櫻島埠頭株式会社9353
ばら貨物セグメント
大阪港で石炭・コークス等の原燃料ばら貨物の一貫物流を担う中核セグメント
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(通期) | 2,312百万円 | 2,304百万円 | ↑ |
| 営業損益(通期) | 39百万円 | △55百万円 | ↑ |
| セグメント資産 | 3,132百万円 | 2,921百万円 | ↑ |
| 減価償却費(通期) | 277百万円 | 298百万円 | ↓ |
| 主要顧客(電源開発)売上高 | 678百万円 | 660百万円 | ↑ |
事業詳細
港湾運送事業法等に基づき、石炭・コークス・塩等の原燃料ばら貨物を対象に、大型荷役機械・専用倉庫・野積場を活用した荷役・海上運送・保管・陸上運送の一貫輸送体制を提供。主要顧客は電源開発株式会社(2026年3月期売上高678百万円)。売上高は全社の約54%を占める最大セグメントであり、2026年3月期は前期の営業損失から黒字転換を達成。ばら貨物倉庫の新設工事を進め、次世代の事業基盤構築を推進している。
直近の概況
石炭・イルメナイト増取扱で荷役業務が大幅増収、営業損失から黒字転換
2026年3月期は石炭・イルメナイトの取扱数量増加により荷役業務売上高が前期比+14.4%の735百万円に拡大。一方、内航船運送数量の減少により海上運送業務は368百万円(前期450百万円)に減少。減価償却費が前期比で減少したことも寄与し、セグメント営業損益は前期の△55百万円から39百万円へ黒字転換を達成。ばら貨物倉庫の新設工事に着工しており、建設仮勘定が増加している。2027年3月期は新倉庫建設工事に伴う荷捌スペースの制限により燃料系貨物を中心に取扱数量が減少し、減収を見込む。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 石炭・イルメナイト等の取扱数量増加による荷役業務の増収(2026年3月期売上高735百万円、前期比+14.4%)
- 汎用性の高いばら貨物倉庫の新設工事(2027年2月稼働予定)による新規貨物誘致・保管能力拡充
- 保管業務の安定稼働継続(2026年3月期売上高488百万円)による安定収益基盤の維持
- 将来的な燃料系ばら貨物需要縮小を見据えた野積場スペースの有効活用と事業ポートフォリオ改善
- 主要顧客・電源開発株式会社との取引拡大(2026年3月期売上高678百万円、前期比+2.7%)
リスク
- 新倉庫建設工事に伴う荷捌スペース制限により2027年3月期は燃料系貨物を中心に取扱数量が減少し減収見込み
- 内航船運送数量の減少による海上運送業務の収益低下リスク(2026年3月期売上高368百万円、前期比△18.2%)
- 設備投資・更新工事に伴う減価償却費・荷役関係諸払費の増加による収益圧迫リスク
- 将来的な石炭需要縮小に伴う事業構造転換の必要性
- 主要顧客・電源開発株式会社への売上集中リスク(全社売上の約15.9%)
- 協力会社との作業料金改定による荷役関係諸払費増加リスク(2027年3月期に費用増加見込み)
最終更新: 2026年6月18日

