福山通運株式会社9075
運送事業
福山通運グループの中核事業で、全国輸送ネットワークを基盤とする貨物自動車運送事業
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(2026年3月期通期) | 244,573百万円 | 234,538百万円 | ↑ |
| 営業利益(2026年3月期通期) | 6,470百万円 | 4,928百万円 | ↑ |
| 減価償却費(2026年3月期通期) | 16,182百万円 | 13,609百万円 | ↑ |
| 設備投資額(有形・無形固定資産増加額、2026年3月期通期) | 15,593百万円 | 29,086百万円 | ↓ |
| セグメント資産(2026年3月期末) | 318,148百万円 | 317,523百万円 | ↑ |
事業詳細
貨物自動車運送事業・貨物運送取扱事業・港湾運送事業・その他付帯事業を包含する中核セグメント。当社および九州福山通運・東京福山通運・甲信越福山通運・ジェイロジスティクス等の連結子会社が連携し全国輸送ネットワークを形成。特別積合せ輸送を主軸に、同業他社の新規参入が限定的な重厚長大貨物輸送および電子電機部品・機械部品等の高付加価値貨物輸送にも注力する。
直近の概況
売上高前期比4.3%増・営業利益31.3%増と収益性が大幅改善
2026年3月期の運送事業は、売上高244,573百万円(前期比4.3%増)、営業利益6,470百万円(前期比31.3%増)を達成。重厚長大貨物の積極的な取込みと高付加価値貨物のシェア拡大、段階的な運賃改定の実施が収益改善に寄与した。2026年1月には諏訪支店・名古屋流通センターを開設し自社集配サービスを強化。同業者とのトレーラー・トラクター方式による中継輸送も開始した。設備投資額は前期の29,086百万円から15,593百万円へ大幅に縮小した一方、減価償却費は16,182百万円(前期比18.9%増)に増加している。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 重厚長大貨物分野における積極的な取込み強化(同業他社の新規参入が限定的な高参入障壁分野)
- 電子電機部品・機械部品等の高付加価値貨物のシェア拡大による収益性向上
- 低単価・長期未改定顧客との運賃交渉および高単価荷主のシェア拡大による単価改善
- 諏訪支店・名古屋流通センター開設(2026年1月)による自社集配サービスの強化と受注量増加
- 同業者とのトレーラー・トラクター方式中継輸送の開始による輸送力確保と効率化
- 企業横断型中継輸送(baton)実証実験参画など同業他社・異業種との協業推進
- 集配貨物の少ないエリアでの協業推進による不採算エリアの生産性向上
リスク
- 人手不足の深刻化によるドライバー確保困難と輸送力制約(2024年問題に伴う労働時間規制の影響継続)
- 燃料費の高止まりによるコスト増加圧力
- 建設関連・生産関連貨物の伸び悩みによる輸送需要全体の力強さの欠如
- 減価償却費の増加(16,182百万円、前期比18.9%増)による利益圧迫
- エネルギー・原材料価格の高止まりや円安に伴う輸入物価上昇による荷主の生産・消費活動への悪影響
- 米国高関税政策・地政学的リスク等の外部環境悪化による荷動き減少リスク
- 物流効率化への対応要請の高まりに伴うシステム投資・オペレーション変革コストの増加
最終更新: 2026年6月24日

