高脂肪・高糖・高塩品への販売規制等グローバルな健康栄養規制の強化、人権デューデリジェンス対応、食のアクセシビリティ・多様性への配慮不足によるブランド毀損リスク。「Glicoグループ環境ビジョン2050」の実行、TCFDの枠組みに基づく気候変動リスク対応、Glicoグループ人権方針の推進、適正糖質・減塩商品の開発・提供により対応している。
外部環境変化リスク
政治・経済・社会・技術等の外部環境の変化により、中長期的な経営目標の達成に影響を及ぼすリスク。地政学的リスクや急激な市場構造変化も含まれる。外部環境の中長期的動向について情報収集・分析・評価を継続的に実施し重要リスクを特定するとともに、重大事象が急遽発生した場合には速やかに対応策を検討・実施する体制を整備している。
品質・食品安全リスク
製品回収による多額のコスト発生、顧客流出による売上低迷、Glicoブランドの毀損が生じるリスク。食品安全システムFSSC22000の取得推進、取引先監査を含むサプライチェーン全体での品質保証体制の構築・運用、アレルゲン情報を含む適切な情報開示により品質管理を徹底している。
サプライチェーンコスト高騰
需給変動に伴う原油価格・原材料費・加工費・物流費の高騰により、収益性が圧迫されるリスク。デジタル技術を活用したサプライチェーンマネジメントの強化、調達先の複線化、グローバルソーシングによる調達力強化、省人化等による生産・物流効率の向上により対応している。
コンプライアンスリスク
法令違反や社会規範に反する行為が発生した場合、行政処分・訴訟リスクおよびブランド毀損につながるリスク。役職員を対象とした各種領域でのコンプライアンス教育の実施、社内規程の整備・見直し、内部通報窓口(ホットライン)の設置により未然防止を図っている。
重要度・発生可能性は企業の開示情報に基づいて表示されています
最終更新: 2026年4月21日

