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三晃金属工業株式会社

1972東証スタンダード建設業

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三晃金属工業株式会社1972

屋根事業

三晃金属工業の中核セグメントで、売上高の約93%を占める屋根工事・販売事業

期間今期前期増減率
セグメント売上高43,728百万円41,921百万円
セグメント利益3,662百万円4,004百万円
セグメント資産22,792百万円23,105百万円
減価償却費693百万円586百万円
有形・無形固定資産増加額874百万円648百万円
受注高44,603百万円44,496百万円
受注残高36,462百万円35,586百万円

事業詳細

長尺屋根工事、R-T工事、ハイタフ工事、ソーラー工事、塗装工事および長尺成型品販売を展開する主力セグメント。主要材料は日本製鉄製品を日鉄鋼板にて表面処理加工後、日鉄物産経由で仕入れ。加工作業の相当部分を非連結子会社に外注する垂直連携体制を構築。工場・倉庫等の非住宅鉄骨造建築物を主要顧客とし、新築工事に加え竣工後20年以上経過建屋の改修工事需要も取り込んでいる。

直近の概況

増収も工事原価増加・管理費増により利益は前期比△8.6%減益

2026年3月期のセグメント売上高は43,728百万円(前期比+4.3%)と増収を達成したが、セグメント利益は3,662百万円(前期比△342百万円、△8.6%)と減益。完成工事総利益率が1.2ポイント低下したことが主因で、工事原価および製造・施工強化対策費用の増加が利益を圧迫した。一方、繰越受注残高は過去最高の36,462百万円(前期比+2.5%)を更新しており、長尺成型品販売やハイタフ工事が受注を牽引している。全国非住宅鉄骨造着工床面積(工場・倉庫)は前年同期比△11.9%と減少基調が続く中、改修工事需要の取り込みにより受注水準を維持した。

主要プロダクト

service
長尺屋根工事

2026年3月期売上高は32,605百万円(前期比△0.6%)と微減。受注高は33,998百万円(前期比+0.8%)と回復基調。受注残高は29,300百万円(前期比+5.1%)と高水準を維持しており、次期以降の売上を下支えする。

service
ハイタフ工事

2026年3月期売上高は3,456百万円(前期比+40.3%)、受注高は3,707百万円(前期比+36.7%)と急拡大。受注残高も1,665百万円(前期比+10.8%)と積み上がっており、成長牽引役となっている。

service
R-T工事

2026年3月期売上高は1,549百万円(前期比△26.1%)、受注高は1,403百万円(前期比△17.7%)と落ち込み。受注残高は1,430百万円(前期比△5.9%)。前期の大型受注の反動減が影響したとみられる。

service
ソーラー工事

2026年3月期売上高は1,493百万円(前期比+61.3%)と売上は増加したものの、受注高は352百万円(前期比△86.2%)と急減。受注残高も966百万円(前期比△54.1%)と大幅減少しており、前期の受注急増(前期比+169.6%)の反動が顕著。

service
塗装工事

2026年3月期売上高は479百万円(前期比△10.9%)と減少。受注高は592百万円(前期比△0.2%)とほぼ横ばい。受注残高は302百万円(前期比+60.1%)と大幅増加しており、次期売上への貢献が期待される。

product
長尺成型品販売

2026年3月期売上高は4,143百万円(前期比+33.7%)と大幅増収。受注高も4,548百万円(前期比+41.6%)と急拡大。受注残高は2,797百万円(前期比+17.3%)と積み上がっており、成型品販売が屋根事業の成長を牽引している。

成長ドライバー

  • 竣工後20年以上経過建屋の改修ニーズ捕捉による改修工事受注の拡大
  • 長尺成型品販売の急拡大(2026年3月期売上高前期比+33.7%、受注高前期比+41.6%)
  • ハイタフ工事の受注・売上急増(受注高前期比+36.7%、売上高前期比+40.3%)
  • 過去最高を更新した期末繰越受注残高(36,462百万円)による工事量の安定確保
  • 設計織込み営業強化による競争力のある商品・工法の市場投入
  • 2026年4月の品質管理部新設による施工品質向上と顧客信頼の強化

リスク

  • 全国非住宅鉄骨造着工床面積(工場・倉庫)の減少基調(2025年3月〜2026年2月で前年同期比△11.9%)
  • 諸資材価格の高止まりによる工事原価上昇と完成工事総利益率の低下(当期1.2ポイント低下)
  • 人手不足に起因する前工程遅延による工事進捗への影響
  • 建設コスト高騰による建設計画の中止・延期リスク
  • 中東情勢に起因するサプライチェーン混乱・資材調達難・原油価格高騰リスク
  • ソーラー工事受注の急減(2026年3月期受注高前期比△86.2%)による当該工種の売上貢献低下
  • 製造・施工強化対策費用および社員採用等による労務費増加が利益を継続的に圧迫するリスク

最終更新: 2026年6月22日