株式会社fantasista logo

株式会社fantasista

1783東証スタンダード不動産業

株式会社fantasista logo
株式会社fantasista1783

事業内容

株式会社fantasistaは、不動産売買・権利調整・ホテル運営を核とするリアルエステート事業(売上高9,048百万円、2025年9月期)を主軸に、5-ALA含有サプリメントのヘルスケア事業(同138百万円)、系統用蓄電池の開発・運営を行うクリーンエネルギー事業(同236百万円)の3セグメントを展開する。連結子会社8社を擁し、東京証券取引所スタンダード市場に上場。

1950年創業の南野建設を前身とし、2024年1月に現商号へ変更。企業理念は「多様化する世界に驚きと感動を与え続けるためにたゆまぬ努力で挑戦し続ける」。

ビジネスモデル

主収益源はリアルエステート事業における販売用不動産の仕入・売却で、大型案件の有無が年度業績を大きく左右する構造。ホテル事業(UNDER RAILWAY HOTEL AKIHABARA等)はインバウンド需要を取り込む安定収益源。

クリーンエネルギー事業は系統用蓄電池用地の売買と電力需給調整市場への参画で収益を得る。不動産購入・蓄電所建設には金融機関借入と直接金融(新株予約権等)を活用する。

企業の強み

2025年9月期のリアルエステート事業売上高は9,048百万円(前期比7.4%増)。当期は大和ハウス工業株式会社向け販売が4,899百万円(総売上の52.0%)に達し、大手デベロッパーとの大型取引を実現した実績を持つ。

2025年6月30日に系統用蓄電池事業「fantasista gunma PSS(群馬太田蓄電所)」が運転開始。2025年9月期のクリーンエネルギー事業はセグメント売上高236百万円・セグメント利益71百万円を計上し、初年度から黒字を達成した。設備投資額は488百万円(リース含む)。

2025年9月期末の負債合計は2,860百万円(前期末比4,738百万円減)、純資産合計は6,376百万円。短期借入金を3,298百万円削減し、社債も850百万円償還。販売用不動産の消化により棚卸資産が3,532百万円減少し、バランスシートが大幅に圧縮された。

エンヴァリスの着眼点

売上高は前年同期比65.7%減の2,681百万円と大幅減少した一方、営業利益は同830.7%増の214百万円、経常利益は150百万円の黒字(前年同期188百万円の損失)に転換した。ただし通期予想売上高10,300百万円に対し3Q累計は2,681百万円に留まり、残り四半期で約7,619百万円の計上が必要となる計算で、都内大型案件の販売時期・確度が通期予想達成の最大の変数となる。

2026年4月30日をみなし取得日として株式会社アモティ(貴金属等買取店舗展開)の株式54.98%を取得原価120,000千円で取得し連結子会社化。3Q累計で売上高340百万円、営業利益43百万円を計上し負ののれん発生益4,834千円を特別利益に計上した。

当期末に独立セグメント化する方針だが、被取得企業の業績寄与期間は2ヶ月間に限られ、通期での実質貢献度は今後の四半期で見極める必要がある。

男性向け・ペット向け・こども向けの新商品3種を投入し商品ラインナップを拡充したが、3Q累計売上高は94百万円(前年同期105百万円)と減少し、営業損失13百万円(前年同期営業利益4百万円)へ転落した。ブランド認知向上のための先行投資が継続する中、損失拡大に歯止めがかかるかが今後の焦点となる。

成長戦略

不動産大型案件を軸に、蓄電池・リユース・ヘルスケアで多角的な収益基盤を構築

通期業績予想達成の前提となる都内大型案件の販売準備を進行中。Q4での計上有無が通期業績を左右する最重要ドライバー。

群馬太田蓄電所の運営実績とノウハウを活用し、電力需給調整市場での収益拡大と将来の大規模特別高圧蓄電所建設への展開を目指す。

貴金属等買取事業を展開するアモティ社を連結子会社化し、第3四半期より業績寄与。当期末には独立セグメント化する方針で、事業ポートフォリオの多様化を推進。

男性向け・ペット向け・こども向けサプリメント3商品の投入が完了し、認知向上のための先行投資を継続中。損失縮小・黒字化が今後の課題。

最終更新: 2026年8月14日