株式会社シンカ149A
カイクラ事業(単一セグメント)
中小企業向けクラウド型コミュニケーションプラットフォーム「カイクラ」を提供するSaaS企業
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(2026年12月期第1四半期累計) | 423百万円 | 342百万円(2025年12月期第1四半期累計) | ↑ |
| 営業損益(2026年12月期第1四半期累計) | △42百万円 | 11百万円(2025年12月期第1四半期累計) | ↓ |
| 経常損益(2026年12月期第1四半期累計) | △44百万円 | 11百万円(2025年12月期第1四半期累計) | ↓ |
| 四半期純損益(2026年12月期第1四半期累計) | △45百万円 | 7百万円(2025年12月期第1四半期累計) | ↓ |
| 売上総利益(2026年12月期第1四半期累計) | 341百万円 | 280百万円(2025年12月期第1四半期累計) | ↑ |
| 販売費及び一般管理費(2026年12月期第1四半期累計) | 383百万円 | 269百万円(2025年12月期第1四半期累計) | ↑ |
| カイクラアクティブユーザー拠点数(第1四半期末) | 6,415拠点 | 5,787拠点(2025年12月期第1四半期末) | ↑ |
| 総資産 | 1,236百万円 | 1,279百万円(2025年12月期末) | ↓ |
| 純資産 | 1,008百万円 | 1,047百万円(2025年12月期末) | ↓ |
| 自己資本比率 | 81.5% | 81.9%(2025年12月期末) | — |
| 1株当たり四半期純損益 | △14.14円 | 2.25円(2025年12月期第1四半期) | ↓ |
| 通期売上高予想(2026年12月期) | 1,858百万円 | 1,464百万円(2025年12月期実績) | ↑ |
| 通期営業損益予想(2026年12月期) | △579百万円 | 60百万円(2025年12月期実績) | ↓ |
事業詳細
「ITで 世界をもっと おもしろく」を経営理念に掲げ、顧客対応業務のDXを支援するクラウドサービス「カイクラ」を開発・提供。固定電話着信時の顧客情報ポップアップ表示(CTI機能)を中核に、通話録音・音声テキスト化・SMS送信・ビデオ通話・携帯通話録音・メール連携・クラウド電話(カイクラフォン)等の機能を一元提供。主な販売注力業界は自動車・不動産業界。収益モデルは初期売上・月額売上(サブスクリプション)・従量課金売上の3層構造で、SaaS型の逓増モデルを採用。国内のみで事業展開し、単一セグメントで運営。
直近の概況
売上高は前年同期比23.8%増の423百万円も、積極投資により営業損失42百万円に転落
2026年12月期第1四半期(2026年1月〜3月)の売上高は423百万円(前年同期比23.8%増)と増収を確保。カイクラアクティブユーザー拠点数は6,415拠点(前年同期末比10.9%増)と拡大継続。一方、人件費・広告宣伝費等の販売費及び一般管理費が383百万円(前年同期比42.4%増)と大幅増加し、営業損失42百万円(前年同期は営業利益11百万円)を計上。事務所移転費用2百万円も発生。同社は2026年12月期を「将来の成長に向けた積極投資の年」と位置付けており、通期業績予想(売上高1,858百万円、営業損失579百万円)に変更はない。また、新株予約権の行使により資本金・資本剰余金がそれぞれ3百万円増加した。
主要プロダクト
成長ドライバー
- カイクラアクティブユーザー拠点数の継続的拡大(2026年12月期第1四半期末6,415拠点、前年同期比10.9%増)
- ARPA向上(前期末比11.7%増の19,557円)による月額売上・従量課金売上の伸長
- 自動車・不動産業界への集中営業による大型拠点獲得
- 通話録音オプション等の追加機能販売によるアップセル推進
- NTTグループ・大塚商会・SB C&Sとの協業強化による販売チャネル拡大
- AI機能(自動要約・感情ラベリング・会話品質判定等)の拡充によるサービス付加価値向上(昨年度後半より毎月新機能を実装継続)
- 企業のDX推進加速・クラウドサービス市場の拡大という追い風
リスク
- 2026年12月期に人材採用・広告宣伝・AI開発投資の積極実施により通期営業損失579百万円・当期純損失546百万円を計画しており、大幅な収益悪化リスク
- 第1四半期の販売費及び一般管理費が383百万円(前年同期比42.4%増)と売上高成長率(23.8%増)を大幅に上回っており、費用コントロールリスク
- 現金及び預金が第1四半期だけで71百万円減少しており、積極投資継続による手元流動性の低下リスク
- 初期売上が前年同期比で大幅減少傾向にあり、新規獲得ペースの鈍化懸念
- カイクラの認知度が総じて低く、顧客獲得に相当のマーケティングコストを要する
- 単一プロダクト・単一セグメントへの依存度が高く、事業分散が限定的
- 中小企業向けサービスのため、景気悪化時の解約増加リスク
- 競合クラウドCTI・CRMサービスとの競争激化
最終更新: 2026年3月26日

