株式会社ソラコム147A
AI/IoTプラットフォーム事業
IoT通信・管理・セキュリティをワンストップ提供する単一事業セグメント
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 12,423百万円 | 8,993百万円 | ↑ |
| リカーリング収益 | 9,296百万円 | 6,562百万円 | ↑ |
| EBITDA | 1,228百万円 | 833百万円 | ↑ |
| 営業利益 | 871百万円 | 656百万円 | ↑ |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 631百万円 | 352百万円 | ↑ |
| 課金アカウント数 | 9,600(2026年3月末) | 8,800超(2025年3月末) | ↑ |
| リカーリング収益ARPA | 947千円/アカウント | 760千円/アカウント(第12期) | ↑ |
| 売上高営業利益率 | 7.0% | 7.3% | ↓ |
| 自己資本比率 | 71.1% | 75.0% | ↓ |
| 現金及び現金同等物期末残高 | 9,269百万円 | 8,917百万円 | ↑ |
| 海外売上高比率 | 40.0% | 41.8% | ↓ |
事業詳細
KDDI・NTTドコモ等MNOから回線を調達するMVNOとして、クラウド上に独自モバイル・コアを構築。通信(SORACOM Air)、ネットワークサービス、アプリケーションサービスをプラットフォームとして提供し、スタートアップから大企業まで幅広い顧客が1回線から利用可能なセルフサービスモデルを展開。世界180カ国・392キャリアをカバーし、リカーリング収益を主軸に商品販売・プロフェッショナルサービス等のインクリメンタル収益も獲得する構造。2026年3月期より「AI/IoTコネクティビティプラットフォーム」戦略を本格推進。
直近の概況
売上高38%増・リカーリング収益42%増の大幅増収、営業CFも黒字転換
2026年3月期は売上高12,423百万円(前期比38.1%増)、リカーリング収益9,296百万円(同41.7%増)と大幅増収。課金アカウント数は9,600に拡大し、ARPAも947千円(同24.4%増)へ上昇。2025年8月に子会社化した株式会社ミソラコネクトの業績貢献と米国市場での売上伸長が追い風となった。営業CFは1,761百万円と前期の728百万円支出から黒字転換。一方、ミソラコネクト子会社化に伴い海外売上高比率は前期比1.8ポイント低下の40.0%となった。特別損失として取引先保証金の返還懸念による貸倒引当金136百万円、投資有価証券評価損50百万円を計上。プラットフォーム名称を「AI/IoTコネクティビティプラットフォーム」に変更し、AI化(AI enabled)を本格推進。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 課金アカウント数の継続的増加(2026年3月末9,600)とARPA上昇(前期比24.4%増の947千円/アカウント)によるリカーリング収益の拡大
- 株式会社ミソラコネクト(2025年8月連結子会社化)の業績寄与および受託開発・プロフェッショナルサービス売上の伸長
- 「AI/IoTコネクティビティプラットフォーム」戦略推進によるAI対応サービス(SORACOM Flux等)の拡充と新規顧客獲得
- 米国市場での顕著な売上成長と海外事業の継続的拡大(海外売上高比率40.0%維持)
- 大型デバイス案件の受注・納品によるインクリメンタル収益の拡大(3,126百万円、前期比28.6%増)
- KDDI株式会社からの受託開発拡大(契約負債312百万円増)に示される大手パートナーとの協業深化
リスク
- 特定顧客への売上集中リスク(前期時点でエナジー宇宙10.7%、KDDI10.6%が上位顧客)
- 一部顧客の財務状況悪化に伴う貸倒リスク(当期に貸倒引当金279百万円計上、取引先保証金返還懸念による特別損失136百万円計上)
- 為替変動リスク(海外売上高比率40.0%、当期為替差損11百万円計上)
- IoT/AIプラットフォーム市場の競合激化および技術革新への対応遅延リスク
- ミソラコネクト等M&A関連費用の発生による販管費増加と、のれん(691百万円)の減損リスク
- 海外事業への人材採用・マーケティング投資継続による収益性への影響リスク
- ミソラコネクト子会社化による連結範囲拡大に伴う管理コスト増加および統合リスク
最終更新: 2026年6月30日

