トレイダーズホールディングス株式会社 logo

トレイダーズホールディングス株式会社

8704東証スタンダード証券・商品先物取引業

トレイダーズホールディングス株式会社 logo
トレイダーズホールディングス株式会社8704

金融商品取引事業

FX・暗号資産証拠金取引を核とするグループ主力セグメント

期間今期前期増減率
セグメント営業収益(外部顧客+内部)13,107百万円(2026年3月期)13,302百万円(2025年3月期)
セグメント利益5,974百万円(2026年3月期)6,109百万円(2025年3月期)
顧客口座数662,459口座(2026年3月期末)606,029口座(2025年3月期末)
顧客預り資産133,295百万円(2026年3月期末)112,271百万円(2025年3月期末)
トレーディング損益(連結)12,975百万円(2026年3月期)13,210百万円(2025年3月期)

事業詳細

子会社トレイダーズ証券が運営。FX証拠金取引(『みんなのFX』『LIGHT FX』『みんなのシストレ』)、FXオプション取引(『みんなのオプション』)、暗号資産証拠金取引(『みんなのコイン』)を提供。顧客は一般個人投資家で、インターネット経由で24時間リアルタイム取引環境を提供。収益の主体はトレーディング損益であり、顧客預り資産の増加が収益拡大の主要ドライバー。カバー取引により自己ポジションの為替変動リスクを管理する相対取引モデルを採用。

直近の概況

収益は小幅減も顧客口座数・預り資産は過去最高水準を更新

2026年3月期の金融商品取引事業の営業収益は13,107百万円(前期比1.5%減)、セグメント利益は5,974百万円(同2.2%減)と小幅減収減益。一方、顧客口座数は662,459口座(前期末比56,430口座増)、顧客預り資産は133,295百万円(同21,024百万円増)と顧客基盤は着実に拡大。LIGHTペアのみんなのFX導入、スイスフランキャリー取引の新規導入、カバー取引先4社追加、MT4からMT5へのシステム移行完了等の施策を実施した。

主要プロダクト

platform
みんなのFX

FX証拠金取引の主力プラットフォーム。2026年3月期よりLIGHT FXで提供していたLIGHTペアを導入し、スワップポイント競争力を強化。スイスフランキャリー取引を9月より新規導入し、中長期取引志向の顧客層の取引拡大および預り資産増加を図る。

platform
LIGHT FX

LIGHTペアにより業界最高水準のスプレッドおよびスワップポイントを提供するFX証拠金取引サービス。みんなのFXへのLIGHTペア展開の起点となったサービスであり、スワップ訴求による顧客獲得の中核を担う。

platform
みんなのシストレ

売買シグナル配信システムのMT4からMT5への移行が2026年3月期中に完了し、システム上の懸念点が解消。来期よりリピート系注文およびフォロートレードのEA搭載を強化し、FX領域の柱の一つとして本格成長フェーズへの移行を目指す。

platform
みんなのオプション

プライシング改善により2026年3月期に市場シェアが徐々に回復。来期にシステムの全面リニューアルが完了しリリースを迎える予定であり、より競争力の高いバイナリーオプションを投入し市場シェアのさらなる拡大を図る。

platform
みんなのコイン

暗号資産を対象とした証拠金取引サービス。2026年3月期末の暗号資産差入証拠金は197百万円(前期末235百万円)、暗号資産受入証拠金は103百万円(前期末275百万円)と縮小傾向にある。

成長ドライバー

  • 顧客預り資産の継続的増加(2026年3月期末133,295百万円、前期末比21,024百万円増)によるトレーディング損益拡大基盤の整備
  • LIGHTペアのみんなのFX導入およびスイスフランキャリー取引の新規導入によるスワップポイント競争力向上と中長期取引志向顧客層の取引拡大
  • カバー取引先カウンターパーティの分散(国内外金融機関4社追加)による流動性提供能力強化とリスク管理体制の強化
  • みんなのシストレのMT4からMT5へのシステム移行完了を受けた来期以降の本格成長フェーズへの移行(リピート系注文・フォロートレードEA搭載強化)
  • みんなのオプションのシステム全面リニューアル(来期完了予定)による競争力強化と市場シェア拡大
  • eKYC導入・FIDO2対応パスキー(3月28日導入)等のセキュリティ強化による顧客信頼性向上と不正取引対策の推進
  • 中期経営計画最終年度(2027年3月期)の顧客預り資産目標を150,000百万円へ上方修正(従来145,000百万円)

リスク

  • 外国為替市場のボラティリティ低下局面では顧客取引量が減少しトレーディング損益が大幅に圧迫される(2026年3月期のトレーディング損益は12,975百万円と前期比235百万円減)
  • FX業界における上位数社への取引シェア集中傾向が顕著であり、業界中位に位置するトレイダーズ証券は競争激化の影響を受けやすい
  • 競合他社とのスプレッド・スワップポイント競争の激化により収益が圧迫され、顧客獲得のための広告宣伝費等の支出増加が避けられない(2026年3月期の取引関係費は2,173百万円と前期比114百万円増)
  • カバー先金融機関との日々の決済や顧客分別金信託の受払に伴う多額の運転資金需要があり、海外カバー先からの資金受取に1〜2営業日を要するため一時的な多額立替リスクが存在(2026年3月期末の外国為替差入証拠金は13,720百万円)
  • 繰延税金資産の回収可能性判断に不確実性があり、将来の課税所得予測が変化した場合に法人税等調整額が増加し当期純利益が減少するリスク

最終更新: 2026年6月16日