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ビズメイツ株式会社

9345東証グロースサービス業

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ビズメイツ株式会社9345

事業内容

ビズメイツ株式会社は2012年設立、2023年3月東証グロース市場上場。「もっと多くのビジネスパーソンが世界で活躍するために」をミッションに掲げ、ランゲージソリューション事業とタレントソリューション事業の2軸で展開する。

主力のランゲージソリューション事業では、採用率1.0%以下の厳選トレーナーによるビジネス特化型オンライン英会話「Bizmates」を中心に、コーチングサービス「Bizmates Coaching」、外国人向け日本語レッスン「Zipan」、学習アプリ「Bizmates App」を展開。法人・個人の双方を顧客とする。

タレントソリューション事業では外国人ITエンジニア・機電エンジニアを対象とした人材紹介「G Talent」と採用マッチングサイト「GitTap」を運営し、語学教育から人材採用・定着支援まで一気通貫のグローバル人材ソリューションを提供している。

ビジネスモデル

売上高の約95%を占めるランゲージソリューション事業は、月額定額制の有料会員モデルを基盤とし、累積有料会員数の積み上げによるストック型収益構造を持つ。売上総利益率は76.0%と高水準を維持。

タレントソリューション事業は候補者の入社時に成功報酬を得るフロー型モデルで、現在は先行投資フェーズ。フィリピン子会社でトレーナーを確保・管理し、自社開発の通信システム「MyStage」を通じて1対1レッスンを提供するオペレーションモデルを構築している。

企業の強み

学歴・ティーチングスキル・コミュニケーションスキル・人間性に加え「ビジネス経験」を採用条件とし、採用率1.0%以下の厳格な選考基準を設けている。フィリピン子会社Bizmates Philippines, Inc.を通じてトレーナーを確保・管理し、ビジネス特化型の高品質レッスンを安定供給する体制を構築している。

2024年12月期・2025年12月期ともに売上総利益率76.0%を維持。月額定額制の有料会員モデルにより安定的なストック収益を確保しており、累積有料会員数は2025年12月期に前年比111.2%(前年比14,437人増)と堅調な積み上がりを示している。

「Bizmates Program」は6段階レベル×5ランク×20レッスンの計600種類のオリジナル教材を整備。「5つのステップ」(Warm Up→See→Try→Act→Wrap Up)に基づく体系的レッスンフローを確立し、2025年5月にはシャドーイング・AIロールプレイ機能を搭載した学習アプリ「Bizmates App」もリリースしている。

エンヴァリスの着眼点

2026年12月期第1四半期は売上高856百万円(前年同期比2.2%減)と減収となったが、販売費及び一般管理費が590百万円から558百万円へ約32百万円削減されたことで営業利益は84百万円(同6.1%増)、純利益は63百万円(同20.3%増)と増益を達成した。売上原価は206百万円から213百万円へ微増したものの、費用構造の改善が収益性向上に寄与しており、2025年12月期に見られた利益率低下トレンドからの反転が確認できる。

タレントソリューション事業のセグメント損失は前年同期の34百万円から7百万円へ大幅に縮小し、売上高も38百万円から46百万円へ20.5%増加した。IT・デジタル人材不足という外部要因として市場環境の追い風が継続しており、積極的な営業活動の成果が数字に表れている。

ただし通期での黒字転換時期は明示されておらず、投資フェーズの長期化リスクは残存する。通期業績予想(売上高3,688百万円、営業利益298百万円)に対する第1四半期進捗率は売上高23.2%、営業利益28.2%と概ね順調。

ランゲージソリューション事業の売上高は810百万円(前年同期比3.3%減)と減収が続いており、個人向けは「徐々に回復傾向」と記載されるにとどまる。セグメント利益も242百万円(同15.2%減)と大幅減益であり、競合環境の厳しさが継続している。

一方、法人向けは大口案件受注など堅調に推移しており、法人深耕戦略の成否が収益安定の鍵を握る。台湾市場への海外展開(2026年1月開始)は受容性確認段階にあり、業績への貢献は中長期的な観点で評価が必要。

成長戦略

ハイブリッド学習プラットフォーム確立・法人深耕・タレント黒字化・台湾展開の4軸

Bizmates・Bizmates Coaching・Bizmates Appを組み合わせたハイブリッド学習プラットフォームを訴求し、個人顧客の受講者数回復と継続率向上を図る。AIロールプレイ・シャドーイング機能の実装によりアプリの学習体験を強化し、競合との差別化を深化させる。

企業のグローバル人材育成方針に即したコンサルティング営業を推進し、大口案件の受注を継続的に獲得する。オフライン研修・異文化研修等のサービスラインナップ拡充によりLTV向上を図る。2026年12月期第1四半期においても大口案件受注が確認されており、戦略は着実に進捗している。

IT・デジタル人材および機電エンジニア領域での積極的な営業活動を継続し、売上規模の拡大と損益改善を図る。2026年12月期第1四半期のセグメント損失は7百万円(前年同期34百万円)へ大幅縮小しており、黒字化に向けた進捗は顕著。海外居住者(世界19か国)へのタレントプール拡充も推進中。

2026年1月より台湾市場での受容性確認を開始。ビジネス特化型オンライン英会話の海外展開第一弾として、現地市場のニーズ把握と事業化可能性の検証を進めている。現時点では業績への貢献は限定的であり、中長期的な成長オプションとして位置づけられる。

最終更新: 2026年7月17日